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コンブの森にすむ生きものたち
赤い電車に乗って水族館に行こう!八景島シーパラダイス編・第3回


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「海中にそびえる大樹」


1階の最後は「ZONE3 群れと輝きの魚たち」です。
このエリアにある「大水槽」は2009年の「横浜開港150周年」にあわせてリニューアル。
国内最大となる約5万匹(!)もの「イワシ」の群れが織りなす「スーパーイワシイリュージョン」は必見で、
迫力ある「銀鱗の乱舞」を楽しみことができます。
ショー以外でも、同居している大型の「シロワニ」「ホシエイ」などが通るたびに
変幻自在に群れの形を変えるので、なかなか飽きません。
といいつつ、今回はちょっと混んでいたこともあって先に進むことにしました(^^;

次のフロアは3階で、「大水槽」の中を通る水中エスカレーターの「アクアチューブ」で上っていきます。
「大水槽」は3フロアにまたがっているんですね。
そして「ZONE4 海の生きものたちのくらし」のエリアへと進みます。

「ZONE4 Ocean life  海の生きものたちのくらし
 美しい海中パノラマを楽しんだあとは、魚をはじめとする、海の生きものたちの生態にズーム・イン。
 ひとつひとつの水槽をゆっくりと見てください。
 遠くの海で、近くの海で、海岸で、海底で、生きるためのさまざまなドラマが生まれています。

 Now look closely at the oceanic ecosystem,
 an endless real-life drama is being pleyed out in the sea.」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、巨大な「コンブ」とそのまわりで泳ぐ魚たちです。
「コンブ」というと「佃煮」「ダシ」を取るのに使う小さいをイメージしますが、
実際はこんなに大きくなるんですね~。
まさに海中の大樹のようです。


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「育てる海 ~藻場の生きものたち~
 藻場(もば)は、コンブやカジメなどの海藻類が岩場にがっちりと根付き群生している場所です。
 そこは、「海藻の森」となり生き物たちが隠れるには、最適な場所です。
 また、この場所は稚魚たちの育成の場にもなっています。

 東京湾のマコンブ
  マコンブは、日本で育つコンブ類の中でも、もっとも大きく育ちます。
  もともと東北の冷たい海で育ちますが、近年では関東近海などでも養殖され身近なものとなりました。
  ※このマコンブは、東京湾で養殖されたものを漁師さんに分けていただきました。」



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ガラスに張りついていた1匹の「ヒトデ」
なんだか手足を広げてジャンプしているようにも見えますね。
色も似ているので、某「非公認ゆるキャラ」のイメージが重なるような?


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この水槽では最も大きくなる「オオクチイシナギ」
最大で約2mにもなるんだそう。
肉は食用にされますが、「肝臓」はNG。
多量の「ビタミンA」を含むため「食中毒」を引き起こすがあるからです。

オオクチイシナギ
※特記をのぞきいずれも@WEB魚図鑑


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「コブダイ」
体の横に白いラインが入っていますが、これは幼魚のときに見られる特徴だそうです。
どおりで最大の特徴であり名前の由来となった頭のコブが目立たないはずですね。
もっともラインがうっすらとしてきていますから、若魚といったほうがいいかも。
一風変わった目の色もポイントです。

コブダイ


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正面から。
この角度から見ると、目の間にわずかながらコブが盛り上がっているのがわかります。
口の中には小さな歯も見えますね。


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底のほうにたたずむ魚たち。
これは「ヨロイメバル」
名前から想像されるような無骨な雰囲気はありませんが、どうしてつけられたんでしょうね?

ヨロイメバル


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「メバル」
大きな目をしているのが名の由来で、漢字では「眼張」と書きます。
美味な魚の1つですね。

メバル@Wiki


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「カサゴ」(左)と「メバル」。
「カサゴ」はひれに毒のあるトゲを持っていますが、それさえ取り除いてしまえばこちらも美味。

「メバル」は体が先のとはちがって黒っぽい色をしています。
色によって「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」と呼び名が変わりますが、
「DNA解析」によってそれぞれ別種であることが判明したそう。

カサゴ
アカメバル
クロメバル


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「居酒屋」の定番&人気メニューの1つになっている「ホッケ」
これもまた美味な魚ですよね。
でもこういう姿でお目にかかる機会はあまりありません。
白っぽい外観でなかなかきれいですね。

ホッケ@Wiki


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それにしても偶然なのか、このエリアには美味な魚が集まっています。
まさか「コンブ」のだしが利いていて・・・・・って、そんなわきゃない?


すべてD700+24-120mmF4G/VR


次回は、アマモ場に住む生き物たちです。
by sampo_katze | 2014-12-04 21:40 | 水族館 | Comments(0)


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