海月幻想
D700 de 水族館@新江ノ島水族館編・第3回。


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「相模湾の海中水槽」


「クラゲファンタジーホール」の手前に「深海コーナー」があります。
水族館の目の前に広がる相模湾は、駿河湾や富山湾とともに深海底を持つ内湾として世界的に知られているだそう。
さらに海洋研究開発機構(JAMSTEC)と共同で飼育が難しいとされている深海域の生物の長期飼育にも挑戦しています。

海底火山にできるチムニー(煙突)に群がる「ユノハナガニ」「トゲオオハラエビ」
成長すると全長45cm、体重1.7kgにもなる巨大なダンゴ虫の仲間「ダイオウグソクムシ」(大王具足虫)などが見られます。
エリア内のビデオでは「オオグソクムシ」の豪快な食事風景も流されていて、ちょっとしたホラームービーのようでした(^^;
深海の生物って結構グロテスクな外観なのが多いですが、それに加えてたくさんの具足虫がサバに喰らいつく様子は衝撃的です。
えのすいのHPにその様子がムービーで紹介されていますので、興味がある方はぜひどうぞ!
「オオグソクムシ えのすい」で検索しても出てきますよ。


表紙の写真は、えのすい最大の見どころの「相模湾大水槽」です。
水槽の大きさもさることながら、2つの造波装置を使って自然に近い潮の流れを再現したり
日本有数のマイワシ漁場にちなんだ8000匹ものマイワシの大群が見られたりなど
水族館と相模湾が直結して海中をそのままのぞいているような感覚を味わうことができます。
ここは水槽を一番広く見ることができる場所なので、人もたくさん☆
ケータイで写真を撮る人がいるのも今風ですね(^^)


海洋研究開発機構公式HP









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実際に写真にできたのは標本のみ(^^;
深海ってことで展示水槽も結構な暗さなんですよ。
おまけにガラスに張りついて撮ろうとすると相手が近すぎるし、かといってグソクムシは・・・・・(^^;;;;;;

これは「マメハダカ」というハダカイワシの一種。
うろこがとてもはがれやすく、網などで捕獲して船に引き上げることにはほとんどはがれおちてしまっているということが名前の由来です。
ただし、名前にイワシとありますが一般的なイワシとはまったく別の種類に属するようです。
うろこがはがれやすいという点はよく似てますけどね。


ハダカイワシ@Wiki


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こちらは「ワニトカゲギス」です。
これもハダカイワシと同様、てんぷらのタネなどで知られる「キス」(鱚)とはまったく無関係で
サケに近い仲間だそう。
それにしてもワニにトカゲと爬虫類の名前が2種類もついているのはどういったわけなんでしょうね?(^^;

ちなみにこれらの標本は2005年2月と4月に行われたJAMSTECの海洋調査船「かいよう」による
相模湾調査の際に収集されたものだそう。
水族館のすぐ前の海にもこんな深海魚がいるんですね~。

ワニトカゲギス目@Wiki


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さて、ここからが本命のクラゲです。
これは「サムクラゲ」・・・・・のはずなんですが(^^;
英名では「Fried Egg Jellyfish」(目玉焼きクラゲ)とあるように、傘の中心部分が黄色いため卵のような姿をしているんです。
でも、この写真では黄色い部分がはっきりしませんね(汗)


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おなじみ「ミズクラゲ」です。
四つ葉のクローバーのような模様が特徴ですね。


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ここのミズクラゲ展示水槽は日本最大級ではないかと思うほど大きいです!
さすが30年以上の飼育研究と展示手法がなせる技ですね☆
ただ、その大きさゆえに背後にある電飾掲示などが写りこんでしまうのが玉にキズ・・・・・かな?
ここではレタッチでちょこっと修整してあります(^^;
まぁ、無理して全体を撮らなきゃいい話なんですけどね(笑)


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フワフワと水の流れにまかせて。


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今度はちょっと派手なクラゲの仲間「パシフィックシーネットル」です。
説明文を引用してみます。

「シーネットルとは「海の刺草(イラクサ=トゲのある草)」の意味です。
 毒性が強く、ミミズ腫れになることもあります。
 世界最大級のクラゲのひとつとされ、当館でも傘の直径50cm、全長2m以上に成長させたことがあります。
 北アメリカ大陸の太平洋岸で見られ、日本近海には生息していません。
 この海域は寒流のカリフォルニア海流が流れているところなので、飼育水温も低く、12℃に設定しています。」


日本でいえば「カツオノエボシ」みたいな存在ですね。


シーネットル
カツオノエボシ
いずれも@Wiki


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傘の部分のオレンジがかった黄色がとても鮮やかで目を引きます。
比較的明るい水槽の上、シーネットル自体もコントラストが強いので撮りやすいというのもありますね(^^ゞ


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光と影と。


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こちらは「アトランティックシーネットル」
パシフィックもこれも英名では「Sea nettle」で、特に区別はしてないようです。
見た目が明らかにちがうんですけどね~(^^;

