Day1-6・大型の魚が集う古代の海のコーナー
伊勢・知多半島ポタ&掛川花鳥園編・第7回


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「巨大ニシキゴイ・・・ではない」


「コーラルリーフダイビング」エリアの次はとなりの「古代の海」エリアです。
ここ「鳥羽水族館」はパンフレットなどにもあるように「順路のない水族館」なので、どの順番でも自由自在。
でも初めて訪ねるところなので、とりあえず順番に見ていくことにしました。

このエリアには「古代魚」「アンモナイト」などの化石も数多く展示されているんですよ。
公式サイトの「館内紹介」でフロアの一部の写真が掲載されていますが、これら化石はガラス張りの床の下に並んでいます。
これは面白い展示方法でしたね。


表紙の写真は、エリア入口の個水槽にいる「アジア・アロワナ」です。
全体が金色っぽく、うろこの縁やひれの先端部分がオレンジ色をしていて結構派手な外見。
胸びれがえらの下の方から伸びているのも独特ですね。


「アジア・アロワナ
 英名:Asia Arowana
 学名:Scleropages formosus
 生息地:マレーシア、ボルネオ、インドネシア

 アロワナ類
 アロワナの仲間には現在、東南アジア1種、オーストラリア2種、南米2種のアロワナ類と
 南米のピラルク、アフリカのヘテロティスの計7種が知られています。
 アロワナ類の化石はヨーロッパを除く全世界の1億数千年前(中生代)の地層から出土しており、
 現生アロワナ科7種は過去に繁栄していた系統の生き残りと言えます。
 アロワナ類のように海を渡ることができない淡水魚のグループが、現在の各大陸に分布しているということは、
 かつて全ての大陸が地続きであった証拠の一つだと考えられています。」

※説明板より引用、以下同じ


鳥羽水族館公式HP
アロワナ@生きた化石.com
アジアアロワナ@Wiki


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「アジア・アロワナ」の顔のアップ。
寄っていったら大きな目がギョロッと動きました(^^;
下あごの先にひげが2本伸びているのがわかります。


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細長い流線型の体をした「アリゲーター・ガー」

「アリゲーター・ガー
 英名:Alligator Gar
 学名:Atractosteus spatula
 生息地:北米(ミシシッピ川水系)

 ガー
 現存するガー類は7種ほどが知られており、北米~中米にかけて生息しています。
 ガー類の化石はユーラシア北部、北米、インド、アフリカなどの白亜紀から第三紀の
 始新世の地層に多く見つかっており、その当時、世界に広く繁栄していた仲間であったことが分かります。
 化石種と現存種は形態的に非常に似ており、数千万年の間、姿形をあまり変えることなく生き延びてきました。」


ガーパイク@生きた化石.com
アリゲーターガー@Wiki


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その名の通り、細長く伸びた鼻を持つ顔つきはワニのよう。
もちろん肉食です。


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壁に掛けられた「魚竜」の化石。
シルエットだけを見ると「サメ」によく似ています。

「学名:Stenopterygius sp.
 分類:脊椎動物門 爬虫綱 広弓下綱 魚竜上目
 時代:中生代ジュラ紀 中期(1億7000万年~1億5000万年前)
 特徴:ステノプテリギウスはジュラ紀前期~後期の海に生息した魚竜の仲間です。
 ヒレあしが細長く、ずんぐりした体型をしていました。」



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「生きている化石」の代表格の1種、「オウムガイ」
何度見ても不思議な形をしています。

「オウムガイ類
 オオムガイ類はイカやタコと同じ頭足類の仲間になりますが、イカやタコが1対の鰓(えら)と退化した内殻性の殻を持つのに対し、
 オウムガイ類は2対の鰓と外殻性の殻を持つことから、より原始的なオウムガイ亜綱に分類されます。
 オウムガイ類の歴史は、およそ5億年前(カンブリア紀末期)にまでさかのぼることができ、
 化石で有名なアンモナイトよりも古くに出現したと考えられています。
 南西太平洋からオーストラリア南西岸にわたるサンゴ礁域の水深約100~500mの深い海にすみ、
 エビやカニなどの甲殻類を夜間に捕食しています。」


オウムガイ@生きた化石.com
オウムガイ@Wiki


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これは初めて見た「オウムガイ」の卵。
フ化まで約300日とかなり長期間かかるそうです。

「メスは年間を通じて産卵し1日1個、1か月で3~4個の卵を産む。
 295日目、フ化前日の卵。卵は夜間フ化する。」

※一部のみ引用


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「アメリカカブトガニ」
もはや説明不要?(^^;

カブトガニ@生きた化石.com


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「ハイギョ」(肺魚)の一種「プロトプテルス・エチオピクス」
魚なので「えら」を持っていますが、なぜか「肺」で呼吸する変わり種です。

「プロトプテルス・エチオピクス
 英名:Speckle-Bellied Lungfish
 学名:Protopterus aethiopicus

 ハイギョ類はデボン紀(約4億年前)以降に出現し、55属110種の化石種が知られています。
 現在はアフリカに4種、南米に1種、オーストラリアに1種の計6種のハイギョが生息しています。
 オーストラリアハイギョ以外はうきぶくろが肺の機能を持ち、水なしでも長時間生きることができます。
 川の水が少なくなる乾季には、水底の泥の中に40~60㎝の深さの穴を掘ります。
 水がなくなる頃には粘液を分泌して泥で繭を作り、雨季が訪れるまでの数か月間、
 休眠状態(夏眠)に入ります。」


肺魚@生きた化石.com
ハイギョ@Wiki


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最後は「ポリプテルス・エンドリケリー」
見た目は先ほどの「ハイギョ」によく似ていますが、「肺呼吸」はしません。

「ポリプテルス・エンドリケリー
 英名:Bichir
 学名:Polypterus endlicheri endlicheri
 生息地:スーダン~コートジボワール

 ポリプテルス類は10種ほどが知られており、すべてアフリカに生息しています。
 属名はPoly=たくさんの、pterus=ヒレを意味し、背びれが特徴的です。
 ナポレオンのエジプト遠征(約200年ほど前)の際、同行したフランスの学者が
 この魚を発見したことは有名な話です。
 この仲間の化石はアフリカ、南米の白亜紀(約1億4千万年前)の地層から発見されており、
 彼らの祖先は両大陸から分かれる前に生息していたと考えられています。」


エンドリケリー@生きた化石.com
ポリプテルス@Wiki


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水草の先端に口をつけていました。
まるでパイプでもくわえているようでなんだかユーモラスな姿です(^^)


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、伊勢志摩の海・日本の海のコーナーです。
by sampo_katze | 2013-04-02 20:55 | 水族館 | Comments(0)


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