エコアクアローム・外房の海 入江の岩場
鴨川シーワールド編・第6回


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「青い斑点と黒縁尾びれがトレードマーク」


「エコアクアローム」の海のエリア。
今回は「入江の岩場」です。
水槽も大きいですが見られる魚も比較的大型のものが多く、かなり撮りやすかったですね。

「外房の海 入江の岩場
 外海に面した磯の入江には、沖からの波が岸に向かって走るように打ち寄せます。
 所々に砂だまりが存在し、岩肌にカジメやホンダワラ等の海藻が生い茂る「入江の岩場」は、
 魚たちの絶好の隠れ家となり、イシダイやマアジなど馴染み深い多くの魚が暮らしています。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、「マダイ」です。
「マダイ」といえば鮮やかな赤を基調とした体色のイメージがありますが、この子はやや黒っぽいですね。
同じ水槽には「チダイ」「キダイ」もいたのでちがう種かな?と思ってしまいました。
ですが尾びれの後ろ側に黒い縁どりがあることが1つの特徴だそうで、そこで見分けられました。
体に小さな青い斑点が入ることは知ってたんですけどね。


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水槽の角に集まる大型の魚たち。
右は「クエ」で、左は「ヒゲダイ」です。
「クエ」は「ハタ科」の仲間で、大きなものは1mを越える巨体の持ち主。
ここにいる子のサイズはわかりませんが、体高も高くどっしりとした体型なのでより大きく見えます。
美味な魚として知られますが、かなりの高級食材なんですよね~(^^;


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「ヒゲダイ」はその名の通り、立派なあごひげをたくわえています。
体は黒っぽいですが、ヒゲは白っぽいんですね。
またよくある話ですが、名前に「タイ」とつくものの「スズキ目タイ科」ではなく「スズキ目イサキ科」の仲間です。
体形が「マダイ」に似ていたり、体色が赤っぽかったりするとそう名づけられる傾向があるようです。


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「クエ」のアップ。
体が大きいので同じ焦点距離でも写る範囲が「ヒゲダイ」よりも大きい?
って、もちろん冗談ですが(笑)
目がきれいなエメラルドグリーンをしていて、思わず見とれてしまいそうです。


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淡い白黒の斜めラインが入っているのは「コショウダイ」
小さな黒い斑点が入っているところが名前の由来かと。
斜めラインがかなり薄くなっているので、同定がちょっと難しかった(^^;
長生きしている個体なのかもしれませんね。
ちなみにこちらも「イサキ科」の仲間です。


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このブログでは定番の1種の「コブダイ」
「スズキ目ベラ科」の仲間で、小さいうちはメスで大きくなるとオスに性転換する「雌性先熟」です。
ひたいがコブのように大きく盛り上がるところから名づけられましたが、これはオスの特徴。
この子はそれほど大きくなっていないので、メスなのかも?
またあごも大きくて、かなり目立ちます。


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初見の「ヒラスズキ」
「スズキ目スズキ科」の仲間で、「スズキ」の近縁種です。
ネームプレートがなければ両者の区別はよくわかりません(^^;
ただ、下あごが少し長いような感じがします。


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こちらも初見の「ニセカンランハギ」
「ニセ」と名前にあるように、「カンランハギ」もいます。
どちらも「スズキ目ニザダイ科」に属していますが、なんでこちらが「ニセ」となったんでしょうかね(^^;

青をベースに目を通るラインに背びれと胸びれ、尾びれの付け根が黄色とちょっと派手なイメージです。
尾びれには黒っぽい小さな斑点がちりばめられているのが大きな特徴で、ほかの種と区別できるとのこと。
また尾びれの付け根にある「可動棘」のあたりが白く目立っていますが、これは「ニザダイ科」によく見られる特徴です。


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3種目の初見は「イスズミ」
明るい褐色のような色をベースに細くて白い縦しまとやや大きな白い斑点が入っています。
検索してみると縦しまはあるのに斑点がないものも見られました。
斑点があるのは若い個体なんでしょうか?


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底の方で並んでいるのは「ドチザメ」
周りを泳ぎ回る魚たちをよそにまったりとしています。
あまり活発に動き回ることはないようですね。


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ガラス面のすぐそばにいたので目線を下げて寄ってみました。
お茶を飲みながら世間話をしているような雰囲気です。


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同じ斜走帯をまとったツーショット。
右は「タカノハダイ」で、左は初見の「ミギマキ」です。
「ミギマキ」は「タカノハダイ」と比べて色のコントラストがかなり強いですね~。
また口のまわりもオレンジで、まるで口紅をしているかのようです。
威嚇をしているのか、背びれもピンと立っています。


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「タカノハダイ」のツーショット。
「ミギマキ」と並ぶと派手さではあちらが上ですが、こうして見ると「タカノハダイ」もなかなか派手な雰囲気です。
ひれの黄色と目のあたりのオレンジが利いているようです。


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その上を「コブダイ」が通り過ぎて行こうとしています。
かなり近くに来ているからか、背びれをピンと立ててアピールしていました。
尾びれの白い斑点もかわいいですね(^^)


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そのとなりに小コーナーの
「沖の岩陰」があります。

「外房の海 沖の岩陰
 海に頭を出す小島(根)には、沖からの大きな波が岩にぶつかって砕けます。
 潮の流れが速い海中にはサクラダイが群をなし、岩陰にはミノカサゴやウツボが身を潜めています。」


底の方に「ネコザメ」がいました。
おとなしい性質で、あちこちで見ることができます。
「サザエ」「甲殻類」などを、奥歯で殻をかみ砕いて食べます。
そのことから「サザエワリ」とも呼ばれるんだそう。
奥には「マツカサウオ」の姿も見えます。


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最後は優美な姿の「ハナミノカサゴ」
特に長く伸びた胸びれは目を引きます。
「ミノカサゴ」とよく似ていますが、ひれに小さな黒い斑点があることが大きな特徴とのこと。
背びれの棘条に毒を持っていて、これに刺されると非常に痛みます。
見た目の華やかさとは裏腹に危険な魚なんですね。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、外房の海 沖合です。
by sampo_katze | 2016-10-31 21:15 | 水族館 | Comments(0)


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