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Day1-5・順路のない水族館
伊勢・知多半島ポタ&掛川花鳥園編・第6回


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「ご当地ポスト@鳥羽水族館」


次の目的地は、「伊勢」に来た水族館好きは必ず訪れるという(ほんとか?)「鳥羽水族館」です。
なんせキャッチコピーが「太陽系最大級の超水族館」ですからね!
これは行かないわけにはいきません。
でも不思議なことに公式サイト上ではこのフレーズは使われていませんでした。
なんでだろ?(^^;

「二見浦」からは「国道42号線」を経由して約9㎞。
自転車ならちょうどいい距離です。
徒歩の場合の最寄駅は「近鉄志摩線」「中之郷駅」ですが、30分おきの「普通列車」のみなのでちょっと不便。
なので公式サイトでもあるように、「特急」も停まる「鳥羽駅」からがいいですね(約10分)。


表紙の写真は、入口近くにあった「ラッコ」が乗ったポストです。
だいぶデフォルメされていてなんだか「ドラえもん」みたいですが(笑)
毛並までしっかり描写されているのは何気にすごい!


鳥羽水族館公式HP


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中央のエスカレータをあがって入口のある2階へ。
「ジュゴン」をモチーフにした水族館キャラの垂れ幕がお出迎えしてくれました。

「エントランスホール」を入って目に飛び込んでくるのは「コーラルリーフダイビング」の大水槽。
最初から大きな水槽がドーンとあるのでインパクト大で、ワクワク感が高まります☆
あ、全体像を撮るのを忘れてた・・・・・(汗)


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その大きな水槽の中でも存在感を示していたのが大型の「ナポレオンフィッシュ」
和名では目の周りの模様が「メガネ」をかけているように見えることから「メガネモチノウオ」といいます。
このブログでも何度か取り上げているお気に入りの魚ですが、今回はちょっと中途半端ですね(^^;

「ナポレオンフィッシュ」の全体像はこちらで(最後の方にあります)
2011年2月6日の記事 「珍しい魚たち」のエリアから


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やや大型ながら群れを作って泳いでいたこちらは「カスミアジ」か。
体の中心から尾びれへと伸びる「ぜいご」「アジ」の仲間であることを主張していますね。
ちなみに「ぜいご」は俗称で、正確には「稜鱗」(りょうりん)というそうです。


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おでこの部分が出っ張っている「テングハギ」
普通はまっすぐ伸びているのですが、この個体はかぎ状に曲がっていました。
「尾びれ」の上先端がちょっと長くなっているのも特徴です。




「メインストリート」を左に行くと「エントランスホール」とは反対側から最初の大水槽を見ることができます。
水槽の中に小部屋が設けられたような構造をしていて、天井・正面・左右の4面がガラスになっているんですよ。
これは世界初の試みだそうで、ガラスも平面になっているので観察しやすいです。
でも写真がありません(^^;


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それとは別に小さめの「サンゴ礁水槽」があります。
これは大きな水槽にもいた「コブヒトデ」
一般的な5本の腕を持った外観ですが、体の中心にいくつもあるコブが特徴的。
この黒いコブが焼き目に見えてしまうのは気のせいでしょうか(笑)


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「ヒメキンチャクフグ」かな?
目の周りは縞模様ですが、口から尾びれの先までは白い斑点がちりばめられています。
そして背びれの付け根には大きな丸っこい模様があって目立っています。


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細長い口を持った「クギベラ」
雌雄で体の色が大きく違うのが特徴で、こちらはメスです。
オスは全体が暗めの緑色をしていて一見すると同じ魚とは思えないくらい違っているんですよ。


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結構大きな「コウイカ」の仲間の「コブシメ」
触手を持ち上げて威嚇しているようなポーズを取ってますが、これはお客さんの手の動きに反応していたためのよう。
なかなか面白かったですよ(^^)

「コブシメ
 英名:Giant Cuttlefish
 学名:Sepia latimanus

 奄美諸島以南のサンゴ礁域に生息する大型のコウイカで、約2年で甲の長さが50㎝に達します。
 和名は沖縄の地方名「くぶしみ」に由来します。
 属名の「Sepia」は「イカスミ」、また種小名の「latimanus」は「広い手のひら」を意味し、
 触腕の先端部分が大きく広がっています。
 雌雄で体紋に差があり、メスは背面に大きい黒と白の斑点があり、オスは腕の先端やヒレの背面などに
 白色の縞模様があります。

 生息地:奄美諸島以南  インド・太平洋域」

※説明板より引用


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「ホソスジマンジュウイシモチ」
これまで見てきたのは単なる「マンジュウイシモチ」で、目の周りが赤く背びれから腹びれにかけて太いラインが入っていました。
またラインより前は明るめの黄色、後ろは大きめの水玉模様が入っています。
対してこちらは真ん中のラインがその名の通り細めで、全体的に地味な感じです。
説明板があったので同定できましたが、そうでなければわかりませんでしたね。


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この水槽でひときわ変わった動きをしていて目を引いたのが「アカハチハゼ」
大きく口を開けて底に敷かれている砂を飲み込んだと思うと、このようにえらから砂を吐き出しているんです。
隠れているエサを砂ごと飲み込んで不要な砂を濾しだす「濾過摂食」をしているんですね。
ちょっと奇妙な動きでしたが、見ていてなかなか楽しいものでした。


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全身が輝くような黄色をしたその名も「キイロハギ」
背景が青いので、鮮やかさがより際立って見えます。
なおこの魚は「横浜・八景島シーパラダイス」のキャラクターフィッシュにもなっています。

八景島での「キイロハギ」はこちら
2009年10月8日の記事 Various Fishes in Hakkei-jima


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「シチセンチョウチョウウオ」
縦に入った7本のラインが名前の由来で、尾びれの付け根が赤みがかっているのも特徴ですね。


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虹をまとったような派手な色をした「ヤマブキベラ」


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最後は「オジサン」「ニシキエビ」
ちょっと明るく撮りすぎてしまったため、やや白っぽくなってしまいましたが。
この2匹、自分のひげ(?)を自慢するようにぶつけ合っていました。
なかなか面白いやり合いでした。
撮れませんでしたが、できれば動画でお見せしたいくらい(^^;


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、古代の海のコーナーです。
by sampo_katze | 2013-03-31 20:55 | 水族館 | Comments(0)


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