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薄暮の青森港町を歩く
青森津軽&秋田男鹿半島めぐりポタ編・第6回


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「西日の青森ベイブリッジ&青い森鉄道 17:12」


「青森県」編の最終回です。
今回の訪問で利用した「JR津軽線」「青森駅」から「三厩駅」(みんまや)までを結ぶ55.8kmの路線です。
このうち通称「津軽海峡線」と呼ばれる「中小国駅」(なかおぐに)までは乗ったことがありましたが、その先は未踏破区間でした。
そのため今回の訪問でここも踏破し、ようやく「JR全路線」の踏破が完了!
・・・・・ところが、実はまだ「おおさか東線」が残っていました(^^;
まぁ、それはまた別の機会に。

ところで、帰りに利用した「三厩駅」から「青森駅」までの直通列車は所要時間は約1時間50分です(1)
うち途中の2駅で10~15分ほど列車交換の待ち時間があり、その分余計に時間がかかるんです。
単線なんで仕方ないんですけど、ちょっと長すぎのような気もしますね(苦笑)
ちなみにこの1本後の列車は「青森」までの最終列車で、途中「蟹田駅」での乗換えが必要です(2)

(1) 三厩15:21 → 青森17:08

(2) 三厩17:43 → 青森18:55

※これは蟹田から特急を利用したときの行程で、後発の普通に乗り換えると19:43着になります。

さて、ひとまず宿に戻って「Brompton」を部屋に置きます。
その後、駅周辺をぶらりと歩いてみることにしました。
暑いのでもう1度出るのもちょっと億劫なんですけど、今回はちょっと気が変わりましたので。


表紙の写真は、改札に向かう途中に跨線橋から眺めた「青い森鉄道」の車両と「青森ベイブリッジ」(以下、ベイブリッジと表記)です。
「青い森鉄道」は「東北新幹線」の延伸開業時、「青森県」内の「東北本線」を引き継いで誕生した鉄道です。
車両は「JR701系」と同じで名称は「青い森701系」となっており、イメージキャラクターの「モーリー」のイラストが描かれています。


青い森鉄道公式サイト
青い森鉄道@Wiki


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「ベイブリッジ」の足下に三角屋根が連なった建物があります。
ここは「A-FACTORY」(エー・ファクトリー)という商業施設。
2010年(平成22年)12月に「東北新幹線」「新青森駅」まで全線開業したことに合わせてできました。
ご当地名産「リンゴ」を使って造る「シードル」の醸造過程を見ることができる工房が1階の中央にあります。
その周囲には8件の飲食店などがあり、「十和田」地方のご当地グルメ「バラ焼き」が味わえるお店も。
でも、今回は訪ねてません(^^;

JR東日本青森商業開発
A-FACTORY@Wiki


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「ベイブリッジ」の橋脚部分。
ここから橋の上に出ることができます。
メタリックですが、どこか生物的な外観の階段ですね。


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駅の北側に係留されている、かつて「青函連絡船」として活躍していた「八甲田丸」
運航最終日の1988年(昭和63年)3月13日、「青森」発「函館」行きの最終便に充当されました。
その年の7月から9月まで「青函トンネル開通記念博覧会」のパビリオンとして展示された後、翌年いったん「横浜」に回送され改造工事を受けます。
そして1990年(平成2年)7月からは「博物館船」として一般公開を開始、現在に至ります。

青森市港湾文化交流施設HP
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸@Wiki


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煙突につけられた「ファンネルマーク」
現役引退時は「JR北海道」のロゴでしたが、現在は「国鉄」を表す「JNR」に変更されています。
おそらく改造工事の際に戻されたんでしょう。
個人的にはこちらのほうがかっこよく見えるので好きですね☆
そして煙突の後側には「煙突展望台 -視界360度-」の文字が見えます。


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この建物は「青森県観光物産館アスパム」
ちょっと変わった形をした建物で、駅前からも三角形の特徴あるフォルムが目を引きます。
これは真横から見たところ。

青森県観光物産館アスパム


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正面に回ってみるとこんな感じ。
エレベータの上についている意匠も三角形と徹底しています!(笑)

ちなみにわたしが立っているところは、建物前の広場をはさんで向かいにある遊歩道。
「アスパム」の正面近くには三角形に突き出した部分があります。
でもそこに立っても真正面にはならないので、写真のように少し右寄りに立つ必要があります。
最初はてっきり合ってるものと思ったんですけどね。
ここはしっかり合わせてほしかったな~(^^;


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夕暮れ迫る「ベイブリッジ」をシルエットで。


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「八甲田丸」も組み合わせて。
だんだんいい色になってきました。


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この日の日没は19:00ちょうど。
あと30分ほどありますが、西には雲がかかっているため太陽の姿は早々に見えなくなりました。
でも雲に夕日があたると思わぬ光景が見られることがあるので、あきらめるのはもったいないです。
今回のはちょっと物足りない感じでしたが、もう少し光が強ければ雲の底がオレンジ色に輝いていたでしょうね。


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ライトアップされた橋脚部分。


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「八甲田丸」を飽きずにもう1度、今度はSS1秒です。
カメラを手すりに乗せて上から押さえつけるように固定。
さらにブレをできるだけ軽減するために「ミラーアップ」+「露出ディレイモード」で撮影しました。

※詳しく書くと面倒なので簡単に(^^;
 ミラーアップ:ミラー動作による振動を抑えるため、シャッターボタンを押すとミラーが上がりもう1度押すとシャッターが切れる。
 露出ディレイ:シャッターボタンを押してから1秒後にシャッターが切れる。


ところで船室には明かりがついていて、船内にも人影が見えました。
あとで調べてみると「八甲田丸」は19:00まで開館しているんだそう。
でも最終受付は18:00までとのことなので、ギリギリ間に合いませんでした。
もっとも内部を公開していることも知らなかったんですからどうしようもありませんよね(^^;


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最後は4秒に挑戦!
今度は「ファインダー」をのぞくのが大変だったので、「ライブビュー」を使用しました。
これは「ミラーアップ」と同時使用できないので、「セルフタイマー」を5秒に設定して対応しています。
また「露出ディレイモード」はそのままです。
条件を変えて何枚か撮りましたが、この1枚だけが奇跡的にほぼブレずに撮れました☆

この前後は2秒でもブレているのがありましたね。
まぁこんな苦労するくらいならおとなしく三脚を持ってくればいいんですけどね(^^;


7枚目 D700+AiAF20mmF2.8D
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は2日目、なまはげの里・男鹿半島を走ります。
by sampo_katze | 2012-10-23 20:45 | 東北 | Comments(0)


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