海の楽園のエリアとシャークホール
赤い電車に乗って水族館に行こう!しながわ水族館編・最終回


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「フランス皇帝の名を持つ魚」


「珍しい魚たち」のエリアを抜けると「アシカ“海のライオン”」、そして「共生水槽」があります。
でも、今回はどちらもスルーしてしまったのでなし(^^;
その先はやや広いスペースになっていて、「イルカ」たちがいるプールの中の様子を見ることができます。
ショーの間、あえて水中でどんな動きをしているのかを見てみるのも一興かと。
もちろんショーが行われていないときのほうがこちらに興味を示していろいろ見せてくれるかもしれませんね。

ここまで来ると出口まであと少し。
最後は「海の楽園」のエリアと「シャークホール」の様子です。

「海の楽園
 北緯30度から南緯30度の間には、熱帯・亜熱帯の海が広がっています。
 この海域には、北赤道海流・南赤道海流・赤道反流などの暖流が流れ、これら暖流の影響で、
 水温が25~30℃と一年中暖かい環境になっています。
 水の透明度も良く、コバルトブルーの輝きを放ちます。水深50~100m位の深さでも太陽光線が海底まで充分に降り注ぎ、
 色とりどりのサンゴの仲間が成育しています。栄養にも富んでいて、餌も豊富にあるため、様々な生物に出会える場所です。
 ここは、もっとも美しく、最も多様な命の宝庫。まさに、「楽園」の名にふさわしい海域なのです。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、この水槽でもっとも大型の「メガネモチノウオ」です。
通称は「ナポレオンフィッシュ」
成長するにつれ頭のコブが大きくなり、その様子が「ナポレオン」の帽子に似ていることからつけられています。
ただこの個体はコブがふくらんではいますが、それほど大きくはなっていません。

「和名 メガネモチノウオ
 分類 スズキ目ベラ科モチノウオ属
 英名 Humphead wrasse
 学名 Cheilinus undulatus
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 サンゴ礁、岩礁域
 食性 小魚や貝類など
 産卵 通常は単独で生活していますが、繁殖期になると群れをつくります。
 全長 2m
 生態など 世界最大のベラの仲間。若いとき眼の後ろに黒い線があり、それが和名の由来です。
      別名ナポレオンフィッシュともよばれ、成長するとおでこがコブ状につきだし、
      その形がフランスの皇帝ナポレオンがかぶっていた帽子(軍隊帽)に見えることが由来です。」



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頭部のアップ。
目の後ろのラインはまだ比較的はっきりしていますね。
頭のコブの大きさも合わせると、まだ若いのかもしれません。
それでも全長はかなり大きいので迫力は十分です。

昨年の夏に訪ねた「大阪」「海遊館」では、大きくコブが発達した子を見ることができました。
目の後ろのラインもずいぶん細くなっていて、かなり成長した個体と思われます。

「海遊館」でみた「ナポレオンフィッシュ」はこちら(記事の中ほどにあります)
2013年9月9日の記事 海遊館最大の見どころ・太平洋水槽


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白地に黒の水玉模様が入った「サラサハタ」
薄く色づいた大き目の斑紋も入っていて、色目は地味ながらもなかなかきれいですね。

「和名 サラサハタ
 分類 スズキ目ハタ科サラサハタ属
 英名 Humpback grouper
 学名 Chromileptes altivelis
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 沿岸の浅い岩礁域やサンゴ礁
 食性 肉食性
 産卵 不明
 全長 47cm
 生態など 体にある黒い斑点が美しく、ユニークな形から観賞用としても人気があります。」



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正面から見ていたらおおきく「えらぶた」を開きました。
深呼吸といった感じかな?


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「ツバメウオ」のそっくりさんの「アカククリ」
縦長の二等辺三角形のような体形と白地に黒いラインが入っているところは共通ですが、口の形が微妙にですがちがっています。
「ツバメウオ」は「背びれ」の前縁から口先にかけて1本の曲線でつながり、口は突き出ていません。
これに対し「アカククリ」は鼻のあたりで少し引っ込むようなS字カーブを描き、口が突き出ています。
とはいえ、パッと見で判断するのはちょっと難しい感じです(^^;

「和名 アカククリ
 分類 スズキ目マンジュウダイ科ツバメウオ属
 英名 Dusky batfish
 学名 Platax pinnatus
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 サンゴ礁
 食性 雑食性
 産卵 不明
 全長 35cm
 生態など ツバメウオに似ていますが、口元が突出していることで区別できます。
      幼魚は全体が黒っぽく各鰭がオレンジ色に縁どられています。
      これは有毒のヒラムシ類に擬態していると考えられています。」



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赤地に白い縦じまが入った「アヤメエビス」
各ヒレは全体が黄色で縁に赤が入っているようです。
動きが速かったので流してみましたがうまくいかず(^^;
でもその鮮やかな姿はどうしても残したかったので、写真の出来は悪いですがアップします。

「和名 アヤメエビス
 分類 キンメダイ目イットウダイ科イットウダイ属
 英名 Redcoat
 学名 Sargocentron rubrum
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 サンゴ礁域や浅い岩礁
 食性 肉食性
 産卵 不明
 全長 25cm
 生態など 鮮やかな赤と白の縞模様の体色が特徴です。
      口元の側面に水平に吐出した透明な突起があります。」



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光沢のある体を持つ「ウケグチイットウダイ」
点線の「縦じま」が入っています。
「下あご」が長いのが名前の由来とのことですが、これだとあまりちがいがわかりませんね。
また「背びれ」に大きな黒点が入っているはずなんですが、これまたたたまれているので(^^;

「和名 ウケグチイットウダイ
 分類 キンメダイ目イットウダイ科ウケグチイットウダイ属
 英名 Sammara squirrelfish
 学名 Neoniphon sammara
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 浅いサンゴ礁域や岩礁
 食性 肉食性
 産卵 不明
 全長 25cm
 生態など 下あごが長く「受け口(うけぐち)」になっていることが名前の由来です。
      背鰭には黒い斑点模様があります。」



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「ヒメアイゴ」
白地で目とえらを通る太くて黒いライン2本、背中から「尾びれ」にかけて明るい黄色をしています。
目も大きめですね。
この種は「説明帳」では見つかりませんでした(見落とし?)


