水辺の旅のエリア・東南アジア+アフリカの湖編
サンシャイン水族館2016夏編・第7回


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「赤いアロワナ」


2階の「水辺の旅」のエリアの続きです。
Lの字状に連なった「アクアプランツ」「大河アマゾン川」の背が低めの水槽がいったん途切れ、
左手に進むと「東南アジアの水辺」の水槽があります。
ややこじんまりとしていますが、展示されている魚たちの種類は意外と豊富です。

「東南アジアの水辺
 川は交易や生活の場としての重要な役割を果たしています。
 そのような人との関わりのある川にも、絶滅が危惧されるアジアアロワナや多くの生き物たちが生息しています。
 今、人の生活と自然とのバランスが求められています。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、「東南アジアの水辺」水槽で最も大きい「アジアアロワナ」です。
その名の通り、「東南アジア」の淡水域に生息していて大きさは約1mほどになります。
生息する地域によって体色に変化があるそうで、こちらにいるのは赤みがかった色をしていますね。
ちなみに今回は奥に引っ込んでいたままで、その姿をとらえることはできませんでした。
なので2012年1月に撮影したものを代わりにアップします(^^;


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こちらは「大河アマゾン川」の水槽にいる「シルバーアロワナ」
上向きについた大きな口と、下あごからのびる2本のひげは「アジア~」も同じです。
水面近くを泳いでいて、水上に獲物を見つけると水上に飛び出してとらえるという離れ業をするんだそう。
でもこの水槽ではほかの魚たちが下の方で泳いでいるためか、目が下の方を向いていますね。


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こちらは「アジアアロワナ」のうろこのアップ。
輪郭が白っぽく縁どられているので、かなりの厚みがあるように見えます。
真ん中1列のうろこの中心には小さな丸い模様が入っていますね。


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代わってこちらは「シルバーアロワナ」のうろこ。
全体的に白っぽく、赤のラインがうっすらと入っています。
また「アジアアロワナ」と同じようにうろこの真ん中に模様が入っていますが、あまり目立っていません。
よく見るとお腹にあるひれ、尻びれかな?も長くつながっていて、「アジアアロワナ」とは形が異なっています。


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ここからは同じ水槽にいるほかの魚たちをご紹介。
まずこちらの「シルバーシャーク」から。
名前に「シャーク」とありますが、もちろん「サメ」ではなく「コイ科コイ亜科」に属しています。
「コイ」というとずんぐりとしているような体形が頭に浮かびますが、こちらは細長くシャープな体型をしていますね。
その外観が「サメ」を連想させることからこのような名前がついたんだとか。
また背びれの形もどこか「サメ」のそれと似ているような感じがします。
それぞれのひれの中央には白っぽいラインが入っていて、色は地味ですが強い印象を与えているようです。


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つづいては「アポロシャーク」
「シルバー~」よりも体高は小さく、より細長い体形をしています。
体の真ん中を黒いラインが入り、背びれは体のずいぶん後方についています。
腹びれもかなり長いですね。


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派手な色合いの「レッドライントーピードバルブ」
体の中心と尾びれの先端に黒いライン、頭側半分と背びれの赤ラインに尾側半分と尾びれの黄色ライン。
まるで警戒色をまとっているかのようです。

また「トーピード」とは「torpedo」、意味は「魚雷」です。
体型が「魚雷」に似ているからというのが名前の由来なんでしょうか。
でも「魚雷」は「魚型水雷」の略なので、なんだか本末転倒のような感じもしますね(^^;


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別の水槽にいる「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」
体が透明な「ナマズ」の仲間で、通称「グラスキャット」とも呼ばれます。
長いひげが2本、前方に伸びていますね。
それにしてもなぜ体から色細胞がなくなり透明になってしまったんでしょうか?

「体表に色細胞がないため、体色が透明です。骨や内臓も見ることができます。
 透明な体は周囲のどんな色にも馴染みやすくなる保護色ではないかと考えられています。」



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ちょっと変わった名前の「キッシンググラミィ」
「キスをする」という意味ですが、くちびるをつき出しているその姿は確かにそう見えなくもない?
ですが常にこうなっているわけではないようですね。


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名前の由来となったその行動とは、2尾が口をつつきあうというもの。
今回、その様子を見ることができなかったので説明パネルの写真を。
見た目では仲がよさそうですが、実は真逆なんですね(^^;

「キスをする魚 キッシンググラミィ
 2尾がお互いの口先をつつきあう行動をすることがあります。
 仲良くキスをしているようにも見えますが、闘争の行動です。」



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続いては「アフリカ大陸」の中央付近にある「タンガニイカ湖」の魚たちです。
聞き慣れない名前ですが、面積は世界6位で「アフリカ大陸」でも「ビクトリア湖」に次ぐ2位。
深さおよび貯水量は「ロシア」「バイカル湖」に次いで2位。
その歴史も約2000万年と長く、「古代湖」の1つに数えられている湖です。
生息する生きものもそのほとんどが固有種なんだそうですよ。

「タンガニイカ湖はアフリカ大陸の東側、タンザニアの西側にある湖です。面積は世界で6位、関東地方とほぼ同じ大きさです。
 今からおよそ2千万年前の地殻変動により大地溝帯(グレート リフト バレー)と呼ばれる巨大な谷が作られ、
 そこに水が溜まりタンガニイカ湖ができました。
 他の水系から長い時間切り離されていたので、生物は独自の進化をしてきました。タンガニイカ湖に生息する魚の約80%、
 貝類の約90%が固有種です。
 タンガニイカ湖には約300種の魚類が生息していますが、その内の多くはシクリッドと呼ばれるカワスズメ科の魚です。
 そのほとんどがタンガニイカ湖でしか見ることのできない固有種です。アジアや南米の熱帯魚たちとは少し違う、
 独特の姿に進化しました。」



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こちらは「アルトランプロローグス・コンプレシケプス」という「シクリッド」の仲間。
体によこしまが入り、背びれと尻びれが長いですね。
また体の大きさの割に目が大きく見えるので、なんだか「メバル」を見てるような感じがします。
斜め上に向いてふわふわしている様子なんかもよく見かけますから。


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こちらはネームプレートがなかった「しょうたいふめい」
黒っぽい体に胸びれのつけ根あたりの黄色と白のワンポイントが目立ちます。
顔やうろこにも白のアクセントが散りばめられていて、なかなかあでやかな印象です。
「チョウチョウウオ」の仲間に「ユウゼン」という魚がいますが、あれに通じるものがありますね。
背びれ、尻びれや尾びれの先端が鋭角に伸びているところも特徴的です。


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最後は「キフォティラピア・フロントーサ」
白地に太めの黒い6本の横しまが入り、腹びれや尻びれ、背びれの先端が伸びています。
また目の上あたりがこぶのようにふくらんでいて、独特のシルエットですね。
このコブはオス特有か雌雄ともあるのか、あるいは年とともに大きくなるのかはわかりません。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、水辺の旅のエリア・アフリカの川と干潟の生きものです。
by sampo_katze | 2016-10-07 22:50 | 水族館 | Comments(0)


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