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自由の国・亜米利加
D40で世界遺産めぐり in 鬼怒川編・第8回。


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「憂い顔の女神」


「東武ワールドスクウェア編」の第2部のスタートは自由の国「アメリカゾーン」です。
通常ルートですと、「現代日本ゾーン」に続く2番目の展示エリアにあたります。
かつて世界一の高さを誇った歴代の高層建築が立ち並ぶので、
比較的小さいスペースながらその大きさに圧倒されますよ(^^)


表紙の写真は、アメリカのシンボルの「自由の女神像」です。
アメリカ合衆国独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランス人民の募金で贈呈され、
1886年に完成、1984年に世界文化遺産に指定されています。
当然ですが、造られたのはアメリカではなくフランス国内。
1878年のパリ万博で一足先に完成した頭部を展示、1884年にパリで仮組み完成させた後
214個に分解してアメリカに運び込んで組み上げたんだそうです。

それにしても光の加減なのか、女神の表情がちょっと曇ってるように見えるんですよね。
こんなに憂いを帯びた表情でしたっけ・・・・・?(・・;


アメリカ合衆国公式観光ウエブサイト
City of New York (ニューヨーク・マンハッタンの総合情報サイト)
自由の女神像(ニューヨーク)@Wiki









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「自由の女神像」を真後ろから。
前からの写真はあるけれど、後からというのは見たことがなかったので(^^ゞ
王冠につけられている7つの突起(7つの大陸と7つの海に自由が広がるという象徴)もよくわかります。


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自由の女神が太平洋を渡って東京観光をするの図!?
ちなみに東京お台場にもフランス政府公認のレプリカがありますが、向きはこれとは正反対。
東京タワーに背中を向けています。
なので後ろを振り向かないと都心の様子を見ることはできません。
ちょっと気の毒?(^^;
あ、でも写真を撮る身としては都心を背景にして撮れるからいいのか!


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対岸の地面に描かれた足形は「自由の女神像」の実物大のもの。
サイズがどれくらいなのかはちょっとわかりません。
説明板には書いてあったかもしれませんが、撮り忘れてるし(汗)
でも、マンホールがあるのでそれが少し参考になる・・・・・かな??


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「アメリカゾーン」の入口にある「イーストリバートンネル」
でも、そんな名前のついたトンネルはないようなんですが??
いずれにせよ、この向こうは「アメリカゾーン」です(^^;


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マンハッタンといえばやはり摩天楼ですよね☆
今はそれこそ世界中に超高層ビルがあり、別段めずらしい風景ではなくなっていますが(^^;

左から順に
「ワールドトレードセンター・サウスタワー」(1973年、417m)
「同・ノースタワー」(1974年、528m)
「フラットアイロン・ビル」(1902年、87m)
「エンパイア・ステート・ビル」(1931年、443.2m)
「クライスラー・ビル」(1930年、319m)
です。
( )内は完成年および全高。


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建物の高さではほかにはおよびませんが、その存在感が際立っているのが「フラットアイロン・ビル」です。

「ニューヨーク5番街とブロードウェイが交差する三角地帯に建っているのがこのビルです。
 完成した1902年当時は超高層ビルとして、約30年後のエンパイア・ステート・ビルができるまで
 マンハッタン一の高いビルでした。」
(※)

実際には、1899年に高さ119.2mの「パークロウビル」(Park Row Building)が完成していました。
ですのでこのビルがマンハッタン一になったことはないようです。
でも三角形をしたビルというのはめずらしいですから、そのインパクトは強烈ですね~。
一番細いところでは幅1m弱しかないというのですからさらにオドロキ!!
よく倒れないもんだな~と、ね(笑)


フラットアイアンビルディング@Wiki


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優美な姿が印象的な「クライスラー・ビル」です。

「高さ320m、77階のアールデコスタイルのビルで、
 うろこ状の塔の先端部分はクライスラー自動車のラジエーターをデザインしたといわれています。
 高さでは、エンパイア・ステート・ビルなど、高いビルが多くありますが、
 その形の美しさでは、現在でもこのビルを最高位にあげる人が多くいます。
 付帯施設:セントラルパーク野外音楽堂」
(※)

1930年の完成当時は世界一の高さでしたが、翌1931年にエンパイア・ステート・ビルが完成。
世界一の座はあっさり奪われてしまいました。
でも、秀逸なデザインは負けていませんね。


クライスラービル
セントラルパーク
いずれも@Wiki


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高層部をアップに。
先端部分はラジエターをデザインしたものというのは有名な話ですね。
さすがは自動車メーカーのクライスラーといったところでしょうか。
これが夜になるとこの部分が光輝いて、その美しさをより一層際立たせてくれます。
あ、でもTWSではどうだったかな?(^^;


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こちらは地上の入口。
1階部分はかなり天井が高くなっているようです。


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2010年3月現在、ニューヨークで最も高いビルが「エンパイア・ステート・ビル」です。

「ニューヨークの超高層建築である摩天楼は1930年代に出現しました。
 その中でも、ニューヨーク5番街にあるこのビルは、高さ380m、102階の超高層建築で
 映画「キング・コング」にも登場した有名な建物です。
 付帯施設:窓拭きゴンドラ」
(※)

前述の「クライスラービル」から世界一の称号を奪うべく、急ピッチで建設されたそう。
でもこのビルが建設されていた頃はちょうど「世界恐慌」(1929年~)があったわけで・・・・・。
よくもまぁそんな状況でこんなビルが建ったものだと、ちょっと感心してしまいます(^^;


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正面入口。
エントランスホールは吹き抜けになっているようですね。


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摩天楼を記念写真風に。
背景に「東京タワー」も入りました(^^)
実際に並べると「クライスラービル」と「東京タワー」はほぼ同じ高さになるんですね(320mと333m)。
でも完成した年は30年もの開きがあるというのがすごい・・・・・。


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最後は首都ワシントンにある「ホワイトハウス」です。

「アメリカ合衆国の大統領官邸で、合衆国第2代大統領、ジョン・アダムズの時から使用されています。
 ワシントンのペンシルバニア街にあって、白亜に彩られた建物なので、この名前で呼ばれています。
 テレビのニュースなどで、日本でもおなじみです。」
(※)

初代ではなく、第2代から使用されていたというのを実は知りませんでした(^^;
まぁ、初代の頃はそんな余裕はなかったということでしょうか。


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これもめったに見られない(?)ホワイトハウスの後ろ側。
こんな構造になってるんですね~。

余談ですが、アルゼンチンには「ピンクハウス」というのがあります。
「なんじゃそりゃ!?」と思われるかもしれませんが、れっきとした「大統領府」。
かつてアルゼンチンには「エデラーデス」(赤の党)と「ウエタリオス」(白の党)という二大政党がありました。
1873年にこの2党が統合されるんですが、それにあわせて大統領府の色を赤と白を混ぜたピンクにしよう!となったためなんだとか。
笑い話のようで、実はちょっといい話?


1~3、5枚目 D40+VR70-300mmF4.5-5.6G
6枚目 D40+DX12-24mmF4G
ほかはすべて D40+DX18-55mmF3.5-5.6GⅡ

(※) ・・・ 案内板から引用。


次回は、「アメリカゾーン」の住人たちの動きに注目してみます。
by sampo_katze | 2010-03-20 20:50 | 散歩 | Comments(0)


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