すみだ水族館の夏休み特別企画展
夏は涼しい水族館へ!すみだ水族館に行こう!編・最終回


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「ぬるにょろ大集合!」


「すみだ水族館」編の最後は、夏休み期間中に開催されていた特別企画展の様子です。
そのタイトルは「ぬるにょろすい 気持ち悪くて、愛らしい。」
いわゆる「キモカワ系」というカテゴリーでしょうか(^^;

季節柄、ぬるにょろといってパッと頭に浮かぶのはやっぱり「ウナギ」ですかね。
やったことはありませんが、つかんでもぬるぬるにょろにょろと手からすり抜けてしまうというイメージがありますよね。
何より夏のスタミナ源としての「蒲焼き」がありますし(笑)

この展示では有名どころからマイナー種(?)まで、「ぬるにょろ」な生きものたちを紹介しています。
今回は取り上げていませんが、なぜか「オットセイ」まで入っているんですけどね(^^;


表紙の写真は、「ソラマチ」の柱に描かれた「ぬるにょろすい」の宣伝です。
8種類の「ぬるにょろ」たちが登場しています。
ここでもやはり「ウナギ」は代表格といった感じになっていますね。


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ということで、トップバッターはおなじみ「ニホンウナギ」です。
もはや説明不要ですね。
あまりに普通に食べていますが、実は血液や表面の粘膜に毒が含まれているんです。
ただ毒性はそれほど強くはないようですし、加熱することで無毒になるんだそう。
生食されないのはこのためなんですね。

「ぬるにょろり あたしの血には 毒がある

 ニホンウナギ
  日本には本種(ニホンウナギ)とオオウナギの2種、世界では19種が生息している。ウナギの血液や粘膜には
  熱で分解される毒成分を含み、熱を加えずに食べるとお腹を壊したり、目に入ると痛みを伴う。
  海で産卵を行い、成長すると川に遡上する生態が知られているが、生態の多くは神秘的な謎に包まれている。
 ぬるにょろ度:3」

※説明板より引用、以下同じ


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「ウナギ」と並んでおなじみの「マアナゴ」
たいていは水槽の中に筒が置かれていて、その中に身を置いていることが多いんですが
ここではめずらしく(?)砂の中に体をうずめて頭だけ出していました。
おかげで特徴の1つである体の側面の白点が見えません(^^;

こちらも実は毒の持ち主。
ただし「ニホンウナギ」同様、加熱することで無毒化されます。
また「のれそれ」と呼ばれる幼魚は生食されるので、成長するにつれて毒を持つようになるようですね。

「ぬるるるる 生のあたしは 毒まみれ

 マアナゴ
  日本人にとって食材としても馴染み深いマアナゴは、ウナギと同様に全身が粘膜で覆われており
  毒成分も含まれている。成長に伴って体の形や色が変化する生態も同じで、本種の仔魚は
  半透明の体に柳の葉状の薄く細長い形態をしており『のれそれ』の呼称で呼ばれる。
 ぬるにょろ度:3」



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青っぽい体にオレンジのラインが入った「レッドスパイニーイール」
直訳すると「トゲの多い赤いウナギ」となります。
ただ「ウナギ」と名がつくものの、「ニホンウナギ」などが「ウナギ目」に対しこちらは「タウナギ目」とまるで別物。
見た目が似ているので「~イール」とつけられたんだそうです。

「ぬるぬるん ちろちろながい 鼻のあな

 レッドスパイニーイール
  ウナギとは違うグループの魚で、東南アジアに分布する『トゲウナギ』という異名で呼ばれることもある
  淡水性の熱帯魚。本種は最大で1mを超える大型種で、吻先には『鼻管(びかん)』と呼ばれる
  水中の匂いを感じる器官を持つ。
 ぬるにょろ度:2」



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顔のアップ。
目にピントを合わせてしまったのでややボケてしまっていますが、鼻先がびよ~んと伸びているのが特徴。
この部分は「鼻管」(びかん)と呼ばれる器官で、においを感じることができるとのこと。
エサなどを探すセンサーといった感じですね。
それにしてもなかなか鮮やかな体色をしています。


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派手な体色をもつ「トラウツボ」
最近お気に入りになった種です。
「ウツボ」の仲間は基本的に好きなんですが、この種は特徴的な色と外観が特に気に入っています。

「ぬるらるら 死んだ魚も 平気でぺろり

 トラウツボ
  全身に入る不規則な斑模様が虎を連想させるウツボの一種で、他のウツボの仲間と比較すると
  細長い体形をしていて目の上に角のような突起があるのが特徴。大きく切れ込んでいる口には
  細かく鋭い歯がたくさん並んでいて、魚や甲殻類などを捕食するのに適した形状をしている。
 ぬるにょろ度:2」



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顔のアップ。
「レッド~」と同じく「鼻管」をもっていますが、その場所は目のすぐ上です。
しかも上向きになっていて、後ろの方に少し反り返っているのがわかります。
また鋭くとがった歯が並んでいて、見た目に凶暴そうでいかつい感じ。
でも「鼻管」があるおかげでどこかユーモラスな姿に見えてしまいます(^^)


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「ぬるにょろ系」の最後は「プロトプテルス・エチオピクス」
「魚類」なのに「えら」だけでなく「肺」でも呼吸できるという特殊能力(?)の持ち主。
そのため一般には「肺魚」(はいぎょ)と呼ばれます。
ガラスに映った姿に思わず見とれている?

「ぬうるぬる ぬるっと大きい あたしのフン

 プロトプテルス・エチオピクス
  魚類の大半はエラ呼吸で酸素を体内に取り込むが、本種はエラ呼吸以外に浮袋が変化してできた
  肺のような器官を持ち、空気中から直接酸素を取り込むことができる。アフリカに分布しており、
  水が干上がる乾季には泥と粘膜で繭を作る。『肺魚』とも呼ばれる。
 ぬるにょろ度:2」



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胸びれがまるで細い腕のようになっているのも特徴的。
これでも見事に泳いで見せるんですが、このひれは泳ぐのには使っていない様子でしたね。


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意外とアクティブに動き回っていて、このように逆立ちも見せてくれました(^^)


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〆は「ぬるにょろ」とは真逆、カチカチの「アカイセエビ」を。
それまで「カノコイセエビ」とされていたものが、2005年に新種として指定されました。
「公式facebook」1月11日の記事によれば、この個体は「小笠原」で獲れたものとのこと。
もともと「小笠原」を中心にした限定された範囲に生息している種みたいですから。
固有種のため、漁期が年間2週間と限定されているだけにとても貴重な種のようです。
それなら説明をもっとしっかりしてほしかったところですね(^^;


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次回から夏の水族館シリーズ第2弾、葛西臨海水族園編です。
by sampo_katze | 2015-09-15 21:05 | 水族館 | Comments(0)


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