真夏の出張2016のオフタイム編・第7回
「京都水族館」訪問の後編です。 普段のテンションならたくさん写真を撮っているところですが、今回はかなり少なめ。 夏休みで混雑していることもさることながら、前日に猛暑の中での「彦根城」訪問が完全に裏目でした。 疲れがまったく抜けず、翌日から体調不良を引き起こしてしまう始末で(汗) まぁ今回は2014年10月以来、2回目の訪問ということもありましたが。 表紙の写真は、「かいじゅうゾーン」にあった「伊藤若冲」(いとうじゃくちゅう)の「屏風絵」(びょうぶ え)です。 ここで紹介されているのは「鳥獣花木図屏風」(ちょうじゅう かぼくず びょうぶ)の「右隻」(うせき)。 この中に「かいじゅうゾーン」にいる「アシカ」や「アザラシ」が描かれているらしいです。 さて、どこにいるんでしょう?って、このサイズじゃわからないですね(^^; 「「鳥獣花木図屏風」(右隻)(エツコ&ジョー・プライスコレクション) オットセイを探せ! 若冲が「桝目描き」(ますめがき)という手法で描いた鮮やかな屏風。 約1cm四方の正方形がなんと4万個以上も並び、その正方形の中にさらに正方形が描かれるという大作は、世界を驚かせました。 楽園浄土を描いたとされる屏風の左側には、46羽の鳥、右側に29種類の動物が描かれ、国内外の動物だけでなく、 想像上のいきものまでいます。 右側には、ラッコ、カワウソ、アシカ・アザラシの仲間(鰭脚類 ききゃくるい)が描かれているといわれています。 ただ残念ながら、ラッコとカワウソはそれを見分けるための特徴が描かれていません。 アシカ・アザラシの仲間は、肝心の前あしが描かれていないので特定が難しいのですが、体が茶色いことからオットセイを思わせます。」 ※説明文より引用、以下同じ blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 茶色の体色をした「鰭脚類」が描かれていて、これが「オットセイ」ではないか?とのこと。 それにしても小さな「正方形」で、これだけ大きな絵を構成しているのはスゴイですね! どれくらいの製作期間がかかったんでしょうか? 岩の上であおむけになり、ひなたぼっこをしていました。 頭を持ち上げて「なに見てるの~?」って感じでしょうか。 でも、こんなリラックスしている様子はこれまで訪ねた場所も含めて初めて見ましたね~。 というか、いくらなんでも無防備すぎでしょ!(笑) 「ミナミアメリカオットセイ South America Fur Seal Arctocephalus australis 大きさ 体長:オス1.5~2.0m メス1.2~1.4m 体重:オス120~200kg メス30~40kg 生態 メスは3年、オスは5~7年で成獣になります。10月中旬から12月に出産し、出産後1週間で交尾を行います。 水上で肢を使い全身の毛をグルーミングしたり、前肢で舵をとりながら水面で休息や睡眠をとることもあります。 分布 南アメリカ太平洋沿岸ペルー中部からブラジル南部にすんでいます。」 それでも暑いためか、後肢だけは水につけています。 なぜか前肢で後肢を伸ばすような、ストレッチをしているような姿勢をとっています。 これ結構よく見かけるんですけど、どんな意味があるんでしょうね? かなりゆっくりですが、回っているんですよ(^^) 岩の上であおむけになっていた子は、こんどはうつ伏せになっていました。 背中の毛もしっかり乾いていますね。 日差しがかなり強くて暑いと思うんですが、この様子だと平気なご様子。 かえって毛が乾いていた方が涼しいのかな? ちなみに前回、2014年10月に訪ねたときは生後3か月の赤ちゃんも見ることができました。 今はすっかり大きくなったようで、どの子かわかりません(^^; そのときの様子はこちら。 2015年2月17日の記事 かいじゅうゾーンのオットセイ+α 広めのプールと円筒形をしたプールがフロアの下でつながっていて、たまにこうしてお客さんのすぐそばに来てくれます。 ガラスを隔ててすぐ目の前で見ることができるのでなかなかの迫力! でも撮る方としてはいろいろと、結構難しいんですよ(汗) 「ゴマフアザラシ Larga Seal Phoca largha 大きさ 体長:オス1.5~1.7m メス1.5~1.7m 体重:オス80~120kg メス80~120kg 生態 全身にゴマをふったような模様があることから、ゴマフアザラシと呼ばれています。 新生児は乳白色の毛で覆われていますが、3~4週間の授乳期間を終える頃に毛は抜け、成獣と同じ体毛になります。 分布 オホーツク海からベーリング海、アラスカにかけてすんでいます。 国内では冬季に北海道沿岸にやってきます。」 