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細かい石垣のような模様が入った「ゴマアイゴ」
その模様もオレンジ色をしていてとてもきれいです。

「和名 ゴマアイゴ
 分類 スズキ目アイゴ科アイゴ属
 英名 Goldined spinefoot
 学名 Siganus guttatus
 飼育水温 25~27 ℃
 棲息環境 河川汽水域や内湾
 食性 雑食性
 産卵 4~10月の水温24℃以上の満月の日の明け方に産卵します。
 全長 40cm
 生態など 尾鰭の付け根には黄色の斑点模様があります。幼魚は河口近くに多く棲息し、成長すると沿岸域を回遊します。」



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向かいの水槽にぽつんといたのは「ウツボ」です。
鋭い歯の持ち主で「タコ」が大好物!
「イセエビ」と共生することがあり、「イセエビ」は天敵の「タコ」から身を守ってもらいます。
そして「ウツボ」は大好物が寄ってくるという図式のようですが、それだと利は「イセエビ」のほうが大きそう?

「和名 ウツボ
 分類 ウツボ目ウツボ科ウツボ属
 英名 Kidako moray
 学名 Gymnothorax kidako
 飼育水温 20~22 ℃
 棲息環境 沿岸の岩礁域
 食性 エビやカニなどの甲殻類、魚類など
 産卵 雌雄が海底で寄り添って、急激に離れるたびに産卵、放精します。
 全長 80cm位
 生態など ウツボの仲間では、本州の海域でもっとも観察することが多い種類です。
      日中は物陰に潜み、夜になると活発に行動します。歯が鋭く、噛まれると大ケガをするので
      危険な魚とされていますが、自分から攻撃をしてくることはほとんどありません。」



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ちなみにこの水槽はこのときは準備中。
で、後日公式サイトを見たら「特別展「しながわ水族館の食欲→食育の秋」」というイベントをやっていたようです。
つまり、この「ウツボ」も食べられるんですよ~ということ。
見た目は少々グロテスクですけど、個人的にはぜんぜん問題なくいけますね。
さすがに「虫系」だけは・・・・・ムリ!(^^;


最後は「シャークホール」へ。
エリアの入り口にはいろいろな「サメ」の歯や「ミツクリザメ」のはく製が置かれています。
種類によってさまざまな歯の形があるので、自由研究などのネタにも使えそうですね。
今は季節外れですけど。


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出口のすぐ前にある大きな水槽を泳ぐのは「シロワニ」です。
一緒に自撮りしようと女の子たちが追いかけっこをしていました。
かなり暗い上に相手も動くので大変そうでしたが、うまく撮れたかな?

「和名 シロワニ
 分類 ネズミザメ目オオワニザメ科シロワニ属
 英名 Sandtiger shark
 学名 Carcharias taurus
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 温帯~熱帯海域
 食性 魚やイカなどの頭足類、まれに哺乳動物
 産卵 冬と春に交尾し、母体の子宮内で卵から孵ります。産まれた仔サメは、子宮内で他の卵や仔サメを食べながら、
    6ヶ月から12ヶ月後に全長100cm程度の仔サメを2尾出産します。
 全長 400cm
 生態など 世界中の水族館で展示されています。飼育下では特に危険な行動は見せないため、おとなしいサメとして
      紹介している水族館も多いですが、人間やボートに対して攻撃をした例も報告されています。
      当館では、万一に備え、潜水清掃の際にアンチシャークスーツという金属製の防護服を着用しています。」



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顔のアップ。
目つきも鋭く、半開きの口元からのぞく尖った歯が何本も並んでいる様子は圧巻。
見たまんま「獰猛でこわいサメ」という感じです。
「おとなしい」とされてるとはいえ、あちらがその気でなくてもちょっとちょっかいを出されたら・・・・・ねぇ(汗)
でも、こうして見ている分にはカッコいいな~なんて。


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水槽の出口寄りには座って観察できるスペースもあります。
ここは背景の映り込みが少ないので、座っているお客さんがいないときはいい撮影ポイントだと思います。
それでも全体をきっちり収めるのは難しいんですよね(^^;


さて、ここ「しながわ水族館」の館内には飲み物の「自動販売機」はありますが、食事は禁止されています。
なので食事は館外にある「レストラン」「売店」を利用しましょう。
持ち込みの場合も「しながわ区民公園」にあるベンチなどが利用できます。
入場券の半券があれば当日中は何度でも再入場できるので、息抜きに外を散歩なんていうのもいいかもしれませんね。


すべて D700+24-120mmF4G/VR



さて、今年はこれにて終了。
翌年は1月2日から再開の予定です。
それでは、みなさま。

よいお年をお迎えください(^^)
by sampo_katze | 2014-12-30 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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