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秋の庭園美術館
山陰路 D700と、D300と、ときどきD40編・第5回。


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「夜のJR出雲市駅」


今回の訪問では、ほんとにめずらしくパーっと晴れた日は少ないのですが
そのおかげでか、しっとりとした風景に出会えています。
空気が潤うことで木々もリラックスするからなのでしょうか。

でもその様子に慣れていないからか、その雰囲気を引き出すのは難しいですね~。
曇るとあまり出かけないたちなので・・・・・(^^;
ただD700は少々薄暗くて撮るのが大変な状況でも、躊躇することなく感度を上げられるのでその考えは大分変わりました。

表紙の写真はちょっと飛躍しすぎですけど(^^;
試しに手持ちでISO6400にして挑戦!
絞り5.6のシャッタースピード1/30、手前の路面に描かれているラインを見せるため暗部を少々明るく補正してあります。









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安来市内から南東に直線距離で約3kmのところにある清水寺。
参道にひっそりとたたずんでいた石仏が目にとまりました。
お寺自体も1200年近くの歴史がありますが、この石仏も苔むしていて年代を感じます。


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前回訪れたときは冬で、足下には雪が積もっていました。
今回は雪はありませんでしたが、日が差していないので鬱蒼としていました。
それでも結構有名な場所ですから、参拝客はそこそこいるんですよ。


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紅葉を期待して訪ねてみたんですが、まだちょっと早かったようですね。
拝殿の前から眺めると、一本の木がこのように色づいていました。
全山紅葉であれば三重塔を上がって眺めを楽しみたかったところですが、今回はあきらめました。


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所変わって足立美術館です。
以前一度訪問しているのですが、そのときは作品を見つつ少々急ぎ足でした(^^;
今回はちょっとのんびりと、喫茶室からの眺めも堪能しようということでいきなりブレイク☆

わたしはコーヒーを頼んだのですが、通常のスプーンと一緒に出てきたのがこの黒いスプーン(?)。
テーブルに置かれたリーフレットには「庭師が焼いた竹炭スプーン」とあります。
これを使って混ぜることで味がまろやかになるんだとか。
そういえば炭って、詳しくは知りませんがいろいろな効果があるらしいですよね。
ただ、わたしには「ちがいがわかる」はずはありませんので効果のほどは「?」。

なんせ 「不器用ですから・・・」


ちなみにこのスプーン、売ってます。
いくらかですか?
えっと・・・・・ノーチェックでした(^^;


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美術館内は作品が展示されている空間をのぞけば、撮影は基本的にOKです。
もちろん、三脚とフラッシュは禁止ですけどね。
そして喫茶室ですと、ソファに身を預けたりコーヒーなどを味わいつつ見事な庭園を堪能することができます。
混んでいると窓際の席が一杯ということもありますが、今回はラッキーなことに窓際へ。
すぐそばをハクセイレイがちょこちょこと散歩している姿も見られました(^^)


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曇っているおかげで窓から差し込む光はやわらかく、ブライスの撮影にはちょうどいい感じ。
ハーフマクロができるこのレンズだと、こんなにアップにできます。


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出掛けにソファーに座ってもらって。
こんなゆったりした席だったので、すっかりマッタリして長居しちゃいました(笑)


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足立美術館のポスターにある構図を真似して。


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庭園の奥に小さいながらも滝が流れ落ちています。
さりげなくあるので、意識して見ていないと見過ごしてしまいそうですね。


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窓枠を掛け軸や額縁に見立てて、自然の風景画に仕立てて。
見物するお客さんが多いですから、サッと撮って場所を譲ります。
本当はじっくりあわせたいところなんですが、ここの見所の一つですから独占するわけには行きませんよね(^^;


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このように、とても美しく手入れされている庭園。
今年も「庭園日本一」に選出されたようです。
この記念碑、前回見たときは「2003、2004、(中略)2007」と刻まれていて
もうそれ以上年号を刻みくわえるスペースはありませんでした。
「この先、どうするんだろう?」なんて言っていましたが、なるほど~。
その手があったか!(笑)



6枚目 D40+DX12-24mmF4G
ほかはすべて D700+AiAF28-105mmF3.5-4.5D
by sampo_katze | 2008-12-08 20:30 | 山陰・山陽 | Comments(2)
Commented by OM1ユーザー at 2008-12-10 00:32 x
出雲市駅は近くに母の実家があるので小学生の頃一畑電車で雲州平田からよく行きました。

その頃は出雲今市駅といっていたような気がします。
昔はここから大社線や立久恵峡の方へも電車が出ていて4線のターミナル駅でした。

そうだ今度立久恵峡にも行かれたらいいと思います。
出雲市駅から車で15分バスで30分で行けます。
出雲の層雲峡とも言われ、神戸川(かんどがわ)の清流に沿って約2kmほどにそそり立つ奇岩、柱石、老松古木が岩肌にからむ渓谷美が写真にもなると思います。

実は高校の時音楽部の男女10人くらいで行って、家内と初めてボートに乗った思い出の場所です。(笑)
Commented by sampo_katze at 2008-12-10 22:02
OM1ユーザーさん、こんばんは♪

出雲市駅、ウィキって見たら開業当初は「出雲今市駅」だったようですね(^^)
日光の手前にも「今市」という駅があるんですが、なにやら関係がありそうな感じがします。

で、さらにびっくり!
「立久恵峡」と一畑の関係をググってたどっていったら、
最寄の路線でもある東武鉄道と結びついちゃいました!
「根津嘉一郎」という名前は東武ファンなら知らない人はいませんから(^^;
なんだかとても親近感がわいてきました☆
ありがとうございます♪


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