東武動物公園の色鮮やかな鳥たち
東武動物公園へ行こう!2015初夏編・第3回


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「寝姿もさまざま」


今回は「鳥類」です。
「東武動物公園」で「鳥類」というと、個人的にはなんといっても「ペンギン」ですね。
大所帯の「マゼランペンギン」を筆頭に、「キングペンギン」「ジェンツーペンギン」の3種がいます。
通常はエリアの周囲から見る構造ですが、ここではエリアのど真ん中を横切る通路も設けられていて
彼らと同じ高さに立って眺めることもできるようになっているんですよ。
ただ、この時期(注:訪問日は5月30日)はすでに気温が高くなっているので暑さに弱い「キング~」と「ジェンツー~」はお休み。
空調の利いた別室に入ってしまうので、魅力が半減してしまいます。
これもあくまで個人的な感想なんですけどね(^^;
いずれにしても今回は「ペンギン」はスルーしてしまったので、ほかの鳥たちを紹介していきましょう。


表紙の写真は、「どきどきストリート」の東側にいる「フラミンゴ」の1種です。
体色からして「ベニイロフラミンゴ」かな?と思うんですが、それにしては全体が赤くないんですよね。
体が赤みを帯びるのはエサに含まれる「色素」によるものということが知られていますが、
それがやや少ないのかもしれません。
あるいは別の理由があるのか、それ以前に別の種なのかもしれません。
いずれにしてもちょっと謎です(^^;


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こちらは同居している「オオフラミンゴ」または「ヨーロッパフラミンゴ」
全体が淡いピンク色で、足もピンク。
くちばしの先端だけが黒くなっています。


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そして3種目の「チリーフラミンゴ」
足先の水かき部分や関節の部分だけがピンクになっているので、ほかの2種と簡単に見分けられます。
もっともそこが隠れてしまうと難しいですけどね(^^;


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西エリアの端にある「バードドーム」に入ってみましょう。
ここには4種目の「コフラミンゴ」がいます。
その名の通り「フラミンゴ」の仲間の中ではもっとも小型の種ですが、それでも全長は80~90cmほどになります。

「コフラミンゴ
 学名 Phoeniconaias minor
 分類 フラミンゴ目フラミンゴ科
 分布 アフリカ・インド北西部

 フラミンゴ類の中で、最も小さい種です。
 他のフラミンゴ類と比べ、くちばしの黒い部分の割合が多くなっています。
 湖や干潟などの生息し、藍藻などを食べてピンク色の羽毛になります。
 野生個体は、生息地の破壊や水質汚染などにより生息数が減少し続けています。

 なるほど!!Zoo
  「ピンク色=フラミンゴ」っていうイメージがあると思うけど、
  エサによっては、まっ白になるって知ってた?
  動物園ではフラミンゴさん専用のエサをあげてるんだって。」



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見分けのポイントはくちばしの色。
ほかの3種とはちがい、くちばし全体が黒っぽい色をしています。
目のまわりの赤みもやや強い感じがします。


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お休みのところを後から失礼して。
この体勢のまま目を開けて周囲の様子を見ていることが多いです。
そのときの目つきには結構怖いものがあるんですよね(^^;


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前回の「千葉市動物公園」編でも登場した「ホオジロカンムリヅル」です。
毛づくろい中なのでどこがどうなっているのか、これではよくわかりませんね~(笑)
右上に見えるのは頭の上にある「冠羽」で、これが名前の由来となっています。
ただこうして見るとまるで「打ち上げ花火」のようです。

「ホオジロカンムルヅル
 学名 Balearica regulorum
 分類 ツル目ツル科
 分布 アフリカ南部の湿地

 「「麦わらを束ねたような冠羽」を持ち、頬は白く、繁殖期になると赤く染まります。
 池や沼、湿地などに生息し、昼行性で、夜間は樹上に草を積み上げた塚状の巣で休みます。
 肉食傾向の強い雑食で、昆虫類や節足動物、草、種子等を食べます。

