鴨川シーワールド編・第13回
「トロピカルアイランド」の通路の右側にあるのが「サンゴ礁の庭」の水槽です。 左側の「エメラルドの入江」と比べるとやや深さがあり、大型の魚が悠然と泳ぐ姿も見られます。 外海に面している方のエリアだからでしょうね。 「サンゴ礁の庭 外海に面したサンゴ礁の縁は礁縁(リーフエッジ)と呼ばれ、潮の流れが速く急に深くなっています。 礁縁には色鮮やかな多くの魚が集まり、サンゴ礁で最も美しい世界を造りだしています。」 ※説明板より引用、以下同じ 表紙の写真は、「サンゴ礁の庭」の水槽の一部を切り取ったところです。 鮮やかな色や派手な模様を持った魚たちが群れをなして泳いでいて、なかなか華やかな感じ。 ここには3種の魚が写っていますが、いずれも「~ハギ」という名前です。 もっとも目につくのは濃い青の体色をまとった「ナンヨウハギ」ですね。 「スズキ目ニザダイ科」の仲間で、「カワハギ」などとは系統が異なります。 背中には大きな黒い模様が入り、尾びれの黄色は体色と正反対で目立っています。 見ているお客さんのほとんどは「ドリー」って呼んでましたが(笑) blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 白黒がメインで色自体は比較的地味ですが、ところどころに黄色の差し色が入ります。 またお腹側には白く大きな斑点が入っているのが最大の特徴ですね。 全体に淡い色合いですが、目の下やお腹から伸びる白いラインが目を引きます。 またあごの上あたりから後方、背びれの前縁あたりから下方にそれぞれ黄色系のラインも入っています。 尾びれのつけ根にあるまだら模様も特徴的ですね。 「ナンヨウハギ」と同じ「ニザダイ科」の仲間です。 体全体はほぼ単色ですが口から後方にグレー、背びれや尾びれには黒っぽい縁取りがあります。 「ミヤコテングハギ」の尾びれの付け根には2本のトゲがあるのがわかります。 これまでは横からしか見たことがなかったんですが、こうして見るとかなり大きくてとがっているんですね。 下手にさわるとケガをしそうですね(^^; その名の通り、長いお顔の持ち主です。 背びれが体の後ろの方にあることもあって、よけいに長く見えますね。 最大の特徴は頭から前へとつき出た突起ですね。 内部がどうなっているのかわからないのですが、骨が変化したものだとしたらちょっとした武器にもなりそう? また尾びれは黒地に白いラインが入っていて扇を広げたような雰囲気があります。 白と黒の太いラインをベースに目と胸びれの根元を通る2本には小さな斑点、それより後ろは細い黄色のラインが入ります。 尾びれのつけ根には青い大きな斑点、尾びれは黄色と色とりどりで華やかです。 さらに背びれと腹びれは広げると体高と同じくらいの長さがあり、横から見ると体が大きくなったように見える! といっても残念ながらその様子を見たことがないんですよね~(^^; 白、黒、黄色の3色の体色につき出した吻、やや縦長のひし形のような体形は「チョウチョウウオ」の仲間のよう。 ですが、「ニザダイ亜目ツノダシ科」に分類される唯一の種だそうです。 「スズキ目ハタ科」の仲間で体長1mほどになります。 でも体の大きさの割には目が小さく、かわいらしい感じがしますね(^^) 体全体に明暗の褐色のまだら模様が入りますが、体の下側には特に小さな斑点がたくさん見られます。 この斑点が「お灸」(=やいと)のように見えることが名前の由来です。 黒っぽい体に不規則な白いまだらが入っています。 体長は最大で2m以上になり体重も200kgを超えるという、まさに横綱級の大きさです。 さすがにここにいるのはそこまで大きくはないと思いますが。 でもその存在感は圧倒的ですよ! 半開きになった上あごには歯?が見えますね。 なかなかの迫力です(^^; さらに進むと「幻想の岩場」があります。 「幻想の岩場 サンゴ礁の外海に面した急斜面にはさまざまな洞窟があり、そこには夜行性の生きものたちが身をひそめています。」 「キンメダイ目イットウダイ科」の仲間で、夜行性です。 目の後ろにはっきりとした白いラインが入っています。 お腹も白い部分が多いのはこの種の特徴で見分けポイントの1つになっていますが、生きている間のみ見られるそう。 白い体に小さな黒い斑点がたくさん散りばめられています。 白い斑点が入り、脚には白の細いラインが入っているので「カノコイセエビ」によく似ています。 2005年に新種と判明したそうで、「小笠原」の固有種とのこと。 青く見えるのはもちろん照明のためです(^^; すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、無限の海のエリアにある大水槽です。
by sampo_katze
| 2016-11-14 21:30
| 水族館
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