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わくわくイベント会場のフクロウたち・続き
掛川花鳥園2014夏編・第2回


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「きれいな瞳に一目ぼれ」


今回は、前回紹介しきれなかった「わくわくイベント会場」にいる「フクロウ」たちです。
ここに出ている「フクロウ」は全体の約半分。
ほかの半分は、入り口入って右手にある「世界のフクロウ展示」で見ることができます。
屋内なので少々暗いですが種類は豊富ですよ。


表紙の写真は、「ベンガルワシミミズク」「ルナ」です。
わたしが初めてここを訪れたとき、最初に出会ったのは同種の「ルフィ」
きれいな羽毛と瞳にすっかり魅了されてしまいました。

この「ルナ」は2006年2月に生まれ。
その年の10月に訪ねると、もうすでに「バードショー」に参加していました!(驚)
4年前の2010年に「バードショー」から引退し、現在は「わくわくイベント会場」でその姿を見ることができます。

「ベンガルワシミミズク
 英名 Bengal Eagle Owl
 学名 Bubo bengalensis
 名前 ルナ

 インドやパキスタンに生息するミミズクです。
 フクロウの仲間の中では好奇心が強く覚えが良いため、世界中の飛行ショーで活躍する種類です。
 ルナちゃんは2006年うまれの女の子です。
 以前はバードショーに出演していましたが、現在はふれあいのお仕事をしています。
 ルナちゃんは大きなレンズのカメラを怖がりますので、あまり近づけすぎないようにお願いいたします。」



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目線外し。
先の説明にあった通り、大きな「レンズ」に対する警戒心はかなりのもの。
なので目線をもらうのは簡単ですが、外したところを撮るのは結構苦労します(^^;


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園内を一回りしてからもう1度回り直し。
レンズも標準から望遠へと交換します。
またもや目線が来ますが、「レンズ」が大きいものに変わったのでなおさらですね。


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なかなか目を切ってくれないので困りましたが、ようやく目線を外してくれました(^^;
ほかの「フクロウ」よりは距離を置いて撮ってるんですけど、それでもダメみたいです。


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こちらは5月17日に生まれたばかりの「ベンガルワシミミズク」のヒナ。
まだ生後2か月ちょっとなので産毛が残っていますね。
体はずいぶん大きくなっているようですが。


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「人工ふ化」ということもあって「ニンゲン」を見ても物怖じしません。
それどころか、こちらが動いたりすると顔をクルクル動かして愛嬌を振りまいてくれます。


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じっと見つめられて・・・・・。
めちゃくちゃカワイイ☆


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お次は「アフリカワシミミズク」
3羽が交代で登場するようですが、ネームプレートがなかったので誰かはわかりません。

「アフリカワシミミズク
 英名 African Spotted Eagle Owl
 学名 Bubo africanus
 名前 ヤマト・タケル・ミコト

 南アフリカなどに生息する、ワシミミズクの中では小型の種類です。
 比較的人に馴れやすく、ペットにする方も増えています。
 ヤマトちゃんとタケルちゃんは2004年に、ミコトくんは2008年にうまれました。
 ちなみに男らしい名前ですが、ヤマトとタケルは女の子です。
 フクロウは外見から性判別しにくいため、スタッフはこの2羽から名付けには注意が必要と学びました。」



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正面顔。
キリッとした目線がかっこいいです。


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「ファラオワシミミズク」「ファラン」
「ベンガル~」によく似ていて、わたしには区別がつきません。

「ファラオワシミミズク
 英名 Pharaohs Spotted Eagle Owl
 学名 Bubo ascalaphus
 名前 ファラン

 アフリカから中東アジアに生息するフクロウです。
 日本ではかなり珍しい種類で、当園以外での飼育情報を聞いたことがありません。
 野生下ではサソリなども捕食します。
 ファランちゃんは2009年に当園で産まれました。
 「フクロウを乗せてみよう」では大人の方限定でご体験いただけます。
 16:30ごろ おうちに帰ります!」



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「ユーラシアワシミミズク」「バロン」
「ルナ」と同い年の2006年4月生まれで、このエリアにいる「フクロウ」の中ではもっとも大きい子です。
でも見た目に反して気が小さいようです。
ここを訪ねた当初は杭の上にいてくれましたが、ここ2年くらいかな?それより奥にいるようになってます。
気が小さいこととは関係ないと思うんですけど。

「ユーラシアワシミミズク
 英名 Eurasian Eagle Owl
 学名 Bubo Bubo
 名前 バロン

 ユーラシア大陸に生息する世界最大級のフクロウです。
 大型のものは体重3kgにもなり、キツネや子鹿を捕らえたりもします。
 頭の上の耳のように見える部分は「羽角」(うかく)と呼ばれる飾り羽です。
 日本では羽角をもつフクロウ類を「ミミズク」と呼びます。

 バロンくんは大きい体の割りにとても気の小さい男の子です。
 小さなコノハズクにも気合負けしてしまうこともあります。
 16:30ごろ おうちに帰ります!」



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寝顔がなんともかわいい「オオフクロウ」「くるみ」
頭の羽毛が「逆モヒカン」になってしまっているのが気になります。
2年前に訪ねたときはこんなではなかったんですけど。

「オオフクロウ
 英名 Brown Wood Owl
 学名 Strix leptogrammica
 名前 くるみ

 アジアに広く分布する中型フクロウです。
 タヌキのような可愛らしい顔つきと、お腹の美しい模様が魅力のフクロウです。
 オオフクロウという和名ですが、羽角の無い「フクロウ」の中では大きい方だという意味だと考えられます。

 くるみくんは2008年に姉妹園の富士花鳥園で産まれました。
 なぜか男性スタッフが苦手で、近づくといつも怒っています。」



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目を覚ましましたが横を向いたまま。
かなり粘ったんですが振り向いてくれませんでした。
そのつぶらな瞳を見てみたかったのに、残念!


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最後は「アフリカオオコノハズク」「ポポ」
とある「テレビ番組」でその驚きの生態を取り上げられて一躍有名になり、その後はあちこちで出演。
その番組の「マスコットキャラ」にもなってましたね。

ちなみにここにいるときの「ポポ」はたいていこのように寝ています。
相方に「ココ」がいるんですが、今回はいませんでしたね。
「ココ」の方が後輩ですが、体の大きさは「ポポ」よりも大きいです。
というより「ポポ」が標準より小さいんだそうですが。

「アフリカオオコノハズク
 英名 Southern White Feced Scops Owl
 学名 Otus leucotis granti
 名前 ポポ・ココ

 サハラ砂漠より南のアフリカに生息する、灰白色の体色に黒い縁どりのある白い顔、
 そしてオレンジ色の瞳を持った美しく可愛らしい小型のフクロウです。
 野生下では主に昆虫類や小型のネズミなどを捕食しています。
 ポポちゃんは「細くなるフクロウ」として一時期テレビ番組からひっぱりだこでした。
 ココちゃんは2009年に当園で誕生しました。」



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晴れている日でも13時から屋内で行われる2回目の「バードショー」の最中にはこんな姿に!
どうやら出演しているほかの「フクロウ」が気になる様子。
かつてここの公式ブログで紹介されてましたが、「メンフクロウ」「ケン」ちゃんを近づけられるとこのような姿になってましたからね。
もし警戒モードの「ポポ」を見るなら、13時からの2回目の「バードショー」を狙ってみるといいかもしれません。
もちろん保証はできませんが(^^;


3、4、13、15枚目 D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、スイレンプールの様子です。
by sampo_katze | 2014-10-11 20:55 | 花鳥園 | Comments(0)


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