光と水のはぐくみ サンゴ礁ゾーン
夏は涼しい水族館へ!すみだ水族館に行こう!編・第2回


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「美しき海底のクリーナー」


最初のエリア、緑あふれる水槽が目を引く「自然水景」
色とりどりの生きものたちを見ていると、外の暑さを忘れさせてくれます。
もちろん空調が利いている、ということもありますけど(^^;

それに続いて、これまたふわふわただよう癒し系の「クラゲ」がいるエリア。
併設された「ラボ」には「ミズクラゲ」の幼生が展示され、成長の過程を見ることができます。

そして3つ目は「アクアギャラリー」
自然界で生きるため、生きものたちは様々に生態や姿かたちをかえるなどして適応しています。
ここではいくつかをピックアップしていて、小さいながらも楽しい展示となっています。

でも夏休み中という時期が時期だけにこの2つのエリアは大混雑!
ゆっくり見ることができなかったので今回は省略して、次の「光と水のはぐくみ サンゴ礁」のエリアへと進みます。
ここは4つの大きな水槽が並び、いずれも四方から眺めることができるというちょっと変わった展示方法になっているんですよ。

「光と水のはぐくみ ~サンゴ礁~
 サンゴには植物と動物の顔がある。
 まず、昼のサンゴは体内に共生する褐虫藻(かっちゅうそう)が光合成して作る栄養分によって植物のように成長する。
 一方、夜のサンゴは動物のように他の生物を食べる。
 そして、サンゴの集まりであるサンゴ礁は、『海のゆりかご』と呼ばれている。
 サンゴ礁は動物の隠れ家や産卵場所であり、生物多様性の宝庫である。」

※案内板より引用、以下同じ


表紙の写真は、1つ目の水槽にいた白い砂地の上にたたずむ「オトメハゼ」です。
白地にオレンジのラインが入る美しい姿に大きな目をしていて、見た目にかわいらしい魚ですね。
そのため観賞魚として飼われている方も多いようです。
わたしも環境が整っていたらな~、なんて思ってしまいますが(^^;


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「オトメハゼ」のえらとお腹の下あたりに小さな砂の山ができています。
これは彼らの食事のあと。
大きな口を開けて砂をガボッと吸い込み、続いて口を上に向けえらから砂をサラサラ~と出します。
これを繰り返すので、このように小山ができるんです。
ただその動きは意外と速いので、なかなか撮れないんですよね~(^^;


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岩の上にちょこんと乗っているのは「ヒメゴンベ」
小柄な魚で、ひれまで含めた全身に褐色の斑紋が散りばめられています。

よく似た種として「ミナミゴンベ」がいますが、背びれと尾びれに斑紋がないので区別できるんだそう。
こちらも見たことがあると思うんですが、よく覚えてません(^^;


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白地に赤い格子模様が美しい「クダコンベ」
細長い体を持っている上に管状に長く伸びた吻(ふん)をもっていて、その様子が名前の由来になったと思われ。
色も姿かたちも独特で特徴的ですね。
わたしの好きな種の1つでもあります。


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全身が黄色一色の魚が後ろをカットインしてきました。
赤と黄色のコントラストが鮮やかですが、その黄色い魚はその名もズバリの「キイロハギ」
かの有名な映画に引っかけて「幸せの黄色いおさかな」なんて呼ばれることもあるとかないとか。
でもよく見ると尾びれのつけ根に白い突起が1つあるんですよ。
これは「ニザダイ科」に属する魚の特徴で、種によっては複数持つのもいます。


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同じく黄色系の「ヤマブキベラ」
頭部にうっすらとですがライン状の模様が入っていて、これもなかなかの美しさです。
本来の体色は名前の通り山吹色なんですが、この子は白っぽいですね。
光の具合ではなかった(はず)なのでもしかしたら若魚なのかな?


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こちらは体色も顔の模様もかなりはっきりしています。
胸びれの後ろあたりがやや青みがかっていますが、これは個体差でしょうか。


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青みがさらに強く、全体が虹のように鮮やかに見えるのは「ターミナルフェイズ」
この種は胸びれのつけ根が黄色いところが1つの特徴だそうですが、こちらではそれがよく目立ちますね。
背びれや尾びれの端近くに入っているオレンジのラインもいいアクセントになっています。


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一転してモノクロのシックな装いをしているのが「ユウゼン」
これは初めて見ますね。
モノクロといっても黒地に細かく入った白の斑紋が美しく、背びれ・腹びれ・尾びれの先端にアクセントの黄色が入っていて
思わず目を引くきれいな魚です。
ちなみに和名は「友禅染」(ゆうぜんぞめ)からきているとのこと。


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そしてここの名物の1つ?の名づけて「にょろにょろパラダイス」!(笑)
その中心的存在なのがこの「チンアナゴ」です。
砂地から顔を出してゆらゆらとゆらめいている姿は必見。
一説には「スカイツリー」の高さにあわせて634匹もの仲間たちが暮らしているんだそうですよ~。
さすがにその多さにちょっとキモい!って感じるお客さんもいるようですが(笑)

「チンアナゴ
 『チンアナゴ』の『チン』の名前の由来は日本犬の『狆(ちん)』に顔つきが似ていることから
 この名前が付けられた。よく観察していると個体ごとにそれぞれ性格も異なり、
 模様や色彩には一匹一匹異なっていてとても個性的。」



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「チンアナゴ」と一緒に見られることが多い「ニシキアナゴ」
ここでも例外ではありません。
モノクロの「チンアナゴ」に対し、こちらは白と黄色のシマシマ模様でなかなかきれいです。


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最後はやや大柄に見える「ホワイトスポッテッドガーデンイール」
本家の「アナゴ」と同じように体の側面に白い点が並んでいるのが特徴的で、名前の由来になっているようです。
余談ですが別名では「スパゲッティガーデンイール」という呼び名があるんだそう。


これらの3種はいずれも砂底から顔を出していますが、全身が出ていることはめったにありません。
ただ意外なことに彼らの体は頭の大きさからは想像できないほど長いんです!
わたしも過去いろいろな水族館で見てきましたが、全身像を見ることができたのは1度だけで
しかも2年前にここを初めて訪ねたときのことでした。
「ニンゲン」では八頭身、今や九頭身なんというのもあるそうですが、
彼らは二~三十頭身くらいあるんじゃないかな~??(^^;

「チンアナゴ」の全身像を偶然にもとらえたときの記事はこちら
2013年8月16日の記事 海のゆりかご ~ サンゴ礁


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次回は、マゼランペンギンのいるプールです。
by sampo_katze | 2015-09-09 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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