第2の三大大洋・大西洋のエリア
葛西臨海水族園へ行こう!編・第5回


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「撮影はNG!?」

「三大大洋」シリーズのトリは「大西洋」です。
「アメリカ大陸」「ヨーロッパ」諸国および「アフリカ大陸」に囲まれている海で、「日本」から見ると「地球」のほぼ反対側にあります。
そのため名前は知っているけれど、なじみは薄い感じがしますね(^^;

「大西洋
 北大西洋は、あたたかい海が北部まで広がっています。
 メキシコ湾にはじまるメキシコ湾流は赤道近くのあたたかい水を北へ運び、
 その流れは遠く北ヨーロッパにまで達します。
 南大西洋のアフリカ沿岸には、南極周辺から北上する寒流に洗われる冷たい海が広がります。
 南北アメリカ大陸とユーラシア、アフリカ大陸にさえぎられているため、
 大西洋には、太平洋やインド洋とは異なる種類の生物がたくさん見られます。」



表紙の写真は、「地中海」の水槽のガラスに張りついていた「パープルスターフィッシュ」です。
写真右上のように壁に張りついているのはよく見ますが、こちら側で裏側を見せているのはめずらしいですね。
その姿かたちから「ここは撮っちゃダメだよ!」ってアピールしているようです(笑)

ヒトデ@Wiki


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まずは「ハタ科」「スワローテールシーパーチ」
ですが、「ツバメ」が持つ独特の形をした尾羽のイメージはどこにもありません。
強いて言えば長く伸びる「腹びれ」がそのように見えなくもないですが、詳細はよくわかりません。


パーチ@Wiki


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「メディタレイニアンレインボーラス」「ターミナルフェイズ」(最終段階)。
「ラス」(wrasse)とは「英語」「ベラ」の仲間、「メディタレイニアン」(Mediterranean)は「地中海」のこと。
明るい緑をベースに、体の中央を通る赤い線が目立ちますね。
ラインの際などには青いところもあって、まさに「レインボー」な魚です。

ところで、「ターミナルフェイズ」とは何でしょう?
これは成長するにつれて色や模様が変化する魚に使われる言葉。
初期段階を「イニシャルフェイズ」、最終段階を「ターミナルフェイズ」といいます。
「葛西臨海水族園」では「ベラ科」「ブダイ科」の仲間に使用しているんだそう。
もちろん中間の段階もあるんでしょうけど、そこは表記されていませんでしたね。


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全身が赤い「カーディナルフィッシュ」
「カーディナル」とは「カトリック教会」における高位聖職者「枢機卿」(すうききょう)のこと。
まとう聖職者服の色が真紅であることから赤の代名詞にもなっています。
この魚もその体色から名づけられたものですね。

余談ですが、「MLB」のチームの1つ「カージナルス」
このチーム名の由来となった鳥も「カーディナル」、和名では「ショウジョウコウカンチョウ」でオスは全身が真紅になっています。

枢機卿@Wiki


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「尾びれ」の付け根上部にある黒点から「アキシラリーラス」か?
「アキシラリー」(axillary)は「わきの下の」という意味らしいですが、魚にはそんなものはありませんよね(^^;
「胸びれ」の付け根がそれだとちょっと強引に考えてみると、そこにある黒点が目立ちますが。
う~~ん?


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こちらは何度か見たことがある「ルックダウン」、和名では「シロガネアジ」
その和名の通り、まるで全身に「銀紙」を貼りつけまくったような光沢のある体表をしています。
また「ウマヅラハギ」もビックリ?な縦に長い顔も特徴的。

でもこの魚の特徴は横から見たのではわかりません。
今回は撮れなかったんですが、これを真正面から見るとペッタンコなんです。
ただ平たいだけならたくさんいますが、その薄さが超絶!
よくこんなスリム(?)な体形で生きられるものだと感心するくらいペラペラなんですよ~!(笑)
そのおかげで敵には発見されにくく、エサを取るときには存在を気取られないという効果があるんでしょうね。

見おろす魚、ルックダウン@東京ズーネット


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となりの水槽を見ていたとき、ふと横を見るとガラスの前で「スマホ」を振っている女の子がいます。
面白いことにその動きをみて魚たちが群がってきました(笑)
どうやら本体ではなく、ストラップの先についているキャラをエサと思って反応したようですね。
こういう光景は初めて見ました(^^)


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さて、となりの「南アフリカ沿岸」の水槽へ。
ここには色とりどりの「イソギンチャク」がいました。
まさに「海中のお花畑」ですね。

イソギンチャクワールドへようこそ!@海の博物館(千葉県)


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ほとんどが触手をのばしているんですが、1つだけしぼんでるというか丸まっているのがいました。
真ん中に小さな穴があいていますね。
まわりにたくさんの「イソギンチャク」がいるのでわかりますが、これだけ単体でいたらわからないかもしれませんね(^^;


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岩にのっているのは同居している「レッドフィンガーズ」という「タカノハダイ」の仲間。
「胸びれ」で体を支えていました。

タカノハダイ@Wiki


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続いては「北海」の水槽。
これは「ランプフィッシュ」(「ランプサッカー」とも)、和名は「ヨコヅナダンゴウオ」といいます。
一般に「ダンゴウオ」の仲間は小さくてかわいらしいものが多いのですが、これはその和名から最大種なのかもしれません。

そして3月29日付の「東京ズーネット」のニュースによれば、3世代を同居させての展示をおこなっているんだそう!
このとき見たのはまだ小さかったのですが、これは昨年産まれた卵から孵化したものかもしれませんね。
って、3月30日に行ったのでもしかしたら同居展示中だったのかな?
気づかなかったな~(^^;

ダンゴウオ科@Wiki
ランプフィッシュ、3世代を展示中@東京ズーネット



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「カレイ」の仲間の「ヨーロピアンプレイス」
単に「プレイス」と呼ぶことも。
たいていは砂底でじっとしているものというイメージがありますが、ここのは半数くらいが元気よく泳ぎ回っていました。
これは「走り高跳び」「背面跳び」のような感じ。
こうしてみると目が片側に寄っていることと、体色が表裏でちがうこと以外は特に普通の魚と変わらないというのがわかります。

プレイス
カレイ目
いずれも@Wiki


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あまり見られない裏側はご覧のように真っ白☆
細かい筋がたくさん入っているのもわかります。


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表は水底にある砂と同じような色になっていました。
それにしてもこんな華麗に泳ぐ姿を見られるとは思いませんでした(^^)


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、カリブ海のエリアです。
by sampo_katze | 2013-05-18 21:30 | 水族館 | Comments(0)


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