エコアクアローム・源流から中流へ
鴨川シーワールド編・第3回


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「曇ったガラスの向こうに・・・・・」


「エコアクアローム」の続きです。
ここからは川の上流から海へと向かって進んでいきます。
まずは冷たい水と急な流れをもつ源流域の魚たちから紹介します。

「川の最上流 「源流」
 山間の雨や雪どけ水は、森林の土を通りぬけ、清らかな水に再生された後、やがて川の源となります。
 この原流域における水生生物の命は、冷たく澄んだ水を作り出す森林に依存しています。
 また、いずれの生物も水の汚れに敏感で、水のきれいさの目安となる指標動物として注目されます。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、渓流に生息する「ヤマメ」です。
体の真ん中を赤っぽいラインが入り、それに重なるように小判のような形をした斑紋が入るのが特徴。
その美しい姿から「渓流の女王」と呼ばれることもあります。
水槽内の水も相当冷たいためか、ガラスが曇っていました。
外との距離が比較的近いというのも影響しているんでしょうか(^^;


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同じ「ヤマメ」の水槽ですが、水面に近い高さのところはなぜかガラスのくもりはなし。
おかげで表面をふくことなく、きれいな状態で撮ることができました。


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続いては「イワナ」、漢字では「岩魚」
灰色っぽい体に小さな白点が散りばめられています。
「ヤマメ」よりも上流域に生息していますが、生息環境の変化や放流などにより交雑もあるようです。



少し下って「上流」へ。

「上流
 むきだしの岩肌と落差の大きな強く速い流れが特徴です。
 冷たく澄んだ水と、急な流れを好む生き物たちが生活しています。
 川の流れにそってすむ生き物の種類が変化していきます。」



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「ニジマス」
体長は40cmほどになるやや大型の種です。
えらに大きな赤い斑点、体の真ん中を通る赤いラインと体全体に入る小さな黒点が特徴。
繁殖期になるとオスの体は全体が光沢のある虹色に変わることが名前の由来です。
ここはくもりだらけだったので、しかたなくガラス面をふいてから撮影しています。

そういえば、今年の2月に「ニジマス」と「ヤマメ」の「LINE」風やりとりを使った説明板が話題になりました。
細かいやり取りは省きますが、なかなかおもしろかったですね~(^^)
また、このとき「ニジマス」が「外来種」ということを知りました。
なんでも明治の初めころに持ち込まれたんだとか。
「ニジマス LINE」で検索すると見られますよ~!



続いては、流れの緩やかな「中流」です。

「中流
 水の動きは一見単調ですが、交互に現れる瀬と淵や湧水などにより、複雑な流れを作り出します。
 魚は一般に流れの緩い淵を生活の場とするように思われますが、これは越冬や休息の場合で、餌を捕るのは主に瀬です。
 また夏に水温が上がると一時的に、流れの速い低水温帯へ逃避することもあります。」



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尻びれが長く伸びる特徴的な外観の「オイカワ」


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底の方には「ドジョウ」がいました。
濃淡のある褐色のまだら模様をまとっています。
口元には短い10本のひげがあり、「味蕾」という味を感じる器官が入っています。
これをつかってエサを探すんですね。



続いては「ため池」
流れのない「中流域」といった感じでしょうか。

「ため池
 川から流れ込んだ栄養分によりプランクトンが豊富で、多くの生き物が生活しています。
 水生植物が繁茂し起伏にとんだ水底は、格好のすみかとなります。
 また、水温や透明度、水中に溶け込む酸素などの条件変化によって、
 生き物たちはそれぞれ自分が適した場所に棲みわけ、共存関係を保っています。」



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魚たちのいる水槽部分だけでなく、その周囲の様子も再現しています。


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危険を知らせる看板。
たいていこうして「カッパ」が描かれていますよね。


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水槽へと目を向けると、大小の「マゴイ」が泳ぎ回っていました。
真ん中にメインの子を持ってきたんですが、顔のところに小ぶりの子がかぶってしまってました(^^;
撮ったときには気づかなかったな~。


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今度は正面から。
鼻腔が左右に2つずつあり、口はやや下向きについているのがわかります。
また口元にはトレードマークのひげが1本ずつありますが、この子のはカールしていますね。


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少しほっそりとしたシルエットの持ち主は「ニゴイ」
この写真ではわかりませんが、「コイ」と同じくひげが1本ずつあるとのことでその名がついたよう。
シルエットは「シルバーシャーク」なんかに似てますね。


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同じ水槽には「ニホンスッポン」もいました。
こうして見るのは初めてだったような?
甲羅の表面はつるんとしていて、ほかの「カメ」とはちがいやわらかいんだそう。
また大きな水かきを持っているのも特徴的です。


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泳いだところを流し撮り!
大きな水かきが役に立っているようです。
また先端が長く伸びた口先も独特で、噛む力はとても強力!
「かまれると雷が鳴るまではなさない」(鳴っても?)などと言われますが、水の中に入れると離してくれるみたいですね。


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最後は「オシドリ」のメス。
オスもいましたが、この時期(注:この日は7月2日です)の姿はちょっとみすぼらしいのでカットです(^^;


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、エコアクアロームの海です。
by sampo_katze | 2016-10-27 21:35 | 水族館 | Comments(0)


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