閉じてるとはいえ、目にピントを合わせたいところ。 でもひげはあるし、ガラスは曲面なのでAFが迷う迷う!(笑) おまけに相手がいつ動いてしまうかわからないだけに、焦りまくってました(^^; それでもなんとかAFがひろってくれたのでよかったです! ほんとに鼻だけを出しているところが面白いですね~。 水中にいるときは1つ前の写真でもわかるように閉じています。 ここにいるのは「アフリカ大陸」の南沿岸にすむ「ケープペンギン」。 「フンボルトペンギン」と並んで、国内で多く見られる種です。 でもここでの目玉の1つは空中を歩く「ケープペンギン」を見られること。 透明な通路が見学順路の上にセットされていて、彼らの気が向けば下から見ることができます。 これに限らず、動物や鳥たちをこのような視点から眺めるというのはそうそうないですからね。 なのでその途中、目線が合うあたりからが撮影ポイント。 周囲は透明なアクリル板になっているので、運がよければ仕切り越しですが目の前でその姿を見ることもできますよ。 この2羽はつがいかな? 仲睦まじい雰囲気を見せて(見せつけて?)くれました。 「ケープ~」も「フンボルト~」も国内繁殖率は高いですから、このくらいの若は普通に見られますね。 さすがに生まれたばかりの「けだまぁ」は見られませんけど(^^; たぶん「交流プラザ」のゾーンだったと思うんですが、このときは様々な「は虫類」が展示されていました。 夏休みに合わせた企画展の一環だったんでしょうね。 その内容を押さえておかなかったのですが・・・・・。 彼らの目は左右別々に、しかもかなり広い範囲に動かせるので目線がなかなか来ません。 でも左目だけですがこちらの方を向き、しかもアイキャッチが入った! これはなかなかのラッキーでした(^^) すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、豊橋から浜松城へと向かいます。
by sampo_katze
| 2016-12-20 21:30
| 水族館
|
Comments(0)
|
最新のコメント
最新のトラックバック
Link
みんなのリンク(^^)
BEIRA DO RIO Cinnamon Orange DETOUR・・・ Lens f/0 Photograph Discovery TETSUの自転車日記 To Taste ~ I Love Nikkor with Friens 美し花写真館 想うがまま 写真はいいね! 写真日和 洗足池の花鳥風月 森のたからもの ミラーレス始めました 初めて乗る小径車入門|ミニベロで200キロツーリングまでの道 ギャラリー・とんとん Yachoo!! オンライン野鳥図鑑 季節の花300 NET de 水族館 WEB魚図鑑 カウパレード2008アルバム 調べ物なら goo辞書 ウィキペディア百科事典 デジタル用語辞典 みんなの(HTML)タグ辞書 郵次郎 シルエット素材 お気に入りブログ
いつもの空の下で・・・・ 月亮代表我的心 アズとお兄ちゃんと、写真と僕と ironのブレブレ写真館 Like Tears i... 色と, 光と... 野山を歩けば君がいる 瞳の奥に ~In Y... 鳥さんと遊ぼう 天文中年の部屋 残していきたいもの 時の名残り 夜一。 ☆じん☆「気の向くままに... 新 鳥さんと遊ぼう *Happy go lu... デジカメで遊ぶ CAMERAHOLIC What happen ? Bird Time カテゴリ
全体 散歩 マクロ 魚眼 花鳥園 水族館 動物園 博物館・美術館 ローカル線 自転車 飛行機 with Brompton Brompton+東北 Brompton+地下鉄 Brompton+中部 Brompton+西日本 Brompton+しまなみ Brompton+九州 Brompton+沖縄 Brompton+ローカル線 北海道 東北 関東 東海・中部 北陸 関西 山陰・山陽 四国 九州 沖縄 温泉 オフ会 カメラ・自転車などの機材 フォトコン トラブル 海外 季節ものなど 未分類 タグ
VR70-200mmF2.8(191)
VR105mmF2.8micro(95) DX12-24mmF4(84) DX10.5mmFisheye(75) AiAF35mmF2D(65) DX12-24mmF4(16) VR105mmF2.8micro(2) VR70-200mmF2.8(1) VR70-200mmF2.8(1) 以前の記事
2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 more... 検索
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||