ケロレンジャー2016再び?両生類の世界のエリア
サンシャイン水族館2016夏編・第9回


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「隠れ身の術・・・・・ではない」


「水辺の旅」のエリアの次は「水から陸へ ~両生類の世界~」です。
特別展示(今年は7月3日で終了)の「ケロレンジャー2016」でも登場した「カエル」「サンショウウオ」などが展示されています。
「カエル」たちがいる水槽はごく一部の女性客からは敬遠されているようですが・・・・・。
まぁ、これはしかたないですよね~(^^;

「水から陸へ ~両生類の世界~
 太古の昔、魚の一部が陸に上がり両生類に進化しました。鰓(えら)呼吸から肺呼吸へ、
 鰭(ひれ)から四肢(しし)へと変化をしましたが、完全に水から離れることはできませんでした。
 カエル、イモリ、サンショウウオ、水辺では両生類の多様に富んだ生態を見ることができます。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、ちょっと変わった体形をしている「コモリガエル」です。
パッと見には木の枝が沈んでいるようにしか見えないかもしれませんが、その下の平たい岩のようなものがそれです。
体が薄いため、こんなすき間のようなところにも入れてしまうんですね。
また名前の由来は「子守り」をする習性から。
魚にも口の中などで卵や幼魚を保護するのもあるのですが、「両生類」ではめずらしいですね。
たぶん(^^;

「背中で子守りをするカエル
 メスが産んだ卵をオスがメスの背中に埋め込みます。卵はメスの背中で保護されながら成長します。
 子どもは幼生(オタマジャクシ)になってもメスの背中から離れません。
 カエルの姿まで成長すると親の背中から飛び出します。」



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こちらは「トラフサンショウウオ」の仲間の「メキシコサラマンダー」
「メキシコ」の一部地域にのみ生息する固有種のためこの名がついています。
でも国内では「ウーパールーパー」の方が通りがいいようですね。
今から約30年前の1985年、「焼きそばU.F.O.」のCMでデビューし一大ブームを巻き起こしました。
そのどこか愛らしい姿は「幼形成熟」(ネオテニー)のためで、成体になっても幼生と同じような外観をしています。
また体色は本来はグレーをベースに斑点が入っているんですが、よく見られるのはこちらの「アルビノ」ですね。
どこか別のところでグレーの個体を見てビックリした記憶があります(^^;


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目線を下げて寄ってみました。
頭の後ろに3本の「外鰓」(がいさい)が出ているのがわかります。
「サンショウウオ」の仲間は幼生のときはこれがありますが、成長すると吸収されて見られなくなります。
ですが、「メキシコサラマンダー」は成体になってもこれが残るんですね。


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ここから再び「カエル」たちをご紹介。
まずはやや大柄な「ベルツノガエル」
口がとても大きく、閉じているこの状態でも体の幅と同じくらいの大きさがありそうです。
その口の大きさなどから「ツノガエル」の仲間は「パックマンフロッグ」とも呼ばれるんだとか。
体色もかなり派手ですね~。


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目線を下げてみると、まるで「露天風呂」に浸かっているように見えました。
いい湯だな?って感じ?


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「ケロレンジャー・レッド」「サビトマトガエル」
くすんだ赤が多いんですが、この子はかなり鮮やかなオレンジ色をまとっています。
「半熟トマト」って感じですかね。


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こちらは小型の「ニホンアマガエル」
小さいころ(だいぶ昔ですけど・・・・・)は結構よく見かけたものですが、最近は見かけなくなりました。
というか、見つけに行ってないだけですが(^^;
もっとも身近な「カエル」の1種といえるでしょうね。
また「アマガエル」というと体が明るい緑色というイメージがあるかと思いますが、ここにいるのは黒っぽいまだらが入った灰褐色。
乗っている木の枝に合わせた見事な保護色になっていますね。
2色とはいえ、周囲の環境に合わせて色を変えることができるようです。


