姿やかたちを変えてのエリア
赤い電車に乗って水族館に行こう!油壺マリンパーク編・第6回


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「トゲトゲ・ロック」


3つ目のテーマは「姿やかたちを変えて」です。
自然界の生きものたちは実にさまざまな方法で敵から身を守ったり、獲物を捕らえたりしています。
これは海に生きるものも例外ではありません。
中には長い進化の間に「姿やかたちを変えて」しまったものも多いです。
このエリアでは、その中からいくつかのパターンについて展示がされています。
よく見られる定番のものが多いですけど、やっぱり興味深いし面白いですね。


表紙の写真は、1つ目の「棘を持つ魚」の水槽にいる魚たちです。
ここには3種の魚が写っているんですが、わかりますか?

定番の2種、「ミノカサゴ」3匹と「ハリセンボン」2匹はすぐわかりますよね。
で、もう1種は左下にいる「ハリセンボン」の右側にいます。
白っぽい色をしているので、砂底にまぎれてほんの少しわかりづらくなっていますよね。
ただ何の種類だったかは、ノーチェックの上にアップを未撮影だったのでわかりません(^^;
「サツマカサゴ」かなぁ・・・・・。

「棘を持つ魚   Spiny Fishes
 長い進化の歴史の中で、鋭い棘を身につけた魚たちです。
 ミノカサゴのように、棘に毒を持つものや、ハリセンボンのように、棘で体を覆っているものもみられます。
 飼育水:海水   水温:24℃   飼料:魚肉」



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「棘を持つ魚」の代表格の「ハリセンボン」。
全身にビッシリと生えたトゲはインパクト大です。
「名は体を表す」を地でいっている感がありますが、「千本」はたくさんあるという意味でつかわれています。
実際に数えてみると300~400本くらいのようですね。
正面から見たときのギョロっとした大きな目と、ぽってりとした厚めのくちびるがかわいい!

「ハリセンボン
英名:Long-spined porcupinefish
学名:Diodon holocanthus (Linnaeus, 1758)
分類:フグ目ハリセンボン科ハリセンボン属」


ハリセンボン@Wiki


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色は地味な印象がありましたが、個体によっては明るめの色をまとったものも。
この子はうすい黄色をしていてちょっと華やかな雰囲気です。


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こちらは色こそ地味目ですが、大きな斑点がアクセントになっています。
海の青をそのまま映しこんだようなきれいな目も素敵ですね。


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3匹目はもっとも派手な色合い。
黄色い斑紋が目立ちます。


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お腹から見てもこのようにトゲトゲ。
頭と「尾びれ」の近くをのぞいて真っ白になっていますね。


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続いては「ミノカサゴ」。
色は比較的地味ですが、「背びれ」「胸びれ」は大きく派手なイメージです。
海中の「ジュディ・オング」「小林幸子」かという感じ?

「ミノカサゴ
 英名:Lion fish
 学名:Pterois lunulata Temminck et Schlegel,1844
 分類:脊索動物門 硬骨魚網 カサゴ目 フサカサゴ科
 分布:北海道南部以南;~インド、西南太平洋

 生態
  岩礁の浅いところに単独で住んでいます。
  肉食性で小魚や小さなエビなどを見つけるとひれを大きく広げて囲い込み、丸呑みにしてしまいます。
 体の特徴
  背びれに隠されているトゲには毒があり、刺されると赤く腫れ上がり、激しく痛みます。
 人とのかかわり
  味は良くないので食用にはならず、観賞魚として利用されています。
 名前の由来
  背びれ、胸びれを広げて悠然と泳ぐ姿はとても美しく、蓑(みの)を着たカサゴのように見えることから、
  この名がつけられました。」


ミノカサゴ@WEB魚図鑑


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「胸びれ」を大きく広げたところを正面から撮ることができました。
ほんとに美しい姿です。
でも、毒を持ってるんですよね~(^^;


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水底にいるところを斜め上から眺めたところ。
目の上にある太いラインのおかげで、なんだか笑っているように見えます。
こんな感じ → (∩_∩)
個人的には「笑福亭鶴瓶」師匠のイメージです。


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ややアップに。
体に入る暗褐色のラインには白いパンチ穴のような模様があるのがわかります。
また「胸びれ」のラインもつながってはおらず、点線のようになっていますね。



次は「装甲を持つ魚」です。
といっても見た目的には「甲殻類」「貝類」のように、あからさまにゴツイものではなさそう。
でも、実際には相当頑丈にできているようです。

「装甲を持つ魚   Armored Fishes
 ウロコが変化してできた、硬い甲らを身につけた魚たちです。
 鈍重な容姿ではありますが、甲らで身を固めているお陰で、外敵からの捕食を免れているのでしょう。
 飼育水:海水   水温:原水   飼料:魚肉」



