世界の海・太平洋Ⅱのエリア
夏は涼しい水族館へ!葛西臨海水族園に行こう!編・第5回


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「きれいなハリセンボン」


「世界の海」の2つ目のエリアは「太平洋Ⅱ」です。
世界で最も大きな海だけに1つのエリアでは収まりきらず、2つに分けられたんでしょうね。

「太平洋Ⅱ
 太平洋は、世界でいちばん古い海です。
 インド洋や大西洋は大陸が移動してできた歴史の新しい海ですが、太平洋は何億年もの昔から
 ずっと海の生物を育んできました。
 この広大で歴史の古い海では、昔から最も多様な生物が繁栄してきました。
 その中でも、熱帯太平洋の中心部ともいえる東南アジアの海は、イシサンゴ類や魚類の種類が多い海として有名です。
 ハワイ諸島やオーストラリア南部などは、他では見ることができない固有の生物が多いことで知られています。
 太平洋は多様な生物がすむ、とても豊かな海です。」


まずは「オーストラリア南部」の水槽です。
「オーストラリア」というと暖かいという(勝手な)イメージがありますが、ここの水槽の水温は17℃とやや低め。
ちょっと意外な感じがしましたが、考えてみれば「オーストラリア」の南は「南極大陸」があるんですよね。
3000kmほど離れてはいますが、やはり影響があるんでしょうか。
それはさておき、この水槽は比較的小さいながらも個性的な魚たちがいるのでなかなか楽しいですよ。


表紙の写真は、「ハリセンボン」の仲間の「サザングローブフィッシュ」です。
とげのある丸っこい体にくりくりっとした大きな目。
これだけでも十分かわいいのに色合いもきれいという、なんとも素敵な姿をしています。
「フグ」の仲間は愛嬌があって好きな種の1つなんですが、これは特にお気に入りです(^^)


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横しま模様の「オールドワイフ」
体形は背中が大きく盛り上がっていて、背びれの一部が長く伸びるというちょっと特徴的な体形の持ち主。
しま模様は太いのと細いのが交互に入っています。


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頭部をアップに。
目の周りは黄色く縁どられていて、地味な体色の中のアクセントになっています。
また目の上あたりはくぼんでいるように見えますね。
口は上向きについていて結構大きそうです。


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「オールドワイフ」と似たような体色の「マグパイ パーチ」
こちらのしま模様は太く濃い色が真ん中に、薄い色の2本が目のところとお腹のあたりに入っています。
目の周りと尾びれはオレンジがかった色になっていますね。


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「カワハギ」の仲間の「ホースシュー レザージャケット」
青と黄色を基調とした体色を見るとほんとに「カワハギ」の仲間?と疑ってしまいそうです(^^;
そしてなんといっても特徴的なのは体の側面にあるUの字型の模様。
この形が「ウマ」の靴、つまり「蹄鉄」(ていてつ)に似ていることからその名がつけられました。


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「カサゴ」の仲間の「ウェスタンレッド スコーピオンコッド」
本来はこのように真っ赤な体色をしていますが、前回見たときは白い色をしていました。
名前が赤なのになんで白いんだろう?と思ったんですが、改めて見てみると白っぽい岩の上にいました。
どうやら周囲の環境に合わせて体色を変えることができるようです。

「ウェスタンレッド~」の白っぽい姿はこちら
2013年5月14日の記事 世界最大の海・太平洋のエリア


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白地に青の細かい斑点が散りばめられている「ブルーデビル」
名前とは裏腹にかわいらしい色合いをしている魚です。
顔つきがちょっとコワい(?)のでそんな名前がついたんでしょうか。
前回の訪問時は奥の方にいた上に正面向きのままだったのでよく見えませんでしたが、今回はバッチリ。
背びれと尻びれが結構長いんですね~。


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鮮やかなオレンジ色が目を引くのは「ホワイトバードボックスフィッシュ」のオス。
白いラインが入っているので、「カクレクマノミ」のような印象です。
「ハコフグ」に近い「イトマキフグ」の仲間とのこと。
よく見ると体の表面にはひび割れのような模様が入っていて、甲羅のようなもので覆われているのがわかります。


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続いては「ハワイ沿岸」の水槽から「フレームエンゼルフィッシュ」
こちらもオレンジですが、ラインは黒で体の中央はやや明るい色になっています。
先ほどの「ホワイトバード~」のメスもこのようにオレンジ地に黒ラインが入るんだそう。


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この水槽で最もメンバーが多かった「ミレッドシードバタフライフィッシュ」
「ハワイ沿岸」で一般的にみられる種だそうで、ここでは水面近くで群れをなして泳いでいました。
そのため水面に映っているものもあります(^^;
体に小さな黒い斑点がたくさん入っているので、これが名前の由来かな?


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細かなしま模様が複雑に入った「メイキュウサザナミハギ」が前を横切ったのでショット!
「メイキュウ」はそのまま「迷宮」だそうで、模様がそのように見えることが由来のよう。
成魚はこのように見た目が地味ですが、幼魚のときはオレンジ地に黒いくの字模様が入っています。


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おとなりの「オーストラリア西部」からは「リーフィシードラゴン」
「タツノオトシゴ」に似ていますが、それぞれ「ヨウジウオ亜科」「タツノオトシゴ亜科」と細かい分類で異なっています。
どちらも「ヨウジウオ科」なのでひとくくりでもいいんですけど、一応(^^;
その泳ぐ姿はもはや説明不要?

「これでも魚?変装の達人
 リーフィシードラゴンは、リーフィ(葉っぱのような)という名前のとおり、ちぎれた海そうの葉のようなすがたをしています。
 泳ぎ方も、まるで海そうがただよっているようです。
 リーフィシードラゴンをよく見ると、とうめいなひれをうまく使っているのがわかります。
 こうして、てきにおそわれにくくし、えさとなるプランクトンや小魚などに気づかれないようにそっと近づきます。」



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水槽内にあった海藻と重なったところを。
確かによく似ていますね~。


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最後は「モーリシャス」の水槽から「トラウツボ」(右端)と「オニダルマオコゼ」を。
「トラウツボ」ってこんなに白っぽかったかな?
下の砂地が白いので同化しちゃったんでしょうかね(^^;
またここには「オニダルマ~」が4尾いるんですが・・・・・って、今回はわかりやすい!(笑)

「ちかづくな!キケン
 この水槽には、大きさ40cmくらいのオニダルマオコゼが4尾います。
 砂にもぐって、目と口だけ出していることもあります。みなさんは、見つけられますか?
 オニダルマオコゼは、すがたかたちは海底に転がる石そのもの。英語ではストーンフィッシュ(石魚)と呼ばれます。
 じっと身をかくし、獲物を待ちぶせしています。」



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でも一応寄っておきましょう。
体の表面にある凸凹は細かいところまで再現(?)されていて、まるで本物の岩みたい。
ところどころにオレンジの斑点が入っているところも手が込んでますね~。
よく見ると小さな目がついていて、こちらをジッと見つめているようです。
これ、周りが砂地じゃなく岩場だったらぜったいにわからないですね。
しかも砂に潜って身を隠すこともあるというのだからやっかい。
背びれの棘条には強力な毒があって、刺されると死に至ることもあるとのこと。
まさに「ちかづくな!キケン」


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次回は、大西洋のエリアです。
by sampo_katze | 2015-10-01 21:05 | 水族館 | Comments(0)


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