テーマいろいろ・アクアギャラリー
すみだ水族館に行こう!編・第3回


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「元祖イクメン?」


「クラゲ」のエリアの次は「アクアギャラリー」です。
小さな水槽12本が並んでいて個性的な生き物たちが展示されています。
ちなみに展示のテーマはすべての水槽に共通ではなく、いくつかのユニット(?)に分かれているようです。
ただ随時展示内容は変わるようなので、こまめに訪ねてみるのも面白そうですね。
「年間パスポート」があれば2回分の料金で何度でも入り放題ですし(購入時に写真撮影あり)。

「3 ゆりかごの連なり Part2 小さな仲間たち ~アクアギャラリー~
 地球は色とりどりの生き物にあふれている。
 多種多様な環境に適応し、時にしたたかに生きる姿は、躍動感にあふれ美しい。
 それは、まさに命の輝きそのものである。
 そうした生き物の生態と美を、テーマによってセレクトして展示するのが、このアクアギャラリーである。
 ここに並ぶ水槽を通じて、ふだん見過ごしてしまいがちな、命の美しさが間近で感じられる。」

※案内板より引用、以下同じ


表紙の写真は、「タツノオトシゴ」の一種「オオウミウマ」です。
大きいものは30cmにも達するという大型種で、「日本近海」に生息する種としては最大。
ですが、こちらのはそれほど大きくはありません。
また、この個体のお腹はでこぼこしているのでどうやら「メス」のよう。
「オス」「育児曩」があるため表面が滑らかになっているはずなので。

「これもイクメン
 オスのお腹で子育てします。」


タツノオトシゴ@Wiki


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それにしてもこの「オオウミウマ」はよく動きます。
表紙の写真とは逆に小さく丸まった感じ。
実は尻尾の先でお腹のあたりをカキカキしてたりして?

「タツノオトシゴ」の仲間はふわふわとただよっているか、海藻もしくはそれを模したものに尻尾を巻きつけてじっとしている、
なんていうことが多いんですけどね。


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横向きになってエビぞり!
ほんとにアクティブです。


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演技を終えてフィニッシュ。
下の砂地が白いので「フィギアスケート」のように見えなくもないかな?
2つ前が「ジャンプ」で、次が「スピン」・・・・・って無理あるか。


ほかに「子育てをする魚」として「プテラポゴンカウデルニィ」がいました。
こちらは卵を口の中で守るタイプ。
でもうまく撮れなかったので写真はありません。


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こちらは性転換する「オキゴンベ」
「魚類」ではこのような性質を持つものが結構多くいるんだそうですね。
パターンはいろいろとありますが、「オキゴンベ」のばあいは

「一番強いメスがオスになります。」

とのこと。
「クマノミ」の仲間もその傾向があります。
どこかの「水族館」で記述を見たんですが、どこかは忘れました(^^;

性転換@Wiki


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「胸びれ」で体を支えています。
別の「水族館」でですが、似たような格好をする魚を見た子供が「ヨーイドン!」と呼んでいたことがありました。
思わず「いいセンスだ!」と(笑)


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正面から見るとこんな感じ。
体の割に大きな「胸びれ」をしていますが、その下半分は「棘条」(きょくじょう)が太く発達しているのがわかります。
水底を移動するのに便利なように変化したのかな?


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こちらも性転換する「キンギョハナダイ」
こちらは産まれたときはすべての個体がメスですが、成長するとオスに転換するんだそう(雌性先熟)。
見た目が「キンギョ」に似ていることからその名がつけられました。
なので当然、

「金魚とは全く別の魚です。」

キンギョハナダイ@Weblio辞書


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見た目と名前にギャップがある「アカモンガラ」
やや黒味がかった青い体でかなり地味ですが、なぜか名前には赤とあります。

「ザラザラの肌
 歯が赤いのでこの名前です。」


という説明がなかったら理由がわかりませんね(^^;
なにしろ「モンガラカワハギ」の仲間は口がとても小さく、歯もよく見えないんですから。
余談ですが「モンガラカワハギ」の仲間は、名前にある「カワハギ」とは独立した仲間として扱われています。

モンガラカワハギ科@Wiki


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「ハタタテネジリンボウ」「ランドールシュリンプ」(下の小さな赤いエビ)は「持ちつ持たれつ」の関係。
「ハタタテ~」は「背びれ」の先端が長く伸びているのがその名の由来で、「ヒレナガネジリンボウ」とも。
体の縞模様がらせんを描くように見えますが、実際には輪っかが斜めに入っているだけでつながっていないんだとか。

「ランドール~」は英名では「Randall's pistol shrimp」といい、「テッポウエビ」の仲間。
これらは「ハゼ」の仲間と共生することで知られています。

「テッポウエビ」の仲間は視力が弱いため、外敵の接近を知ることができません。
そこで視力のいい「ハゼ」の仲間にその役目を任せて、代わりに自身は砂時の水底に巣穴を掘り
外敵に襲われそうなときは一緒に巣穴に入って身を隠すんだそう。
お互いにメリットがある「相利共生」(そうりきょうせい)の関係なんですね。

テッポウエビ属


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かくれんぼ上手な「クマドリカエルアンコウ」
色は派手ですが、形や質感は岩そのものですね。


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ここからは毒を持つ危険な仲間たち。
トップバッターは小さい体ながら危険度が高い「ハオコゼ」で、「背びれ」の「棘条」に毒を持っています。
ちなみに一般に「オコゼ」と呼ばれているのは「オニオコゼ」で、こちらより一~二回りほど大きいです。
わたしは食べた記憶がないんですが、白身でとても美味なんだそう。

「かわいいのに猛毒
 飼育員が刺されて大変なことになりました。」



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続いて「コクチフサカサゴ」
ここから一歩(?)も動かなかったので、顔しか見えません(^^;

「刺されたら大変!
 背びれのトゲに毒があります。」



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最後は色鮮やかな「シマヒメヤマノカミ」
色もそうですが、姿かたちも美しいです。
小型ですが「ミノカサゴ」よりも見栄えがする感じですね。

「毒のトゲでアタック。
 背びれにある毒のトゲでオス同士が戦います。」


なかなか激しいバトルをするんですね~!
もちろん刺されたからと言って死に至ることはないんでしょうけど。

ヤマノカミ@Wiki


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次回は、サンゴ礁のエリアです。
by sampo_katze | 2013-08-14 20:30 | 水族館 | Comments(0)


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