ちょっとコワモテな魚たち
D700 de 水族館@しながわ水族館編・中編。


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「"ニモ"はいません」


今回はちょっと見た目がコワイ魚に登場してもらいます。

コワイ魚というと、真っ先に「サメ」が思い浮かびますよね。
スピルバーグ監督の出世作「Jaws」(ジョーズ、英語で"あご"の意味)のインパクトがあまりに大きく
それ以降に作られた映画などの影響もあってか、そのイメージが定着してしまいました。
ただ、映画に出てきた「ホホジロザメ」は普段はアザラシなどを食べていて
海中から泳いでいる人間を見上げたときにその動きがアザラシに似ているから、というのが原因としてあるそうです。
そもそもニンゲンは海洋生物ではないですから、積極的に人を襲うというのは考えづらいですもんね(^^;
余談ですが、人を襲う危険性があるサメは全体の1割未満の2~30種類だとか。

でも、海水浴場にサメが出たとなったら指示に従ってすぐに避難してくださいね。
いくら人を襲わない種類があるといっても、刺激を与えれば防御のために反撃される恐れがあるんですから。

と、ここまで御託を並べときながら実は今回サメは一切出てきません(笑)
「シャークホール」というサメのエリアもちゃんとあるんですけどね。


表紙の写真は、「東京湾に棲む生物たち」エリアのイソギンチャクたち。
かつて「汚れた海」の代名詞だった東京湾も、最近はずいぶんきれいになり干潟も造られるようになりました。
そこには野鳥も集まってきて、江戸前で潮干狩りなんてこともできるように。
そんな東京湾に住んでいる生物を展示してあるところで見つけた色とりどりのイソギンチャクです。
残念ながらここにはクマノミはいませんが、本編の前にちょっと一息ということで(^^ゞ


ジョーズ
ホホジロザメ
いずれも@Wiki









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アマゾンに住む猛魚「ピラニア・ナッテリー」です。
ガラスのそばでたたずんでいたので、その横顔をアップで切り取ってみました。
ISO3200でもノイズはほとんど見られないのですが、面白みに欠けるので少々粒状感を加えてあります。
口の中に見える歯も一緒に撮りこみたかったんですが、やはりマクロ領域では無理でしたね(^^;

ところで・・・・・。
わたしが古い図鑑で見た記憶では「アマゾンを渡る牛に集団で襲いかかる」というイラストが併記されていました。
これをみて「ピラニア=獰猛な魚」というイメージが植えつけられたんだと思います。

ところが、現地ではピラニアがいる川で子供たちが平気で泳いでいるんだとか。
実はピラニア自体はとても臆病な性格で、イワシのように群れで行動するんだそうです。
また自分より大きな生物を「積極的に」襲うことはなく、弱っているあるいは死んでいると判断されることがなければ大丈夫みたいですね。
もっとも、小さな傷口などがあったりすると危険かもしれませんが(^^;

余談ですが、現地でもっとも恐ろしい(「コワイ」なんて表現は甘すぎ!)「生物」は「カンディル」というナマズの仲間。
「人喰いナマズ」などと呼ばれることもあるようですが、これは決して大げさなことではなさそうです。
詳しいことはここでは書きませんけどね(汗)


ピラニア@Wiki


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「オオカミウオ」です。
英名は「Bering Wolffish」、「ベーリング海のオオカミウオ」を意味します。
この仲間は世界に5種類しかおらず、日本には北海道以北にいるこの種類のみだそう。
名前とは裏腹に、とてもの~んびりした様子でちょっと拍子抜けしてしまいます(^^;


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真正面から見てみると、
大きなお目目が飛び出しているようになってますね。
まさに「魚眼レンズ」って感じです(笑)

一番外側は目ではなく、保護ドームみたいな感じなんでしょうか。
中に黒っぽい瞳が見えていますし。


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名前の由来になったと思われる犬歯。
これを使って甲殻類や貝を噛みくだいて食べます。
全部で4本あるらしいんですが、ここでは2本しか見えませんでした。
まだ若い個体なのかな?

