変装名人の魚たち
葛西臨海水族園でリマッチ!編・第3回。



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「どこにいるのかな?」


敵から身を守る、卵を守る、あるいはえさを取る。
目的はシンプルですが、魚たちはそれを遂げるためにほんとに様々な方法をとっています。
今回は撮った魚の中でちょっと面白い形をした魚をピックアップしてみました。


表紙の写真は「リーフィーシードラゴン」(中央)と「ワーティープラウフィッシュ」(右)です。

「ワーティープラウフィッシュ」は「パタエクス科」というちょっと聞きなれない分類に属している魚です。
カサゴ目に分類されますが、体の構造の特徴からスズキ目に含めるという見解もあるんだそう。
ちょっと微妙な存在のようですね(^^;
この写真では海藻にくっついていますが、
普段は岩に擬態していることが多いようです。
頭でっかちでちょっとゴツゴツした感じの魚なので、岩場のほうが目立ちませんからね。

「リーフィーシードラゴン」は見たまんま!
色といい形といい、海藻そのものに変身してしまったようなタツノオトシゴの仲間です。
ちなみにその左に立っているのは本物の海藻です(笑)


カサゴ目@Wiki









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水槽の上の方で漂う「リーフィー~」。
色が適度に枯れたような感じになっていますね。


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こちらは水面近くを漂っています。
上から見たら流れ藻かなにかにしか見えないでしょうね。


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「北海水槽」にいるカレイの仲間「プレイス」(Plaice)。
「ヨーロッパプレイス」(European Plaice)とも呼ばれ、最大では1mに達するものもあるんだそう。
この水槽では天敵もいないので砂に隠れたり擬態したりしてませんが、これもかくれんぼの名人です。
逆に水槽内を体を波打たせながらゆ~っくり泳いでいる姿を見ることができました。
残念ながら写真には撮れませんでしたが(^^;


カレイ@Wiki


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正面の様子。
目と口の向きが独特ですね~。
ひれの部分もなんだかムカデの足のようにも見えますし(^^;


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「カリフォルニア」水槽の「ファインスポッテッドジョーフィッシュ」
スズキ目スズキ亜目アゴアマダイ科の魚です。
名前の「ジョー」は英語では「jaw」で、最大の特徴である大きな口を指しているものと思われ。
まぁ、この向きでは肝心の口が見えないのでわかりづらいですが(^^;

その大きな口で砂に穴を掘り、そこを隠れ家とします。
敵が来ると穴の中に引っ込んでしまうんですね。


ファインスポッテッドジョーッフィッシュ@Weblio辞書
スズキ目@Wiki


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で、一緒にいるのが人手の一種、「チョコレートチップスター」です。
なんだかお菓子みたいな名前ですが(笑)
でも見た目の印象もそのまんまで、チョコレートチップをちりばめたクッキーみたい(^^)


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ここにいるのは2匹で、つがいです。
向かって右側にいたオスが口の中から定期的に「何か」を出したり引っ込めたりしていました。
その「何か」とはなんと卵です!
オスは卵を敵から守るため、口の中で保護するんだそう。
ずっと口に入れたままではなく、出し入れすることで新鮮な海水に卵を触れさせているんですね。
無事稚魚が生まれるといいな☆


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こちらはメス。
というか、オスは上の1枚だけなんですが(^^;

オスメスの区別ですが、背びれの色で判断できるのかな??
オスは黒っぽく、メスは白っぽいような感じですが・・・・・。


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最後は海底にある岩、ではなく「オニダルマオコゼ」
肉食の魚で、こうして海底にじっとして獲物が近づいてくるのを待ちぶせています。
ほかにも砂に潜って目と口だけを出していることもあるんだとか。

獲物となる魚や甲殻類にとっては危険な魚ですが、ニンゲンも例外ではありません。
「オニオコゼ」の仲間はどれも背びれに毒針があるんですが、「オニダルマオコゼ」の毒性は大変強力。
刺されると死に至ることも(汗)
でも、生息地の1つの沖縄県久米島などでは食用にしているようです。
う~~ん、なんだか複雑(^_^;


オニダルマオコゼ@Wiki



すべて D700+AiAF28-105mmF3.5-4.5D


次回は最終回、今回のお気に入りの魚たちを紹介します。
by sampo_katze | 2009-10-24 19:30 | 水族館 | Comments(0)


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