 なるほど!!Zoo
  他の動物をうまくりようするんだって。
  たとえば、畑などでエサを食べたり、大きいそうしょく動物のうしろをついて歩き、
  おどろいて出てきた虫を食べたりするんだって。」



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通常姿勢にもどったところを1枚。
全体の色合いは地味ですが、「冠羽」と赤い差し色が目を引きます。


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ややアップに。
頭頂部の黒い羽毛はかなり密集していて、「ビロード」の帽子のようになっています。
ほっぺが白いのも名前の由来の1つであり、大きな特徴ですね。
なお繁殖期になるとここが赤く染まるんだそうですよ。
以前に撮ったことがあったはずなんですが、ちょっと見あたらなかったので省略です(^^;


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全身赤一色の「ショウジョウトキ」
「ショウジョウ」とは元は架空の動物のことですが、転じて赤を意味します。
ここではありませんが、ほかに白、黒、ブロンズなどの別種がいます。


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木陰に隠れて足元にいた「オシドリ」のオス。
野生の個体は非常に警戒心が強く、かなり離れていてもその姿を見られると飛んで行ってしまいます。
でもここのは人なれしているようで、こんなに近くにいても平気で歩いてきます。
だいたい3mくらいだったでしょうか。
まぁこちらもできるだけジッとしていたというのもあるんでしょうけどね。

「オシドリ Mandarin duck

 学名 Aix galericulata
 分類 ガンカモ目 ガンカモ科
 分布 ロシア東部・中国北部・日本の平地や高地

 日本で繁殖するものと、冬季に日本へ飛来し越冬するものがおります。
 繁殖期は、低地から低山帯の、水辺や林の樹洞で営巣します。
 植物食傾向の強い雑食で、特にドングリを好み、穀類や水生植物、虫、魚などを採食します。

 なるほど!!Zoo
  ドハデなオスですが、夏になるといなくなったっていわれるんだ。
  本当は、夏の羽に変わるとメスとそっくりになってしまうんだ。
  いないわけじゃないんだよ。」



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こちらも同じオスですが「換羽」の最中のため、かなりみすぼらしい姿になっています(^^;
ちなみに「換羽」とは羽毛が生えかわることで、これは美しい冬毛からメスと同じ地味な夏毛へと変わる過程です。
1~2週間ほどで終わるそうですが、この間は羽毛が生えそろっていないため飛ぶことができません。


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最後は「日本産動物舎」にいる「タンチョウ」
国内で単に「ツル」というとこの種を指すことが多いかと。
頭頂部にある赤いアクセントが目を引きそれが名前の由来にもなっていますが、この部分は羽毛ありません。

「タンチョウ Manchurian crane
 学名 Grus japonensis
 分類 ツル目 ツル科
 分布 北海道東部・極東アジア

 乱獲によりほぼ絶滅したものと思われていましたが、各地で給餌が行われ、徐々に個体数が戻りつつあります。
 現在、特別天然記念物に指定され保護対象となっています。
 名前は「丹(赤い)頂(最も高い所)」と書き、赤い頭頂部から付きました。

 なるほど!!Zoo
  あたまの赤い所は、羽じゃないんだ。肌が変化したトサカなんだ。
  ニワトリさんの頭にあるやつと同じだね。」



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今年もヒナが生まれたんですが、成長がとても早い!
ヒナからイメージされる姿を見られる期間は短く、あっという間にこんなに大きくなってしまいます。
たしかこれで3回目だと思うんですが、いまだ小さな姿を目にしたことがないんですよね~(^^;


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頭をカキカキしているところ。
羽毛はまだ幼鳥のものなので、空を飛ぶことはまだできません。
ですが体つきや足つきはすでに成鳥なみになっていて、地上移動はお手のもの。
もちろん親鳥もそばにつきそっていますけどね。


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


次回は、猛禽類をピックアップしてみます。
by sampo_katze | 2015-08-04 21:15 | 動物園 | Comments(0)


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