大森にある水族館へ
赤い電車に乗って水族館に行こう!しながわ水族館編・第1回


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「シンボルのイルカがお出迎え」


11月15日(土)。
この日は「品川区」にある「しながわ水族館」を訪ねました。
「京急」の沿線にある水族館を訪ねるシリーズの第3弾、最終編です。
ほんとは10月の「京都」「タイ」での出張オフ編を先にアップするところ。
ですが「京急油壺マリンパーク」「八景島シーパラダイス」と続けてきた流れがあるので、
こちらのシリーズを先にアップします(^^;

「しながわ水族館」の最寄駅は「京急」の「大森海岸駅」で、そこから徒歩で約8分。
「JR京浜東北線」「大井町駅」からは無料送迎バスも出ています。
こちらは時期によって運行本数が大きく変わるので注意が必要。
公式サイトのアクセスに時刻表が掲載されているので、事前にチェックしておくといいですよ。
ちなみに同線の「大森駅」からは徒歩15分です。
もちろんわたしは「京急」を利用しました。
そうでなければ「赤い電車で~」の意味がありませんからね(笑)


表紙の写真は、入り口入ってすぐの壁にある「しながわ水族館」のロゴ?です。
ここを訪ねるのは?回目なんですが、いつもこの「イルカ」に目が行きます。
おかげで(?)壁にうすく描かれている海の生きものたちのイラストが目に入りませんでした(^^;
しかも全景を撮っていないという失態のおまけつき。
いずれまた訪問するのでそのときに撮っておくことにしましょう(笑)


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最初のエリアは「東京湾にそそぐ川」
さまざまな「淡水魚」が展示されています。
大きな木の模型を取り囲むように3つの水槽が並んでいて、左から上流、中流、下流といった感じになっているようです。
たぶん・・・・・(^^;
手前には大きな「絵本」も置かれています。
これも今まで気づかなかったポイントですが。


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まずは上流の水槽から「ヤマメ」
体の側面に縦長の楕円の模様が並んではいるのが特徴。
その美しい姿から「渓流の女王」と呼ばれることも。
代表的な渓流の魚の1つである「イワナ」が男性的なイメージがあるのとは対照的です。
また「サケ科」に属しますが、海には下りません。
ただ海に出た後に産卵のため川を遡上してくるタイプがいて、こちらは「サクラマス」と呼ばれますが、
実は種としてのちがいはないんだそう。
ちょっとややこしいですね。

「和名 ヤマメ
 分類 サケ目サケ科サケ属
 英名 Masu salmon
 学名 Oncorhynchus masou masou
 飼育水温 13 ℃
 棲息環境 河川の最上流域
 食性 水生昆虫や水に落ちてきた昆虫など
 産卵 9~10月頃
 全長 30cm位
 生態など "渓流の女王"ともよばれるように、大変美しい魚です。
      自然下では警戒心が強く、驚かせてしまうとなかなか姿を現しません。
      ヤマメが海に下り、大きくなった個体をサクラマスとよびます。」

※説明帳より引用、以下同じ


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おなじみの「ニジマス」
体全体に小さな黒点がちりばめられています。
繁殖期のオスに限り「婚姻色」として光沢を帯びた虹色が発生し、それが名前の由来となっています。

「和名 ニジマス
 分類 サケ目サケ科サケ属
 英名 Rainbow trout
 学名 Oncorhynchus mykiss
 飼育水温 13 ℃
 棲息環境 河川の上流域、湖沼
 食性 水生昆虫や小魚など
 産卵 生後約3年で成熟し、春に産卵します。
 全長 1m位
 生態など 日本には生息していませんでしたが、1877年以降、アメリカから移入されました。
      食用や釣りの対象として全国で養殖されていますが、日本の河川で繁殖するケースは
      ほとんど無いといわれています。原産国では海に下り、時に1.2m以上に成長します。」



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こちらは「めいしょうふめい」です(^^;
体の真ん中を通る光沢のあるラインは「ニジマス」のようですが、黒点がないんですよね。
う~ん?


