世界の海・大西洋のエリア
夏は涼しい水族館へ!葛西臨海水族園に行こう!編・第6回


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「砂隠の術」


「世界の海」ゾーン、3つ目のエリアは「大西洋」です。
ここは「アメリカ大陸」東側と「アフリカ大陸」「ユーラシア大陸」の西側に挟まれた海域。
世界の海では「太平洋」に次いで2番目に大きな面積を持つ大洋です。
ここの水槽群は「北海」から「南アフリカ沿岸」までと、名称を見るだけで幅広さを感じますね。
全部の水槽をめぐるできなかったのは残念ですが、まだ夏休み中でお客さんも多かったことですし。
と言い訳してみる(^^;


表紙の写真は、「北アメリカ東部」の水槽にいる「グースフィッシュ」です。
「アンコウ」の仲間で、頭にふさのついた細長い突起を持っています。
体の色がまわりの砂の色と完全に同化しているので、目が出ていなければその存在に気づきませんね。
この水槽の奥には透明な仕切りがあってその向こうに別の魚がいるんですが、その魚が仕切りに近づくと
「グースフィッシュ」はふさを動かして魚を誘い込もうとしていました。
その様子を撮りたかったんですが、お客さんも多かったですし何より暗い(^^;
残念ながら断念せざるを得ませんでした。

「つりをする魚
 グースフィッシュの頭の上に、先にふさがついたさおのようなものが見えますか?
 これは、背びれのトゲが変化したものです。このふさを器用に動かし、えさとまちがえて近づいてきた小魚などを
 大きな口で飲みこんでしまいます。
 アンコウのなかまは、アングラーフィッシュ(つりをする魚)ともよばれます。
 情報資料室のオリジナルビデオで、"つり"をするようすをご覧いただけます。」

※説明板より引用、以下同じ


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顔をアップに。
白い砂地に真っ黒な目が出ているのでわかりそうなものですが、じっとしていると黒い小石のように見えてしまうんでしょうか。
あるいは動いているふさに気を取られてしまうからかな?


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「北海」の水槽からは「ランプフィッシュ」
別名「ランプサッカー」、和名では「ヨコヅナダンゴウオ」と呼ばれることもある大型種です。
「ヨコヅナ」が示す通り「ダンゴウオ科」の仲間では最大種。
卵は「ランプフィッシュキャビア」と呼ばれて「キャビア」の代用となることもあるんだとか。

ちなみに以前「エプソン品川アクアスタジアム」、現在の「エプソンアクアパーク品川」で、小型種の「ナメダンゴ」を見ましたが
これがもうかわいいのなんの!
その反動からか、「ランプ~」を最初に見たときはものすごいインパクトでした(^^;

後ろに見える薄っぺらい体の魚は「カレイ」の仲間の「プレイス」です。
底生性ですが水槽内を元気いっぱいに泳ぎ回っていることが多いです。


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こちらは体が赤い個体。
白いのがヘッドランプなら、こちらはテールランプといったところでしょうか。


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水槽に張りついているところを裏側から。
体の下には腹びれが変化してできた大きな吸盤がついていて、このように張りつくことができます。
普段は岩などに張りついているんですけどね。

「ランプフィッシュの吸盤
 水槽にくっついているランプフィッシュ。泳いでいたらお腹を下からのぞいてみましょう。
 よく見ると、丸い大きなへこみが見えます。腹びれが変化して吸盤のようになっているのです。
 ランプフィッシュはふだんは深い海底でくらしていますが、繁殖期になると浅いところにやってきます。
 メスは波に流されないように岩にくっついて産卵し、オスはふ化するまで卵を守ります。
 この時、吸盤が役に立つのでしょう。」



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張りついているところの全体像。
これを見るとちょっとやそっとじゃ取れそうにないですね(^^;


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続いては「ブラジル沿岸」の水槽から「ルックダウン」を。
ひし形というか平行四辺形というか、とにかく四角い体が特徴的。
顔の部分がスパッと切られたようにきれいな斜め線を描いていて、1度見たら忘れられない姿です。
また背びれと尻びれの一部が長く伸びているところも特徴ですね。
ちなみに和名では体の色にちなんで「シロガネアジ」と呼ばれています。


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しかも正面から見るとなんとこんなに薄っぺらい!!
横から見たところとは真逆な感じがさらに面白さを倍増させます(笑)
この薄さのおかげで前からだと見つかりにくく、エサを取ったり敵から身を隠したりできるんだとか。


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ちょっと変わった名前の持ち主の「ポークフィッシュ」
直訳すると「豚魚」ですが、和名では「クロオビダイ」と呼ばれるそう。
ちなみに「イサキ科」の仲間で「タイ」とは無関係です。
顔に入る黒い2本のラインのため少々いかつい印象ですが、黄色と水色の縦じまが入った体色がきれいで見映えがしますね。


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「ルックダウン」と「ポークフィッシュ」が仲良く並んで泳ぎます。
光の加減で黒のラインがうすくなると「ポーク~」はかわいらしい印象に変わりますね。


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水槽の上の方を滑るように泳ぐ「フライングガーナード」
名前からすると「トビウオ」のようですが、「ホウボウ」の仲間。
長い胸びれが飛行機の翼のように見えるのが名前の由来でしょうか。
意外と動きが速かったこともあり、ちょっと中途半端な写真になってしまいました(^^;


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「地中海」の水槽から初見の「ブロッチトピカレル」
鮮やかな青い斑点と体の真ん中に入る黒点が目を引きます。


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一転して赤一色をまとった「ロア デ ルジェ」
別名は「カーディナルフィッシュ」といいます。
「カーディナル」とは「カトリック」における「枢機卿」(すうききょう)のこと。
その聖職者服の色が赤、厳密には「緋色」(ひいろ)であることが名前の由来のよう。
赤地に大きな黒い目をしているのでかなり目立ってますね。


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最後は「ペインテッドコンバー」
体はシンプルな横しまですが、顔のあたりは複雑な紋様を描いています。
また体の中心には光を当てられたように白くなっていますが、これは実際に白っぽくなっているもの。
ちょっと不思議な感じですね。


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ガラスのすぐそばにたたずんていてくれたのでアップにできました。
背びれにオレンジ色っぽい部分がちらほら見えますが、これがおなかの青白いポイントと対比をなしているようです。
ちなみにこの魚、雌雄同体みたいですね。

「オスのちメス、時々オス
 ペインテッドコンバーは、オスでもメスでもある魚ですが、1匹でたまごを産めるわけではありません。
 産卵のときには2匹がペアになり、オス役とメス役を交代して産みます。
 情報資料室では、この産卵のようすを動画でご覧いただけます。」


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、カリブ海の水槽+冷たい海の魚です。
by sampo_katze | 2015-10-03 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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