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初見の「エビスダイ」
見た目では「ウロコ」がややはっきりしている?という印象しかありません。
でもググって見ると、相当堅いものをもっているようです。
おいしい魚ではあるものの、捌くのはかなり大変らしい(^^;
通常は「ウロコ」ははがすんですがこれがなかなかできず、皮ごとはいだほうが楽という記載もありました。

「エビスダイ
 英名:Deepwater squirrelfish
 学名:Ostichthys japonicus
 分類:イットウダイ科
 分布:佐渡、本州中部以南」


エビスダイ@WEB魚図鑑


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比較的よく見かける「マツカサウオ」
こちらは何度も見ているせいもあってか、頑丈そうなイメージがついています。
「背びれ」と「腹びれ」にトゲを持つというのは以前どこかで見たと思うんですが、忘れてました(^^;

「マツカサウオ
 英名:Pinecorn fish
 学名:Monocentris japonica(Houttuyn,1782)
 分類:脊索動物門 硬骨魚網 キンメダイ目 マツカサウオ科
 分布:南日本;~インド洋・西オーストラリア他

 生態
  浅い海の岩礁にすみ、主に甲殻類を食べています。
 体の特徴
  全身は堅くて大きなうろこで覆われ、背びれ、腹びれともに鋭いトゲとなっています。
  下あごには発光バクテリアがすんでいて、暗いところでは光って見えます。
 人とのかかわり
  底曳き網で漁獲され、練り物などの原料となります。
  外観がユニークなため、乾燥させて置物に利用したり、太平洋沿岸地域では魔よけとして使っていたところもあります。
 名前の由来
  姿かたちが松ぼっくり(松かさ)に似ているので、このような名前がつけられました。」



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正面から。
鼻筋(?)にとおる太いラインが頑丈さを物語っているようです。
「頭突き」されると痛そう~(^^;



次はちょっと変わった泳ぎ方をするものです。

「逆さになって泳ぐ魚   Swimming Upside-Down
 サカサナマズは岩や流木などにお腹を寄せる習性があり、平らな物体の下側からお腹を寄せる姿をよく見かけます。
 この姿で水中を泳いだり静止することもできます。
 飼育水:淡水   水温:25℃   飼料:魚肉、配合飼料」



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ここに展示されているのは「サカサナマズ」1種のみ。
お腹を上にしていますが、このような泳ぎ方をする種はいませんからね。

「サカサナマズ
 英名:Upside-down catfish
 学名:Synodontis nigriventris
 分類:ナマズ目 シノドンティス科

 魚が腹を上にするということは、魚の死亡を表す言葉とされています。
 ところが、この魚は逆さになっているのが普通です。
 逆さになった理由として耳と鰾(うきぶくろ)の構造が他の魚と違っているという説、
 眼が下向きにつき水面のエサがとりやすいように逆さに泳ぐという説の二説があります。
 大きさ:5~8センチ  分布:中央アフリカのコンゴ川流域」


サカサナマズ@Wiki


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突然ですが、ここで「かくれんぼクイズ」
この中に3種類5匹の「魚」たちが隠れています。
見つけることができるかな~?

制限時間は・・・・・。
って、答えがすぐ下にあるのでありません!(^^;


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まずは右手前にいる「ダルマオコゼ」
かなり頭でっかちですが、それが名前の由来かな?
ここではたたまれているのでわかりませんが、「背びれ」のとげに毒を持っています。

「ダルマオコゼ
 英名:Pitted stonefish
 学名:Erosa erosa
 分類:オニオコゼ科
 分布:本州中部以南」


ダルマオコゼ@WEB魚図鑑


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正面から見るとかなりいかつい顔をしています。


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おなじみの「カサゴ」
色のついた岩に張りついているのですぐわかってしまいますね(笑)
ひれにあるトゲには毒はないようですが、刺されるとかなり痛いようなので注意。

「カサゴ
 英名:Marbled rockfish
 学名:Sebastiscus marmoratus
 分類:フサカサゴ科
 分布:北海道以南~東シナ海」


カサゴ@Wiki


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最後は「ワニゴチ」
「ダルマオコゼ」2匹の後の砂上にいたんですが、体の色といい模様といいすっかりなじんでしまっていますね。
引いた写真では区別がつきません。

「ワニゴチ
 英名:Crocodile flathead
 学名:Inegocia guttata
 分類:コチ科
 分布:南日本~南シナ海」


ワニゴチ@WEB魚図鑑


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アップにするとこの通り。
平べったい体に青い目がついているのがわかりますね。
でもこれはなかなか手ごわい隠れ方です。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、海の散歩道です。
by sampo_katze | 2014-11-22 20:35 | 水族館 | Comments(0)


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