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2つ目の中流域(?)の水槽にいる「カワムツ」
頭の先端は丸みを帯び、体の側面には黒っぽいラインが1本入ります。
また「尻びれ」が結構長いところも特徴ですね。

「和名 カワムツ
 分類 コイ目コイ科カワムツ属
 英名 Dark chub
 学名 Candidia temminckii
 飼育水温 18 ℃
 棲息環境 河川の上流~中流の淵や淀み
 食性 付着藻類を中心とした雑食
 産卵 5~8月
 全長 18cm位
 生態など 生息地によって体型が若干異なるなどの違いがあり、以前はカワムツA型、カワムツB型と分けられていました。
      しかし、2003年にカワムツA型は別種と認定されてヌマムツという和名に変更となりました。
      河川改修により、平坦で一定の流れが本種の産卵に適しており、生息数が増加しているといわれています。」



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こちらは全身が赤っぽくなっています。
「婚姻色」のような感じですが、11月半ばという時期を考えると別の要因でしょうか。


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よく似たシルエットの「オイカワ」
頭も丸っこく、「尻びれ」が長く伸びているので「カワムツ」と間違えてしまいそう。
ですが「オイカワ」には体側面の黒っぽいラインがなく、代わりにやや不明瞭ながら横じまが何本か入ります。
微妙ですが、鼻先がこちらの方がとがり気味ですね。

ぶっちゃけていうと
「カワムツ」  縦じまが1本、はっきりと入る
「オイカワ」  横じまが何本か、不明瞭&不規則に入る

といった感じでいいのかも?
ただ、ここのように2種を同時に見られるのなら別ですけど個別に見せられたら悩みそうです。
そんなシチュエーションはなかなかないと思いますが(^^;

「和名 オイカワ
 分類 コイ目コイ科ハス属
 英名 Freshwater minnow
 学名 Opsariichthys platypus
 飼育水温 18℃
 棲息環境 河川の中流や下流の緩流域や用水、湖沼など
 食性 付着藻類を中心とした雑食
 産卵 5~8月
 全長 15cm位
 生態など オイカワは、学名(属名)に'雑魚'を意味する'Zacco platypus'という名称でよばれていましたが、
      オイカワ属はハス属に近いとされ、学名がOpsariichthys platypusに変更になりました。
      5~8月に繁殖期を迎えますが、繁殖期のオスは婚姻色(こんいんしょく)が出て大変美しくなります。
      当水族館でもこの時期には、オスがメスを追いかけて、水底で産卵する行動がみられます。」



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こちらは「ウグイ」
ずいぶん前ですが図鑑で見て以来「ハヤ」と呼んでいましたが、標準和名は「ウグイ」です。
頭の先端がややとがり気味なのと、「ウロコ」がかなり細かいという点で「カワムツ」や「オイカワ」と区別できそう。
「尻びれ」もそれほど大きくありませんね。

「和名 ウグイ
 分類 コイ目コイ科ウグイ属
 英名 Big-scaled redfin
 学名 Tribolodon hakonensis
 飼育水温 18℃
 棲息環境 河川全域・湖沼・河口・沿岸域
 食性 小魚・水生昆虫・藻類を食べる雑食性
 産卵 本州では4~5月に河川の砂底に産卵します。
 全長 約30㎝
 生態など 一生を淡水で生活する「淡水型」、成長すると海に降りて、産卵時期に河川に遡上する「陸海型」に
      分けられます。水質の変化に強く、他の種が生息出来ない火山性酸性湖などにも生息しています。」



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3つ目の水槽にいる「カルガモ」
以前見たときは2羽いてつがいなのかな?と思ったんですが、今回は1羽だけでした。
岩の間から流れる小さな滝のところにたたずんでいましたが、そこを滑り台のようにして水面に下りてきました。

「和名 カルガモ
 分類 カモ目カモ科カモ属
 英名 Spotbill duck
 学名 Anas poecilorhyncha
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の緩流域、湖沼、池、田、沿岸域など
 食性 水生植物、昆虫など
 産卵 4~7月 枯草と自分の羽毛で巣をつくって8~12卵を産卵。
 全長 60cm
 生態など ヒナをメス親が引き連れて歩く様子がかわいらしく、テレビなどでもさかんに放映されました。
      水田の水草や、虫を食べることから、益鳥とされていますが、イネを食べる害鳥とされる場合もあるようです。」



ここではありませんが、過去に親子連れの「カルガモ」を2回ほど見かけたことがあります。
「ヒナ」がめちゃくちゃかわいいんですよ~☆

過去に撮った「カルガモ」の親子の様子はこちら
2009年7月28日の記事 池にいたのは・・・
2010年7月26日の記事 文京から本郷へ


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真正面から。
ガラス越しだからか、こんなに接近しても動じません?