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似たような色合いをしている「ジュウジメドクガエル」
十字のような模様が入るところから「ジュウジメ」と名づけられたそう。
また外敵から身を守るために皮膚から乳白色の毒液を分泌します。
そのことから英名では「Amazon Milky Frog」というかわいらしい名前がつけられています。
ペットとして飼育されることもあるようですね。
毒性は強くないようですが、無毒ではないですし個体差もあるので素手でさわらないほうがいいとのこと。



ここからは猛毒の「ヤドクガエル」たちをご紹介します。
体は小さいながらも鮮やかで美しい体色の持ち主なので目を引きます。
飼育下で育てられた個体は毒を持たなくなることから、ペットとして飼われることもあるようですね。

「熱帯雨林の宝石 ヤドクガエル
 ヤドクガエルの仲間は中南米の熱帯雨林に生息している小型のカエルで、"熱帯雨林の宝石"と称されるほど、
 美しい体色をしています。赤色、黄色、青色などとても鮮やかで、ひときわ存在感があります。
 この体色にはある秘密があります。ヤドクガエルの仲間は皮膚に強い毒をもっているため、派手な体色は
 『自分は毒をもっている』という周囲への警告色なのです。
 現地に住むインディオ達はその強力な毒を利用して狩りをしていたこともありました。
 狩りで使用する矢の先に毒を塗って使用していたことからヤドクガエルという名前がついたそうです。
 現在では、ヤドクガエルの毒の成分が研究され、医療の分野でも利用されています。」



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まずは全身黄色の「モウドクフキヤガエル」
もう名前からしてスゴイですよね(^^;
学名に恐ろしいを意味する「terribilis」が含まれていることからも、いかに危険かがわかるかと。
体長は5~6cmと小さいですが、それでも「ヤドクガエル」の仲間では最大クラス。
薄暗いジャングルの中ではとても目立つ色をしていますが、これも自らが危険な存在であることをアピールするためです。
また持っている毒は「バトラコトキシン」というもので、筋収縮から心臓発作を引き起こすんだそう。


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お次は濃淡の青色が美しい「アイゾメヤドクガエル」
体長は6cmほどになり「ヤドクガエル」の仲間では最大種。
一部に黄色がアクセントとして入るところもポイントです。
また生息している地域によって体色パターンが変わるようで、ここでもいくつかのバリエーションを見ることができます。


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頭から背中にかけて黄色い部分が多く見られます。
大きめの黒い斑点も入っていてかなり派手な感じですね。


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こちらも背中側は黄色で占められていますが、黒い斑点はありません。
またお腹側や四肢は黒に近い青になっています。
ほんとに同じ「アイゾメ~」なのかな?って思ってしまいますね(^^;


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「ヤドクガエル」の仲間のトリは「マダラヤドクガエル」
黒をベースに緑色のラインが入っています。
「マダラ」の名の通り体に斑点が入るのが多いようですが、このようにラインになるのはめずらしいのかな?


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通路をはさんで反対側には少し大きな展示スペースがあります。
こちらは「鱗をまとった生き物 ~爬虫類の世界~」のエリア。
最初の水槽にいるのは「ホウシャガメ」「ビルマホシガメ」です。
ネームプレートによれば右下にいるのが「ホウシャ~」で、ほかが「ビルマ~」。
でも甲羅の模様を見ると逆のような感じなんですけどね。


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少し小さめな「キバラクモノスガメ」
なりは小さいですが、盛り上がった甲羅がなかなかの存在感を示しています。
同じエリアには「パンケーキリクガメ」という平べったい種もいるんですが、このときは隠れていたようで見られませんでした。


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最後は「カイマントカゲ」です。
どこか「ワニ」のようなゴツイ外観をしていますね。
貝を主食にしていることから、こちらでは「タニシ」を与えているようです。
左の子の口の中にあるのもそれ。
奥歯で殻を噛み砕き、器用に食べていましたよ。

「熱帯雨林の湿地帯に生息し、水場付近で生活をしています。
 貝を主食としているので水中に潜って泳いだり、水面に浮かんでいたり水場での行動が多く見られます。
 水槽内では水中や水面で浮かびながら寝てしまうことがよくあります。」



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、沖縄の海~白保~のエリアです。
by sampo_katze | 2016-10-11 21:30 | 水族館 | Comments(0)


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