屋内だけどペンギンがいっぱい
すみだ水族館へ行こう!最終回


c0081462_20332373.jpg
「周囲どこからでも」


「すみだ水族館」の最後のエリアは館内最大の面積を占める「ペンギン」のエリアです。
ここにいるのは「マゼランペンギン」という種類。
一見すると「フンボルトペンギン」にそっくりで、最初はわたしも先入観で「フンボルト~」と思ってました(^^;
生息地も「フンボルト~」が「南米大陸」の西海岸に対し「マゼラン~」は同大陸の南端付近と近く、一部重なっているようです。
これらに「アフリカ大陸」の南端付近に生息する「ケープペンギン」を加えた3種を同種とする説もありますが
それほどよく似ています。
「マゼラン~」と「フンボルト~」を比べると、くちばしの付け根の色がそれぞれ黒とピンクとで比較的区別しやすそう。
ただ様々な個体を見比べたわけではないので、もう少し観察が必要ですけどね。

「7 水といのちのたわむれ ~ペンギン~
 日本は世界的なペンギン大国。
 世界中で飼育されているペンギンの25%以上が日本にいるといわれている。
 そんなペンギンの和名は「人鳥=人のような鳥」。
 事実、ペンギンには人のような特性がある。
 多くのペンギンが生涯パートナーを変えず、ペアが協力して育児をする。
 そんなペンギンの姿を見つめ、人も自然の一部であることを感じたい。」


「マゼランペンギンは南米大陸に生息する。
 体長は50~60cm。
 陸上では最高で時速2km程度でしか歩けないが、水中では最高で時速12kmで泳ぎ、
 移動距離は時には数千kmにおよぶ。
 ペンギンは「水中を飛ぶ」つまり泳ぐために、翼をヒレ=フリッパーに、体型を紡錘形(ぼうすいけい)に
 進化させてきた。
 ユーモラスなようで、海という環境にしっかりと順応した賢い鳥なのである。」



表紙の写真は、6階から5階へと下りる階段の途中から眺めた「ペンギンエリア」の全景です。
プールの周囲を取り囲むようにして「スロープ」が設けられていて、どこからでも見ることができるようになっています。
しかも吹き抜けになっているので、1つ上の6階からも見られます。
このように上から眺められるのは屋内施設ならではといえるでしょう。

ペンギンの達人
マゼランペンギン@Wiki
フンボルトペンギン@Wiki


blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。
blogram投票ボタン









c0081462_203359100.jpg
「ペンギン」たちにはそれぞれ右側の翼の付け根に「カラーリング」をつけています。
これはたいていどの「動物園」「水族館」でも慣例になっていて、どの個体かを一目で判断できるようになっています。
ここではさらに1歩進めて、各個体の名前とカラーとを対比させた案内を掲示していました。
さすがに全部はチェックしていませんが(^^;


c0081462_2034780.jpg
岩場に並ぶ「ペンギン」たち。
「極夜」(きょくや、「白夜」の反対)の中、「満月」に照らされているような雰囲気を感じます。
もっとも彼らの生息域は「南極圏」ではないので、そんなことはあり得ません。


c0081462_20341729.gif
1羽が首を伸ばしたかと思うとブルブルッっと頭を振りました。
比較的ですが予備動作が大きくゆっくりなのでわかりやすいんですが、撮るのは意外と難しい?
アッと思って構えると終わってたりしますからね~(^^;

この動作、鼻のところにある「塩類腺」(えんるいせん)から体に取り込んだ余分な塩分を排出するためとされています。
ですがこのときはそれらしき液体が見られませんでしたので、単に毛づくろいのあとのお約束だったんでしょう。


c0081462_20342977.jpg
高台に上った1羽。
でも上がったはいいものの、下りることができなくなったようです。

このように下をのぞきこんでは「下りようかな~、どうしようかな~」
しばらくながめて「高いな~、やっぱりこわいな~」
またうろちょろして「どこか下りられるところはないかな~」
以下、延々と繰り返し(笑)

それでも見ているうちに意を決して飛び降りるんでは?と思ったんですが、なかなか下りないので途中であきらめ。
その後プールの反対側の上から見られる通路に上がっているとき、エリア内の掃除が始まり飼育員がホースで水をまき始めました。
どうやらそれにせき立てられるようにして下りることができたようです。
その瞬間を見ることができなかったのは残念!


c0081462_20344074.jpg
少し戻って、6階から下を眺めたところ。
群れのいる岩場からは離れたところで2羽が並び立っていました。


c0081462_20344992.jpg
別の角度から望遠で寄ってみました。
ラブラブな感じなので、もしかしたらつがいなのかもしれません。
それにしても両方とも毛並みがよくないですね。


c0081462_2034587.jpg
そして別の岩場にも妙に細身の子がいました。
こちらも毛並みがよくないです。

これは「換羽」(かんう)という、年に1度全身の羽が抜けかわる最中のため。
ちょうどこの時期がそれにあたるようで、新しい羽毛が生えそろうまでは絶食します。
というのも羽毛が生えそろってないと海に潜れない、つまりエサを取ることができないからと思われ。

「換羽」について知ったのは「掛川花鳥園」でのこと。
この時期は「ペンギン」を抱っこして写真を撮るというイベントが中止になるんですが、その理由がサイトで書かれていたんです。
どれくらいの期間になるのかはわかりませんが、この細さを見ると3週間から1か月くらいかかるのでしょうか?

ペンギンの達人
※「換羽」については「生活」~「ペンギンの日々と一生」とたどるとあります。


c0081462_2035881.jpg
「ペンギン」の泳ぐときの姿を描いた図。
その説明に「羽毛の先がカギ状の突起になっていて濡れると絡み合い保温・防水効果が高まる。」とあります。
当然、これは羽毛が密になっているからこそできる芸当。
抜けかわっている最中は羽毛同士がからまなくなり、皮ふが露出する面積が多くなってしまいます。
体温が保てなければ体力の消耗も激しくなってエサを取るどころではなくなるということなんでしょう。


c0081462_20351887.jpg
「換羽」の前か後かはわかりませんが、通常状態の子とのツーショット。
頭や首回りを比べてみると、右の子は黒い羽毛が少なく白いものが混じってますね。
また絶食しているため、体のサイズが一回り以上細くなっています。
まるでダイエット広告のBefore&Afterのようです(汗)


c0081462_20352711.jpg
最後は「オットセイ」
スペースがやや狭いのと、上からのぞけるエリアに人だかりができていたのでちょっと撮りづらかった(^^;
またプールの下にはトンネルがあるようですが、ここは結構狭いようですね。
でもガラスまでの距離が近いため、迫力はすごそうです。


7枚目 D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


率直な感想を言えば、入館料2000円はちょっと高いかな~と。
魚の種類などのプレートももう少し充実しているとありがたいです。
「ペンギン」のエリアはいいですね。
館内展示ではガラス越しに観察するところが多い中、上からも下からも(さすがにこれはガラス越し)見られるのは楽しいです。
「ペンギン」好きにはオススメですね。
最初の「水草」や「サンゴ礁」エリアの並んだ水槽も目新しくていい感じ。


次回から新シリーズ、大阪にある水族館の海遊館を訪ねます。
by sampo_katze | 2013-08-20 20:35 | 水族館 | Comments(0)


<< BDレコーダー更新 北斎が描く魚たち@すみだ水族館特別展 >>