とある番組で、食材として「オオカミウオを釣り上げる」という企画をやっていて
「ほんとに食べられるの!?」って思っていたんですが・・・・・。
そもそも生息数が非常に少ないこともあってか、日本では食用にされないようですが
北大西洋地域では食用とされてるところもあるんだそうです。
生息地域のちがいから、この種類とは別なものである可能性が高いですけどね(^^;

おもしろ食材 オオカミウオ@川崎市中央卸売市場 北部市場



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ベラの仲間の「メガネモチノウオ」です。
別名の「ナポレオンフィッシュ」の方が通りがいいでしょうか。
わたしも和名のほうで言われると、聞いたことがないので「それ、何?(・・;」ってなりますから(笑)


メガネモチノウオ@Wiki


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和名の由来となったのは、目からえらの方向と口の方向にそれぞれ伸びる黒っぽいライン。
これに独特の形をした大きなお目目がつながっているので、メガネをかけているように見えたことからなんだそう。

一方の別名のほうはというと、こぶのついたおでこの形がナポレオンのかぶる帽子に似ていることが由来。
この個体はまだそれほど大きくなっていないんでしょうかね。

光の加減で肌の色が変わりますが、どちらもきれいな色です(^^)


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成長したオスは全長2mにも達するとても大型な魚。
海中で目の当たりにすると最初はビックリしちゃうかもしれませんね(^^;
でも、性格は人懐っこいようでダイバーにも人気があるんだそうです。

一度海中で出会ったら最後、すっかりダイビング沼にはまってしまうかも??
まるで海のカワセミみたいですね♪


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最後はかわいいのに登場してもらいましょう。
イソギンチャクの水槽の中で小さな魚がピコピコ泳いでいました。
名札はなかったんですが、形からしてカワハギの仲間の幼魚のようですね。


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水温計の吸盤が気になるらしく、しばらくここで遊んでいました。
大きなラッパを吹き鳴らしているような感じかな?


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「グラスフィッシュ」の水槽。
これは「トランスルーセントグラスフィッシュ」というナマズの仲間です。
鼻先からのびる2本のひげがチャームポイント☆

もう1種類「インディアングラスフィッシュ」もいたんですが、こちらはうまく撮れていないのでカットです(^^;


グラスフィッシュ
トランスルーセントグラスフィッシュ
いずれも@Wiki


すべてD700+AiAF28-105mm


次回は、魚なんだけど立ったまま泳ぐあの不思議な魚が登場します。
by sampo_katze | 2009-03-08 20:30 | 水族館 | Comments(2)
Commented by senkokk at 2009-03-09 23:03
このカメラの高感度は、さすがですね。
MarkⅢもせめてこれくらいならな~
ニコンを捨てたことを後悔しています(笑)
不景気でどうかわかりませんが、後継機に期待します。

さてさて、お魚たちのおもしろい表情をたっぷり切り取られましたね。
僕は、個人的には、ピラニアが好きです(^.^)
ナポレオンフィッシュのごつごつしさも、おもしろいです。
Commented by sampo_katze at 2009-03-10 20:52
せんこ~さん、こんばんは♪

ほんとに、このカメラの高感度特性は驚き以外の何物でもありません!
D70は400が限度、D40・D300もだいぶよくなったとはいえ800くらいまでか。
それがD700では1600は余裕、3200までも躊躇なく上げてしまいますからね~(^^;
しかも、今回の水族館シリーズはすべてNRをオフにしているんです。
後処理に時間がかかるのがいやだというのが理由なんですが
ここにアップするくらいならそれほど気にならないかなと。

でも、せんこ~さんは乗り換えて正解だったと思いますよ。
D3が出るまでの期間、待ってたら撮り逃していたシーンが山ほどあるんですからね(^^)
それに、いつまでも「観音様」も仏の顔のままではないでしょう。
次が出ても、MarkⅢならステップアップもそれほど大きな段差はないと思いますからね☆

今回は、できるだけ図鑑写真にならないように特徴をとらえてみようと思いました。
ピラニアの横顔のアップは結構お気に入りです。
意外とかわいい顔をしてると思うんですけどね♪

ナポレオンフィッシュは海で出会ったら、さらに面白そうですよ!


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