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水中に目を向けてみましょう。
底の方でたたずむ細長い魚は「ニホンウナギ」です。
結構身近な存在ではありますが、こうして生きている姿を見る機会というのは意外となかったりします。
また2009年にようやく産卵場所が特定されましたが、その生育については未だ謎に包まれています。

「和名 ニホンウナギ
 分類 ウナギ目ウナギ科ウナギ属
 英名 Japanese eel
 学名 Anguilla japonica
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~河口域、湖沼、沿岸域
 食性 水生昆虫や小動物、小魚など
 産卵 西マリアナ海嶺(かいれい)、スルガ海山(かいざん)付近で6月頃に産卵
 全長 1m位
 生態など かば焼きなどを多く食べる馴染み深い魚です。長年、産卵場所が謎に包まれていましたが、
      2005年にふ化して数日のウナギの仔魚(しぎょ)を捕獲、2008年に産卵直前のメスの個体の捕獲、
      2009年に卵が採集され、西マリアナ海嶺で産卵することが明らかになりました。
      しかし、ふ化直後の仔魚の育成などに不明な点が多く、川に遡上するために沿岸に集まった
      シラスウナギを捕獲して養殖に使っているので、急激に数を減らしています。」



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愛嬌ある顔をした「ナマズ」
丸っこい体に長いひげがトレードマークです。

「和名 ナマズ
 分類 ナマズ目ナマズ科ナマズ属
 英名 Amur catfish
 学名 Silurus asotus
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~下流域、湖沼
 食性 小魚やカエルなど
 産卵 5~6月
 全長 60cm位
 生態など 幼魚はヒゲは6本ありますが、成長にともなって2本が消失し、4本になります。
      昼間は水底でじっとしてほとんど動きませんが、夜には活発に活動し、時には水面を泳ぐカエルなども捕食します。
      ナマズといえば、地震予知を思い浮かべますが、ナマズの仲間は、生物の出す生体電流を感知できます。
      この能力が、地震の前に地面を流れている電流の乱れを感知するといわれていますが、
      はっきりしたことはいまだに不明です。」


以前「霞ヶ浦」を走ったとき、「観光物産館」で売られていた「ナマズ」のハンバーガーを食べたことがあります。
商品名は「なめパックン」でしたが。
見た目とちがい(?)あっさりした白身で意外とおいしかったですよ。

「霞ヶ浦」を訪ねたときの記事はこちら
2012年5月24日の記事 霞ヶ浦の西エリア
2012年5月26日の記事 霞ヶ浦の東へ


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かなりの大型になる「コイ」(上)と「ソウギョ」
一見するとよく似た2種ですが、見分けのポイントはわかりやすいんですよ。


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「コイ」は目が鼻より上にあり、おでこから背中にかけてかなり高く盛り上がります。
そして最大の特徴は「口ひげ」があること。

「和名 コイ
 分類 コイ目コイ科コイ属
 英名 Common carp
 学名 Cyprinus carpio
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~下流、湖沼
 食性 付着藻類、底生生物など
 産卵 4~7月
 全長 1m位
 生態など 水質の悪化に強いことから、さまざまな場所に生息しています。
      日本に古くから生息していた在来のコイは、中国大陸などに生息しているコイとの交雑が進み、
      ほとんどみられなくなっています。
      また、コイとニシキゴイにのみ発生する伝染性のコイヘルペスは大きな問題になっています。」



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別角度から。
なかなか立派な「口ひげ」でしょ?


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対する「ソウギョ」は目が鼻より下にあるのが特徴。
背中はそれほど高くはならず、「口ひげ」もありません。

「和名 ソウギョ
 分類 コイ目コイ科ソウギョ属
 英名 Grass carp
 学名 Ctenopharyngodon idellus
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~下流域、湖沼
 食性 水草や底生生物
 産卵 6~7月
 全長 1m位
 生態など 日本には生息していませんでしたが、食用のため中国の長江より移入されました。
      日本では利根川、江戸川水系で産卵がみられます。
      日本在来の水草を食べてしまい、壊滅的なダメージを与えた事例があるので要注意外来生物に指定されています。
      現在は世界中で移入による問題が起きています。」



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最後は「ニシキゴイ」
地味な色合いの魚たちが集うこの水槽の中では、まさに異色の存在です(^^;


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、品川と海のエリアです。
by sampo_katze | 2014-12-16 19:45 | 水族館 | Comments(0)


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