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アジア園のレッサーパンダ@おやつタイム
冬の動物園を訪ねよう!in 多摩動物公園編・第6回


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「待ち遠しくてソワソワ・・・・・」


園内最大のエリアを持つのが「アジア園」です。
広さは全体の約6割くらいでしょうか。
入口にある東側から奥の西側までまんべんなく広がっています。
ただこのエリアには周回する「シャトルバス」が運転されているので、有効に利用するといいですよ。
運動不足を感じるなら歩くのが一番ですが(笑)

さて、前回の「コアラ館」を出て「ワラビー」「オランウータン」エリアと反時計回りに進んでいきます。
ここの「オランウータン」は空中に張られたワイヤーを伝っていく「スカイウォーク」が見所の1つ。
今回の訪問は1月11日で寒いため中止になっていましたが、この記事をアップする頃は行き来する様子が見られるでしょう。

さらに進んで坂を下ると「ユキヒョウ」がいますが、こちらは後回し。
というのもその先にいる「レッサーパンダ」のおやつタイムがあるからです。
13:00から「コアラ」の食事タイムがあったんですが、こちらは前回の後半で紹介したとおり残念ながら空振り。
その30分後、近くにあるこちらのエリアで見られるのですから外すわけにはいきません。
もともと「レッサーパンダ」が好きというのもあるんですけどね。


表紙の写真は、木に登ってバックヤードのほうを見ている「レッサーパンダ」です。
暑いときは葉っぱが生い茂った風通しのいい場所で昼寝している様子がよく見られますね。
葉っぱに隠れてその姿が見えないこともたびたび。
でもこの日(1月11日)は寒いからか、上がってもすぐ下りていたように思います。
日当たりがよかったらまた違うのかもしれませんが。

2009年に訪ねたときの様子はこちら
2010年1月5日の記事 手先は器用です☆


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霜柱が残る地面をひっきりなしに歩き回ります。
寒いのは平気なんです。
まぁ、そのふわふわの毛並みを見ればわかりますよね。


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まもなく「おやつタイム」。
時間がわかるのか、それとも気配でわかるのか。
そのときが近づいてくると、そわそわと落ち着きがなくなります。
で、なぜか木に登って上から眺めるんですよね。


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そして「りんご」を持ってスタッフが出てきました。
みんなの大好物のようで一目散に集まってきます。
まさに「レッサーパンダまっしぐら」といった感じ。
そして「はやくちょうだいよ~!」とおねだりします。

右の子は「ブーブー」
スタッフのひざに足を置いていますね。
ほかの2頭はおとなしく待ってるというのに(笑)

「ブーブー(オス) 1997年7月13日生まれ
 大阪のひらかたパークで生まれ、2001年に来園しました。
 黒っぽい体と、きりっとした男前の顔が特徴です。
 りんごが大好きで、飼育係がりんごを持っていると、目の色を変えて足もとにまとわりついてきて、
 必死の形相で食べるので、のどに詰まらないかちょっと心配です。
 実は、結構いいお年です。
 マリモの父親です。」

※2009年訪問時の説明板より引用


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で、待望の「りんご」をゲット!
するとおもむろにスタッフからはなれ石の上に座って食べ始めます。
もらうときはガツガツ行きますが、食べるときはお行儀よく?

ここで右手、じゃない右前足に注目。
「りんご」をしっかりつかんでいるように見えるでしょう?
これは「ジャイアントパンダ」と同じく、手首付近に突起があるため。
「上野」にある「国立科学博物館」には「ジャイアントパンダ」の「前足」の骨格があり、その特徴的な構造を見ることができますよ。
「常設展」なのでいつでも大丈夫です(^^)

「ジャイアントパンダ」の「前足」の骨格はこちら(最初の方にあります)
2014年2月11日の記事 栄養を求めて&サイズへの挑戦~自然を生き抜く工夫


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こちらは別の2頭。
スタッフは「りんご」を彼らの口元へと運びます。
それを1度口にくわえた後、手に持ち替えて食べるんですね。
いかに手の構造がよくできているとはいえ、さすがに直接手渡しすることはできません(^^;


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「おいしいおいしい☆」とご機嫌な様子の「ファンファン」(花花)。
この子は右手の下に左手を敷いて支えにするのが特徴というかクセのようです。
今回は見られませんでしたが、両手でしっかりつかむ「カグヤ」という子もいて持ち方にも個性があるんですね。

「花花 -ファンファン-(メス) 1999年7月9日生まれ
 岡山の池田動物園で生まれ、2001年に来園しました。
 色白な顔とパッチリした目の美人・・・いや、美パンダです。
 アジサイ・ルンルン・メイメイ・マリモのお母さんです。
 おっとりとしていて、奥ゆかしい雰囲気の花花がりんごを食べる様子は「いいとこのお嬢さん」といった感じですが、
 11頭の子供を育て上げたベテラン母ちゃんでもあります。」

※2009年訪問時の説明板より引用


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そして時折こうして舌をペロッと出します。
この様子もよく見られました。


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1枚食べ終わるとすぐおねだり。
「ね、はやくつぎ!ちょうだいよー!」と、またひざに手を置いて催促。
スタッフの話によると、この子はかなりのお歳らしいのですが食欲旺盛です。
長生きの秘訣はそれなのかも?


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ずっとお顔が隠れちゃってた3頭目の「アズキ」
ほかの子たちと比べて色白なのですぐ見分けられました。
ただし、プロフィールは未チェックです(汗)


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楽しい「おやつタイム」も「りんご」がなくなればおしまい。
「え~、もうないの~?」
なんだかさみしげな顔をしています(^^;


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ちょっと物足りないのか、「笹」を食べていました。
「やっぱりこれよね。」
って感じかな?


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次回は、ユキヒョウです。
by sampo_katze | 2014-04-14 20:30 | 動物園 | Comments(0)


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