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瀬波海岸の夕焼けは見られたか?
年末温泉旅行2015 in 瀬波温泉編・第2回


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「最上階からの瀬波海岸の眺め@14:49」


「村上駅」からは無料送迎バスを利用し、約10分ほどで宿まで移動します。
部屋に入ったのは14:45頃。
この日、12月30日の日没は16:30頃なので時間的にはかなり余裕があります。
そこで部屋に荷物を置いて周辺をぶらっとすることにしました。
そのままお風呂の直行!というのもいいんですけどね。


表紙の写真は、部屋のテラスから見える眺めです。
天気予報は曇りだったのでどうかな?と思ってたんですが、一部雲が切れていて青空が顔をのぞかせていました。
このままいけば絶好とまではいきませんが、夕日が見られるんじゃないかと期待してしまいます。
またそれほど波は高くなく穏やかなような感じに見えますね。
でも遠くからはドーンというような「海鳴り」が響いてきていて、冬の海を感じさせます。
これで風に吹かれた雪でも舞っていたら、まさに演歌の世界ですね~。


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ズームしてみると雲間からは幾筋もの光が海面へと降り注いでいます。
俗に「天使のはしご」なんて呼ばれますね。
そういえば、こんなのを撮るのは久しぶりだったような?

また水平線近くの空はオレンジ色に染まっています。
写真の右にうっすらと見えるのは「佐渡島」です。


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そこから右に目を向けると遠くに別の島影が見えます。
これはここから北北西約30kmの海上に浮かぶ「粟島」(あわしま)。
周囲23kmの比較的小さな島です。
その右には白い水柱のようなものが見えますが・・・・・。

粟島観光協会


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ここもズームしてみるとこんな感じ。
どうやらこの場所だけ雨または雪が降っているようです。
これだけ見通しがいいとこのようなものが見られるんですね。


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今度は買い出しも兼ねて外を散策に。
これは玄関の右に置いてある「まんじゅう岩」と呼ばれるもの。
その後ろにあるのは「温泉竹塀」(おんせんたけべい)です。

「まんじゅう岩
 ここにある饅頭(まんじゅう)の形をした岩は、ここ瀬波海岸を掘削した際、みつかったものです。
 この地は、今から1千万年以上も前に海の底だった堆積(たいせき)層が地殻変動で隆起してできたところです。
 この岩石を調べた結果、ノジュールと呼ばれる塊状硬質頁岩(かいじょうこうしつけつがん)で岩石の中に、
 むかし海だったことを裏付ける、海に棲む哺乳動物や貝の化石が含まれていることがわかりました。
 見た目おもしろいですが地質学上、大変貴重な岩とされています。」


「温泉竹塀
 この「温泉竹塀」のオリジナルは、大分県別府温泉の温泉施設ひょうたん温泉を経営する株式会社ユーネット様と
 大分県様が共同で所有する実用新案登録第3112971号「温泉冷却装置」の実施許諾をもとに製造する
 竹製温泉冷却装置「湯雨竹(ゆめたけ)」でございます。
 ひょうたん温泉様では、竹製温泉冷却装置を利用し、高温の源泉を、加水せずに、源泉のまま、適温で入浴できるよう
 源泉の温度を下げています。瀬波温泉の源泉温度は93℃の高温泉でございます。
 弊館では、ひょうたん温泉様と大分県様のご好意により、「湯雨竹」をオブジェとしての使用に限り、
 ここに「温泉竹塀」の名称で、皆様にご披露いたしております。」

※説明板より引用、以下同じ


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その右手には足湯があります。
かつては「与謝野晶子」が訪れたこともあることから、「晶子の愛し湯」(あきこのあしゆ)と名づけられています。
ここの左手には海岸へと出られる通路があるので、そちらに行ってみることに。

「晶子の愛し湯(あしゆ)
 与謝野晶子が瀬波温泉を訪れた際に、景色の美しさに感動し、一日で45首もの歌を詠んだといわれています。
 与謝野晶子が愛した瀬波の湯を大切にしていき、少しでも多くの方々に楽しんでいただきたい・・・
 そんな気持ちから足湯を設置いたしました。
 "晶子の愛し湯"は当館ご利用者以外の方々も無料でご利用頂けます。」



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海岸へ通じる通路の途中にはこんな看板が(^^;


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海岸から見上げる「汐美荘」外観。
建物の左側が「本館」、右側が「南館」です。
また、ここは夏には海水浴場にもなる場所です。


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右手の方を眺めると、先ほどの水柱は陸の方へと移動しているようです。
幸い、こちらの方に向かってはいないようなのでよかったですが。


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左手に目を移すと、雲間からの光は強くなっています。
雲がやや厚くなっているのが気になりますが・・・・・。


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海岸にある高さ3mほどのモニュメント。
その右奥には多くの「南京錠」が並んでいましたが、これはなんでも「誓いの鍵」というそうです。

「夕陽が沈む時、水平線にひとすじの光が・・・
  昔からグリーンフラッシュを見た人は幸せになるとか。

 ~瀬波温泉 龍神様伝説「鳴いたキツネと龍神さま」~
 むかしむかし、その昔。瀬波に温泉が吹き出る前のお話です。
 松の池という小さな池に、地の神からつかわされたヘビが住みついて
 何十年も、何百年も、人々の暮らしをそっと見守っておりました。
 ある日のこと、ふとヘビは思い立ちます。
 「もっと力をもった龍神となって、この土地に恵みをもたらせたい」
 その日から、龍神になるためのつらい修行がはじまりました。
 修行する姿を人の見られてはいけません。何十年も、何百年も、ひとりぼっちで耐える毎日。
 そして、ヘビはとうとう修行を終えて、地と水を司る龍神となったのです。
 龍神になったヘビはうれしくて、人々に会いたくてたまらなくなりました。
 けれども、人々に神となった自分の姿を見せるわけにはいきません。
 そこで、自由に歩きまわれるキツネに姿を変えて、町に出かけたのです。コーン、コン。コーン、コン。

  このモニュメントは、"龍神様伝説"から龍神が空に舞い昇るイメージと、
  願いが叶うと言われる"饅頭岩"をモチーフにデザインされています。」






さて、外を歩いていたらすっかり体が冷えてしまいました。
海からの風が冷たいですからね(^^;
なので近くの酒屋によってちょっと買い出しをした後に部屋に戻りました。
そしてまだ日の入りまで時間があったので、冷えた体を温めるために一風呂浴びることに。
ほかのメンバーはのんびり入ってましたが、わたしは夕日を撮りたかったので早めに切り上げて部屋へと戻ります。


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日の入りの約15分前に戻ってきて、とにかく1枚。
太陽は水平線近くにある雲に隠れていました。
これはちょっときびしいかな?


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近くを流れる雲には夕日が当たってオレンジ色に染まっています。


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水平線近くをアップに。
ここだけは夕焼けっぽくなっていますが、その手前にある雲が厚すぎますね。


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ずっと外にいると寒いので、窓から様子を見ていましたがどうも焼けてきそうにありません。
そして日の入りから約15分後まで待ちましたがこんな感じでした。
ちょっと残念ですが、それでも曇りで日の入りの雰囲気すら感じられないよりはマシかな?と。
この後は夕食まで時間があるので、もう1度大浴場に出向いて冷えた体をじっくりと温めました。

日の入りから時間をずらしたこともあってか、露天風呂は独り占め状態!
暮れゆく空の下、海鳴りを聞きながらのんびりつかることができました。
やっぱり温泉は最高です!(^^)


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次回は、お楽しみの夕食です。
by sampo_katze | 2016-01-05 21:15 | 温泉 | Comments(0)


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