海の忍者・イカのなかま
サンシャイン水族館2016夏編・第5回


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「高級食材の1つ」


「サンシャインラグーン」の次は「ふわりうむ」
大きな「ミズクラゲ」のトンネル水槽をはじめとして、いろいろな「クラゲ」を見ることができます。
その名の通り、ふわふわとゆるやかにただようその姿を眺めているとけっこう癒されますね。
ただ写す方としてはこのエリアはちょっと鬼門。
相手はごく一部をのぞいてかなりゆっくり動くので、少々薄暗くシャッタースピードが遅くても追いかけることはできます。
でも水槽のガラスが曲面なのでピントが合いにくく、撮れた画像も屈折でゆがんでいたりと。
意外と難易度が高いんです。
もっとも曲面でなくても、水の圧力に耐えるためにかなり厚くなっているガラスもあるので一概には言えませんけどね(^^;

「ふわりうむ」を抜けると次は「マンボウ」のいる水槽があります。
ですが、残念ながら展示していた個体が死亡してしまったそうで展示がされていませんでした。
お気に入りの1種だったんですが、仕方ありません。

そして次の「海の忍者」のエリアへ。
体色や体形を変化させ擬態する「タコ」
そして「イカ」も体形は変わらないものの、体色を変えて擬態し驚くべき機動力を持っています。

「海の忍者
 海には多くの生命が息づいていますが、イカほど奇抜な形と多彩な技を持つものはいません。
 ある時は瞬時に色を変え、ある時はジェット噴射で急発進し、ある時は飛び道具で獲物を捕える。
 究極の忍者ともいえるイカをご覧ください。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、大型の部類に入る「アオリイカ」です。
ふ化直後は5mm程度ですが1年で約2~30cm、体重1~2kgほどまで急成長しますが、寿命はなんと1年!
「イカ」の仲間では高級な食材とされ、漢字では「障泥烏賊」と書く難読種です。
「アオリ」とは「ウマ」の胴体に巻く泥よけの「馬具」のことで、ひれの形がそれに似ていることから。
このように横から見るとよくわかりませんが、全体的に丸みを帯びた体形をしているのも特徴です。


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水平姿勢。
こうして見ると目の大きさも際立っていますね。
研究では視力は0.63で、魚類と比べても高い値を示しています。
例として「マダイ」は0.16、「ブリ」「スズキ」は0.11。
この優れた視力と機動力でエサを捕ることができるんですね。
素朴な疑問ですが、どうやって視力を解明したんでしょうか?(^^;


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こちらの子は先の子とは体の模様が異なっています。
白く短い直線状の模様が入っているのはオス、その模様が不明瞭なのがメスとのこと。
そんな風に簡単に見分けができるとは。


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ということはこちらもメスのようです。
ただ全体がやや黒っぽく、ひれにも褐色の斑点が入っています。


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10本ある腕のうち2本は「触腕」(しょくわん)と呼ばれます。
これらだけ「吸盤」が先端付近にのみついていて、自由に伸縮させることができます。
頭の長さと比べるとかなり長く伸びているのがわかります。
でも最大ではどれくらい伸びるんでしょうね?


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同じ水槽にいたのは「コブヒトデ」
体の表面にコブのような突起が並んでいるのが特徴です。


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奥の壁に張りついているのがいました。
5本の腕にあるこぶは1列に並んでいるのがわかります。
また体の色はクリーム色っぽく、コブの色も黒っぽくなっていて先の子とは色が異なっています。
まるでクッキーかなにかと焼く前と焼いた後みたいです(^^;


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ガラス面に張りついているところ。
近づいて見てみると、黒っぽいラインのところに吸盤がついた小さな器官がたくさん並んでいるのがわかります。
これは「管足」(かんそく)と呼ばれるもので、これを使って移動したりえさを捕ったりします。


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となりの水槽にいるのは「ヒメコウイカ」の仲間。
名前からもわかるとおり、小さ目の種で約10cmほどにしかならないんだそう。


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正面?を向いてくれたので1枚。
「アオリイカ」とはちがい、目はまぶたを軽く閉じたような感じになっています。
これは「コウイカ」の仲間の特徴で、この種は左右の端がキュッと上がっていて中央もわずかに波型を描いています。


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前の2枚は城っぽい色をしていましたが、こちらは褐色を帯びています。
体は小さくても色を変える特技は同じなんですね。

ちなみにここにはほかに「ハナイカ」というかなり派手な外観を持つ種もいました。
ただこのときは水槽の奥にいたようで、その姿をとらえることはできませんでした。
残念!


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、2階へと進みます。
by sampo_katze | 2016-10-03 21:15 | 水族館 | Comments(0)


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