チョウザメと北の海の海獣
アクアマリンふくしまを訪ねる編・第2回


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「ウロコの模様が名の由来」


入ってすぐの「海・生命の進化」のエリア。
ここには「三葉虫」「アンモナイト」から初期の魚類まで、様々な化石も展示されています。
また、「生きた化石」と呼ばれる「オウムガイ」「カブトガニ」なども。
初期の生物から魚類の進化の過程を説明した展示も豊富にありました。
その後半には、比較的古い特徴を残した「チョウザメ」「オオサンショウウオ」などもいます。


表紙の写真は、「アムールチョウザメ」です。
「アムール川」「黒竜江」(こくりゅうこう)とも呼ばれる「ロシア」の極東部と「中国」最北部の境界を流れる川。
そこや「バイカル湖」が主な生息地となっているんだそう。


「チョウザメ類
 体の形がサメに似ていて、蝶の形をした大きなウロコがあることからチョウザメとよばれます。
 サメ類ではなく、中生代に繁栄した硬骨魚類の軟質類(なんしつるい)に分類されます。
 ヒゲを使って水底の小型生物を探し、下向きに飛び出す口で吸い込みます。
 キャビアを採るため、各地で養殖されています。」



チョウザメ目
バイカル湖
いずれも@Wiki


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かなり大きい「シロチョウザメ」
冒頭の説明以上のことが書いてないので詳細は不明です(^^;

余談ですが、「キャビア」が取れる大型種「オオチョウザメ」「ベルーガ」といいます。
これは「シロイルカ」も意味しますが、元は「ロシア語」「白い」を表す言葉なんだそう。
でも「オオチョウザメ」の体色は実物を見たことがないんですが、白ではないようなんですよね。

オオチョウザメ@Wiki


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顔のアップ。
あごの下にはヒゲが2本見えますね。


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鼻の長い「ヘラチョウザメ」
英名の「パドルフィッシュ」というのも言い得て妙ですね。
ちなみに名前は「チョウザメ」ですが、一般のは「チョウザメ科」に対しこちらは「ヘラチョウザメ科」に属していて微妙にちがうようです。

ヘラチョウザメ@Wiki


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これは「ロングノーズガー」

「掛川花鳥園」「スイレンプール」の一角にもいます。
でも水面越しに見るために難しく、わたしは1度も見たことがありません。
なので姿を見るのはこれが初めてです。

「ガーパイク類
 ガーパイク類は、中生代に繁栄した全骨類(ぜんこつるい)に属し、現在繁栄しているイワシやスズキなどの
 真骨類(しんこつるい)とチョウザメなどが属する軟質類の中間段階を示す魚類です。
 水草や倒木の影に潜み、近づいた小魚をワニのような口で捕らえて呑み込みます。
 現在では1属5種が生き残っているにすぎません。」


ガー目@Wiki


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細長い体を正面から。
口を閉じているのでわかりませんが、この中には結構するどい歯が並んでいたりするのかな?(汗)
「花鳥園」でも水槽の中に手などを入れないで、と注意書きがされていますからね。


さて、展示室の奥にあるエスカレータに乗ると一気に4階へと上がります。
すると屋外の屋根のない通路に出ます。
薄暗いエリアばかりでなく、時折こうして明るいところに出るというルートはめずらしいですね。


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「ふくしまの川と沿岸」のエリアを進むと、その先には「イワシ」が泳ぐ水槽が。
ここは2階にある「潮目の海」という大水槽の上部です。
3フロアにまたがる巨大な水槽なんですね。

日の光に当たって銀鱗が輝きます。
でもこういう群れを撮るのは屋内外問わず難しいです(^^;


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向かいの水槽では優雅な姿を見せる「ホウボウ」を発見!
突然のことだったので、あまり大きく撮ることができませんでしたが(汗)

過去に別の水族館で2回くらい見かけたことがあったんですが、ぜんぜん撮れず断念。
でも今回はガラスの影響でやや不鮮明ながらも、胸びれを広げて泳ぐ姿が見られました。
しかも砂地に映る影も同時に見られたのはウレシイ☆
まるで空を飛んでいるかのようですね。


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「北の海の海獣・水鳥」のエリアへ。
こちらは岩場の上でお昼寝中の「トド」のメス。
「フク」「ラーズ」の2頭いるそうですが、見分けがつきません(^^;


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しばらく眺めていたら大あくび!
のんびりしている感じがいいな~。


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と思っていたら、そこにオスの「イチロー」ともう1頭のメスが登場。
けんかなのか、じゃれているのかわかりませんが、結構激しく動き回ります。


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岩場の上を独占し、雄たけびを上げるの図?


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でも、すぐに目がトロンとしてきて・・・・・。


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岩の上に伏せたと思ったらすぐ大あくび!
彼にとって、少々日差しが強くて暑くても関係ないようです。
暑がりのわたしはそれがちょっとうらやましいな~、なんて(^^;


このとなりには「エトピリカ」「ウミガラス」がいたんですが、こちらはかなり暗くて無理でした。
目線が水面に近いところにあるためか、水槽の表面が水滴で見づらかったというのもありますね。


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再び屋内に入って「オセアニック・ガレリア」(海の博物館・海の科学館)へ。
その一角に「サケ」の展示コーナーがありました。
これは2011年春に生まれた幼魚だそう。
そういえば小さいとはいえ、「サケ」をこうして眺めるのって実は初めてだったりします。
全体が白銀のように輝いて見えるのが印象的ですね。

このエリアでは「サケ」に関するいろいろな説明がされていました。
そのうちの1つを以下に紹介します。

「荒巻サケ?新巻サケ?
 "荒巻サケ"から"新巻サケ"への名称の変遷はいくつかの説があります。
 冷凍技術が発達していなかった頃、大量に取れるサケを保存する方法として塩蔵することが古くから行われていました。
 "荒巻サケ"と呼ばれる由縁は、塩蔵加工中に形が崩れないように『荒縄を巻いていた』ことにあるといわれています。
 また『サケに塩をして蓆(むしろ)で荒く巻いた』、『サケに塩を荒く撒いた』などの説もあります。
 昔は御歳暮の贈答品として、西日本では寒ブリを贈るのに対し、東日本では"荒巻サケ"が多く用いられていました。
 その際、お使い物の荒巻サケを『新しい藁(わら)で巻く』ことから、藁の部分を省略し"新巻サケ"とよばれるようになりました。
 また、『薄塩(甘塩)にして長期保存せず早いうちに食べる』つまり『新しいサケを食べる』が語源ともいわれています。」



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最後は「パラオ珊瑚礁水槽」から。
「ダイバー」に人気の「マンジュウイシモチ」です。
奥に写っているのは「キンギョハナダイ」かな?
右上にちらっと見える青いのは「ルリスズメダイ」
ほかにもいろいろな魚がいるんですが、割愛します(^^;


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、熱帯アジアの水辺からサンゴ礁の海のエリアをめぐります。
by sampo_katze | 2012-11-06 20:40 | 水族館 | Comments(0)


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