逆さになってただよっているその姿。
触手の真ん中の部分が女性の姿に見えて、ふと童話「人魚姫」のラストシーンが頭に浮かびました。


1枚目 D40+DX12-24mmF4G
8、11枚目 D700+VR105mmF2.8Gmicro
ほかはすべて D700+AiAF28-105mmF3.5-4.5D


次回は、冷たい海・暖かい海ゾーンの魚を紹介します。
by sampo_katze | 2009-05-09 23:59 | 水族館 | Comments(6)
Commented by み~ at 2009-05-10 09:47 x
おはようございま(ノ ̄〓 ̄)ノ ぶちゅ~

夕べの夢に猫さんが出てきたです。
夢らしい不思議な夢だった~
夢は記憶の「最適化」だっていう説もありますが、
いろんなのがない交ぜになって出て来た~(笑)

深海のダンゴ虫は遠い昔、陸から風に飛ばされて海に転げ落ちたのが祖先なんでしょーか。(爆)
クジラと一緒で海で生活する事により大型化したとか・・・。
なんちゃって・・・(-◇-;)

↓「いただきます」っていい日本語ですね。
実に日本らしいというか。

その前の江ノ電のレスは大うけでした。
うん。きっと逆の方向へ間違って行っちゃうな~。
猫さんは身をもって知ってるもんねェ。
逆に行っちゃった高速・・・・ ( ̄Д ̄;;
Commented by xharadax at 2009-05-10 18:01
こんにちは(^_^)

深海魚&クラゲ、、、
大好きな水族館の中でも、とりわけ魅力的ですね!
オオグソクムシ えのすい 見てしまいました、、、
エイリアンそのものですね!
クラゲの幻想的な雰囲気の中で
昔から大好きなプロぐれロック?聴いてみたいです(^_^)
Commented by sampo_katze at 2009-05-10 19:44
み~さん、こんばんは♪

そうそう、夢ってストーリーがめちゃくちゃでしょ!(笑)
どう考えたってそんなつながりないだろー!って夢の中でつっこみを入れたくなることもしばしば。
あと冷静になると大して面白くないのが、夢の中だとやたら面白いってこともあったりするんですよね~。
今回のもそんな感じだったのかな?(^^)

深海のダンゴ虫。
見た感じはどちらかというとフナムシに近かったですね。
あれがすんごく巨大になったというイメージ・・・・・(怖・汗)
海だと周りに何もないから一気に巨大化しちゃったのかもしれないですね~。
深海にいるので真っ白というのもちょっと・・・・・(^^;

「いただきます」は「もったいない」と同じで、ほんとにいい日本語。
日本人らしい発想ですね。

江ノ電は行き先をよく見ないと、反対方向に行っちゃいますからね。
実はわたしもやらかしたことがあるんですが(爆)
そのときはフリーきっぷだったので「まぁいいか☆」と(笑)

でも、高速はそうはいかないですもんね~( ̄Д ̄;
ただあわてて戻っても仕方ないから、これも「まぁいいか☆」ってことで(^^ゞ
Commented by sampo_katze at 2009-05-10 19:48
haradaさん、こんばんは♪

深海魚のコーナーって、今まで訪ねた水族館では特になかったような記憶が(^^;
それだけえのすいの深海に対する技術が高いんでしょうね!
おかげでバラエティに富んだ展示があって、とても楽しめます☆

オオグソクムシ、すごいでしょ!
わたしもVをみて、ちょっとショックを受けましたから(^^;
毎週土曜限定で「実演」があるようなので、今度訪ねるときはぜひ見てみたいなとも(笑)

クラゲとプログレ、いいですね~♪
それにお酒なんかもあったら最高!?(笑)
Commented by ふうたろ at 2009-05-10 22:01 x
ちは~。
すごいペースでの更新が続いてますが、きっとネタは
もっと溜まってるんでしょうね、見習いたいです(笑)

大王具足虫、お食事シーンを見てしまいました。
なんか、オームに似てるような感じですが、いつか実物を
見てみたいです♪(ゲテモノ好きかも?)

水族館は、しばらくご無沙汰してましたが、また行ってみたく
なりました。
Commented by sampo_katze at 2009-05-11 21:02
ふうたろさん、こんばんは♪

おかげさまで、連休前半に歩いたおかげでたくさん歩いて撮ることができました。
でもアップできるかどうかはまた別の話でして・・・・・(T∇T;
セレクトするのも一苦労ですからね(笑)

オオグソクムシ、すごい食欲でしょ!
これも深海だとなかなかえさにありつけないゆえ、なんだそうですよ。
なのであんなシーンが展開されるんだとか(^^;
わたしも機会があれば目の当たりにしてみたいです。
まぁ、撮れるかどうかは別ですが(笑)

水族館は楽しいですよ♪
でも、ボディ沼&レンズ沼という恐ろしい「展示物」が隠れているかもしれないのでお気をつけて!(爆)


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