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元祖・小龍包と上海タワー
中国出張でのオフタイム編・第6回


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「歴史を感じさせる町の一角」


1月訪問時の帰国便は「上海浦東国際空港」を定刻17:05に出発する「中国東方航空」「羽田」行き最終便。
「常熟市」から空港までは3時間もあれば余裕で着いてしまいます。
かといって昼頃までホテルにいてもやることがないですし、時間がもったいない。
ということで10時ころに現地代理店の車で出発し、途中「上海タワー」が見える場所に立ち寄ることにしました。

「上海市黄浦区」にある「豫園」(よえん)という庭園のあるところまで移動。
ここは16世紀半ばに18年の歳月を造られた庭園が元になっていて、1961年から一般公開されているんだそう。
で、その地下に駐車場があるのでそこに駐車し歩いて出かけます。
ただここに至るまでの市内の道中は結構渋滞していて、駐車場への道も結構混雑。
交通事情は大変みたいですね(^^;


表紙の写真は、「豫園」周辺の町の様子です。
独特のデザインをしたやや高い建物が並んでいました。
「豫園」が造られた当時のものなのかどうかはわかりませんが、なかなかいい雰囲気です。


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こちらは1階部分がお店になっています。
店先にはずらりと「電動バイク」が並んでいますね。
一昔前は「自転車」だったようですが、今はこちらのほうが主流です。


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ちょうどお昼どきだったので、まずは腹ごしらえをすることに。
代理店スタッフによると「豫園」には「小龍包」発祥の店とされる「南翔饅頭店」の本店があるとのこと。
店内で食べられますが、外の「テイクアウト」のカウンターにもかなりの人数が並んでいました。
現地の方々にも人気のようですね。
国内にも進出していて、5店舗ほどが営業しているとのこと。


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入口横に置かれていたディスプレイ。
その上に「No1」の文字が見えます。


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3階への階段にあった看板には英語と日本語で案内が書かれていました。
確かに海外からの観光客と思しき方の姿も見られましたからね。


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20分ほど待ったでしょうか、ようやく店内に案内されました。
人気店ですから仕方ないですし、かなり早い方ではないでしょうか。
内装は開店当時のままのような感じですね。


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お品書き。
ここには英語も日本語も併記されていません(^^;
でもなんとなく意味が取れますし、右に赤いマークがついているのがオススメなのでこれを参考にするといいかも。
また「招牌」はオススメという意味ですので、これは外せないでしょう。
一番下に書かれているのは「姜絲」で、薬味となる「生姜」の千切りです。


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こちらは112番の「招牌蟹黄小龍」(6個55元)。
「蟹黄」とは「カニみそ」のこと。
もう1つ、111番の「伝統猪肉小龍」(6個35元)もオーダーしましたが見た目が同じなので(^^;


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そして見た目のインパクト大なのが201番の「蟹黄灌湯包」
1つ35元と割高なのでどうしてかな?と思ったら、大きさを見て納得。
そして何よりもオドロキなのは「ストロー」がささっていること!(笑)
これで中のスープを吸うんですが、熱いので注意が必要。
でもおいしかったですよ~。


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そして504番の「野生菌?」(中の下に皿)。
「菌」という字が入っているのでちょっとビビるかもしれませんが、これは「キノコ」のこと。
ふわふわのスポンジみたいなものが入っていて、干したもののようです。
種類はわかりませんでしたけどね。


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「南翔饅頭店」を出て外へと出ます。
周囲の古い建物は外観はそのままに、お店になっているところが多かったですね。
ここは垂れ幕にあるように「茶」を扱っているようですし、なんと「星巴克珈琲」(スタバ)もありました。
ほんとは「星巴克」を撮りたかったんですが、もろ逆光でしたので(^^;
デジ一ならなんとかなったかなと思うんですが、「iPhone」では露出が難しくて断念。


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古い建物の間から近代的な高層ビルが垣間見えます。
このギャップも楽しいですね(^^)


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「豫園」の東側にある「古城公園」からの眺め。
右に見える丸っこい外観の建物が「上海タワー」(上海中心大厦)です。


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さらに東に進んで川沿いに出ます。
そこには整備された歩道があって、対岸の「陸家嘴金融貿易区」にある「上海タワー」などの建物群がよく見えました。
といってもどこか空気がにごっているように見えるのはいたしかたないところでしょうか(^^;

また左の上層部に球体のついた建物は「東方明珠電視塔」です。
「上海テレビ塔」や「上海タワー」とも呼ばれますが、新しい「タワー」ができたので呼ばれ方が変わりそうですね。
でもわたしもそうでしたが、新しい方の存在を知らない方も多いかも?(^^;


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そしてこちら側は「外灘」(ワイタン)というエリアです。
「外灘」とは「外国人の河岸」という意味です。
この地区は19世紀後半から20世紀前半まで「上海租界」と呼ばれる「外国人居留地」だったところだそう。
この地区の建物は「租界」時代に建てられたものなので、西洋風の外観をしているんですね。
特に右の高い建物は「ニューヨーク」にある「クライスラービル」のような感じです。
その左奥は最上部がまるで「王冠」のような形をしていますし。
時間があればこのあたりの建物をじっくり眺めながら歩いてみたいところでした。


すべて iPhone5S


次回は最終回、上海浦東国際空港での飛行機プチ撮影です。
by sampo_katze | 2016-07-03 21:00 | 海外 | Comments(0)


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