オホーツク海の生き物
アクアマリンふくしまを訪ねる編・第4回


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「コワモテの魚」


2階の「サンゴ礁の海」の次は館内最大の水槽「潮目の海」があります。
「福島県」の沖合いは南からの暖流「黒潮」と北からの寒流「親潮」が出会うところ。
それを表現するために2つの水槽をつなげて展示しているのが特徴です。
また境目の下層部分は三角形のトンネルになっていて、2つの海流の中を歩いていくような感覚が得られます。
でも、今回はこの水槽の写真をなぜか撮ってなかったんですよね(^^;

そしてその先にあるのが、今回紹介する「オホーツク海」のエリアです。
ここのエリアの魚は比較的動きが少ないので撮りやすいですね。
その分、枚数もちょっと多めになります(笑)

「オホーツク海
 オホーツク海では、シベリアの大河、アムール川から流れ込む大量の淡水が海面に広がります。
 そしてここに冬の強い風が吹きぬけると、海面が凍り、それが流氷となります。
 流氷には多くの植物プランクトンが含まれています。
 これらは氷が溶ける春になると急激に増え、動物プランクトンのよいえさになります。
 また動物プランクトンをめあてに多くの魚が集まります。
 流氷は豊かな北の海の生き物を育みます。」

※説明板より引用


表紙の写真は、岩の間にはさまっている(?)「オオカミウオ」です。
大きな口の中に見える鋭い牙、目もギョロッとしていてなかなかいかつい顔ですね~。
上に並んでいるのは「アカホヤ」です。
食用になるそうですが、今まで見たことも聞いたこともありませんでした(^^;
流通量が少ないためなんでしょうけどね。


オオカミウオ
ホヤ
いずれも@Wiki


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胸びれで体を支えるようにしているのは「トクビレ」
名前の由来となった、体の割りに大きなひれが特徴です。
オスはこれが特に大きいようですので、こちらは召すかもしれません。

体の形が八角形をしていることから別名「ハッカク」とも呼ばれます。
食べると美味とのことです。

トクビレ@Wiki


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「トクビレ」の仲間の「クマガイウオ」
「平安時代」末期の「源氏」方の武将「熊谷直実」(くまがいなおざね)がその名の由来とされています。

クマガイウオとは@Weblio辞書
熊谷直実@Wiki


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少しわかりづらいですが、その奥にいる赤い魚は「アツモリウオ」
こちらも同じく武将「平敦盛」(たいらのあつもり)がその名の由来とされていて、
着用していた「鎧」または「母衣」(ほろ、矢よけのための防具)の色にちなんでいるとのこと。
もっともその史料がないので、真偽は不明ともいわれているようですが。

ちなみに「熊谷直実」と「平敦盛」は「源平合戦」の中の1つ「一ノ谷の戦い」で相見えています。
詳しいことは省略しますが、この一件は「平家物語」の名場面の1つになってます。

アツモリウオとは@Weblio辞書
平敦盛@Wiki


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その右にはモコモコの貝のようなを背負った「ヤドカリ」が。
ネームプレートを見ると「カイメンホンヤドカリ」とありました。
その名の通り「カイメン」の穴に入り込むそうなんですが、となると背負っているのはなぜでしょう?(^^;

ホンヤドカリ@Wiki


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「ホカケアナハゼ」
あごの下にたくさんのヒゲが生えていますね。
鼻先にも2本、上向きについています。


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こちらは「ラウスカジカ」
「トクビレ」からここまで、すべて「カサゴ目」に属する魚たちでした。

カサゴ目@Wiki


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「タラ科」「コマイ」
漢字では「氷下魚」と書きます。
干物で食べるそうですが、これが相当硬いらしい!
「タモリ倶楽部」の2010年2月5日放送分「アゴが軟弱な全人類に告ぐ!軟らかいが偉い?一番硬いつまみ大賞!!」では
見事に大賞に輝いてました☆
そして、それを丸ごと1匹を完食してしまった「劇団ひとり」の人間離れした強靭なアゴにも驚かされましたね!(^∇^;

コマイ@Wiki


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そして冷たい海といえば「カニ」!?
ということで、まずは「タラバガニ」
足が3対しかないので本当は「カニ」ではなく「ヤドカリ」の仲間なんですけどね。
漢字では「鱈場蟹」と書きますが、これは「タラ」の漁場で獲れることからつけられたんだそう。
なおこの写真では縦になってますが、けっして回転させるのを忘れたわけではありません(笑)

タラバガニ@Wiki


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続いて「ハナサキガニ」(花咲蟹)。
「タラバガニ属」なので、こちらも「ヤドカリ」の仲間。
一見しただけではこの2種の区別はつきにくいですが(^^;

ハナサキガニ@Wiki


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お腹はこんな感じ。


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そして「ベニズワイガニ」
この水槽にはたくさんいたので、なんだか「カニ料理店」のいけすを見ているような気分になりました(笑)
ちなみに厳密には「ズワイガニ」と区別されるようですが、素人目には違いがわかりません(^^;

ズワイガニ@Wiki
香住観光協会


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その中にひょっこり紛れ込んでいる(?)のがこの「ユメカサゴ」
生息地域が同じなのかな?

「ノドグロ」という別名で呼ばれることもあるようですが、これは「アカムツ」という魚も同じ。
「アカムツ」=「ノドグロ」というイメージなので少々ややこしいんですが。

ユメカサゴ@Weblio辞書
アカムツ(ノドグロ、ノドクロ)@旬の食材図鑑


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「ユメカサゴ」の前に立ちふさがるかのような「ベニズワイガニ」。
「五条大橋」で対峙する「牛若丸」「武蔵坊弁慶」みたい?


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最後は「ボウズカジカ」
「ウラナイカジカ科」というグループに属しています。
それ以上のことはわかりません(^^;

ウラナイカジカ科@Wiki


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は最終回、シーボーンアート作品の展示などを紹介します。
by sampo_katze | 2012-11-10 21:10 | 水族館 | Comments(0)


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