身近な魚もたくさん住んでる東京の海のエリア・その3
夏は涼しい水族館へ!葛西臨海水族園に行こう!編・最終回


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「言われればわかる種がほとんど」


「東京」の海といえばすぐ目の前に広がる「東京湾」
そこには意外にも?たくさんの身近な魚や生きものたちがすみついています。
もともと水資源の豊かな海でしたが、高度経済成長期の開発などにより環境が悪化したことも。
ですがその後に水質改善が進み、生息環境が整いつつあるようです。

「東京湾の生物
 東京湾はふたつの海の顔を持っています。
 外湾が外海の影響を直接受けるのに対して、
 入口の狭い内湾は海水の出入りが少ないため、非常に閉鎖された海域となっています。
 東京内湾は、ほとんどが30mより浅く、泥の底が大きく広がっています。
 湾奥部は、たくさんの河川が流れ込み海水と淡水がまざる汽水域で、泥干潟もあります。

 ●東京湾とは
  [観音崎-富津岬]を結ぶ線より内側(狭義)
  [剱崎-洲崎]を結ぶ線より内側(広義)」


「東京湾の漁業
 江戸前の海-東京湾は、すぐれた漁場でした。
 過去最大の漁獲量を記録したのは第二次世界大戦後のことです。
 ところが、高度経済成長の時代には埋め立てが進み、魚やエビなどの生育の場である藻場(もば)が
 次つぎと姿を消していきました。
 人口増加や産業の発展により、東京湾に流れ込む汚水の量も増えました。
 赤潮や青潮がひんぱんに発生するようになり、総漁獲量はピーク時の5分の1ほどに減少してしまいました。
 現在の東京湾ではイワシ、カレイ、アナゴ、スズキ、シャコ、アサリ、ノリなどが重要な産物です。
 排水規制や下水処理が進んだ効果で水質も改善され、漁獲量も一時期よりは回復しました。
 東京湾の漁業は、人と自然が共存することで成り立っています。
 汚濁排水による負担を減らし、生物の暮らしやすい場所を提供することができれば、
 豊かな海が私たちの食卓に新鮮な海の幸を提供してくれるはずです。」



表紙の写真は、「東京湾」の水槽をちょっと引いて見たところです。
パッと見ではわからなくても、名前を聞くと「あ~、あれなんだ!」と思う種が結構いると思いますよ??


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はじめは寿司ネタの1つとしてもよく知られる「コノシロ」
成長とともに名前が変わる出世魚で、寿司に使われるのは幼魚の「シンコ」や若魚の「コハダ」です。
成魚の「コノシロ」は単体で酢漬けにされることが多いそう。


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続いては天ぷらネタの定番、「シロギス」
単に「キス」というとこの種を指すことが多いですね。
細身で白っぽい色をしていて、生息域である砂地と同化しているかのように見えます。
危険が迫ると砂中に潜ってしまうこともあるんだそう。
「海の女王」「海の白雪姫」との呼び名もあるんですが、確かに美しい外見ですね。


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丸っこい外観をした「イボダイ」
関東では「エボダイ」と呼んだりしますね。
わたしもどちらかといえば、そちらで呼んでます。
えらの上あたりに褐色のワンポイントがはいっているところが特徴の1つで、名前の由来にもなっているそう。
骨が取りやすくて食べやすいうえに美味というのがうれしいところ(^^)


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砂底に集う魚たち。
少々歪んで見えるのは分厚いガラス越しのため。
底の方にいる魚たちを撮るときに苦労するポイントです。
でも今回は雰囲気重視なので気にしないことにしました(笑)

左にいる胸びれを広げて飛行機のような恰好をしているのは「ホウボウ」
胸びれのつけ根から伸びる3本の脚のようなものを使って底を歩き回るように動きます。
この足のようなものは胸びれの軟条が変化したものだそう。

手前のにょろ長いのは「マアナゴ」
竹筒の中で休んでいることが多いですが、このときは体を外に出していました。
砂中に潜っているのもいますね。

右にいるのは・・・・・?


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空を飛ぶ、じゃなくて泳ぐ「ホウボウ」。
広げた胸びれはとても鮮やかな色をしているんですが、泳ぐときはたいていこのようにしまってしまうので見えません。
かといって底の方にいて広げているときは、先の写真のように歪んで写ってしまいがち。
なのでこれまでも証拠写真的なものしか撮れてません。
う~~ん・・・・・。


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こちらも砂に隠れていることが多い「マコガレイ」
ですが、このときは元気よく泳ぎまわっていました。
こんなシーンはなかなか見られないと思いきや、「北海」の水槽にいる「プレイス」という「カレイ」の仲間も
よく泳ぎまわっています。
というか、その様子しか見たことがありません。
エサの時間が近いこともあるそうですが、いつもそのタイミングで見てるということなんでしょうね。


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夜行性の「マアナゴ」も1匹ですが、筒から出てスイスイ。
って、実は表紙の写真でもしっかり出てましたけど(^^;
やはりこちらの水槽でもエサの時間が近かったのかな?


すべて D700+24-120mmF4G/VR


「葛西臨海水族園」へのアクセスは「JR京葉線」「葛西臨海公園駅」から徒歩5分です。
「東京メトロ東西線」のいくつかの駅から「都バス」も出ていますが、休日は道路が混雑するかも?
ただ「京葉線」も各駅停車しか停まらない上に、発車時刻が均等でないところがちょっと不便なんですよね(^^;
3分後にくるかと思えば15分も待たなくてはならなかったり・・・・・。
でも入園料は700円と格安で、小学生以下はなんと無料!
ショーやパフォーマンスなどもない代わりに生きものたちの展示は充実しているので十分楽しめます。
近くには「葛西臨海公園」「葛西海浜公園」もありますからね。
リアルに海の生きものとふれあえるかもしれませんよ?


次回から新シリーズ、新江ノ島水族館編です。
by sampo_katze | 2015-10-11 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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