エボシドリとヘラサギの広場
年賀状2017の絵柄探しに掛川花鳥園へ!・第5回


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「緑と白黒の共演」


「インコのスイレンプール」の奥にあるのが今回紹介する「エボシドリとヘラサギの広場」です。
文字通り、「エボシドリ」「ヘラサギ」を中心にふれあえるスペースになっています。
もちろんここでも鳥たちのカップ入りごはんが売られていますよ。
ほかにもいろいろな種類の鳥たちがいるんですが、今回はメインとなる2種をご紹介します。
2種といっても「エボシドリ」の仲間はいくつかあるんですけどね。


表紙の写真は、「スイレンプール」側に掲げられている看板です。
白い体に黒い大きなくちばしを持っているのが「ヘラサギ」、緑と紫の羽が「エボシドリ」。
「エボシドリ」は「スイレンプール」にもいたんですが、ほとんどがこちらに移ったようです。


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まずは基本種の「ギニアエボシドリ」から。
看板に載っていたのもこちらです。
頭から肩、胸にかけてが緑で翼や尾羽は紫色、目のまわりは赤く縁どられ白と黒のラインがアクセント。
何より特徴的なのはツンツンと立った「冠羽」(かんう)。
この様子が「烏帽子」(えぼし)のようにみえることからその名がつきました。
説明にもありますが飛び回る距離はあまり長くなく、枝から枝へと飛び移るような感じですね。

「ギニアエボシドリ
 英名 Green Turaco  学名 Tauraco persa
 カッコウ目エボシドリ科  原産 アフリカ
 大きく盛り上がった緑色の冠羽が特徴です。
 同じく緑色をしたリビングストーンエボシドリととてもよく似ていますが、
 こちらは冠羽部分に白い帯が無く、また両翼が紺色をしていることから見分けることができます。
 忍者のように素早く飛び回ることができ、丈夫な足で枝から枝へ走り抜けていきます。
 リビングストーンエボシドリとよく近くにいるので、体を見比べて間違い探しゲームをしてみると面白いかもしれませんよ。」



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飛行距離が短いので、なかなか見ることができない翼の赤い部分。
飛んでいるときが一番よく見えるんですが、枝にとまっているときでもほんの少しだけチラ見できます。
このときは足元の小屋の屋根に「アヒル寝」していたので、ちょっと多く見ることができました。
そういえばこのスタイルになるのは初めて見たかも?


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続いては「リビングストンエボシドリ」
先の基本種の「ギニア~」によく似ていますが、「冠羽」に白いアクセントが入っているので一目でわかりますよ。

「リビングストーンエボシドリ
 英名 Livingstone's Turaco  学名 Tauraco livingstonii
 カッコウ目エボシドリ科  原産 アフリカ

 ギニアエボシドリととてもよく似ていますが、烏帽子状の冠羽のふちに白い帯があり、
 両翼や背中がエメラルドグリーン色をしているところから見分けることができます。
 この背中に太陽の光が当たると、キラキラと輝くように反射してとても綺麗です。
 また翼を広げると赤色の羽根が見えます。
 大変よく馴れており、腕に乗ったり触ったりもできます。
 顔に似合わず意外に大きな口をしていて、少し大きめのリンゴなども丸呑みにしてしまいます。
 食べっぷりが豪快なのでよく観察してみて下さい。」



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「ギニア~」とのもう1つの大きな違いは翼の外側の色。
太陽の光が当たってエメラルドグリーンのように輝いています。
「冠羽」の白いアクセントともにちょっと派手な印象になってますね。


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ちょっと異色な「ニシムラサキエボシドリ」
最大の特徴である「冠羽」は赤く、しかもとても短いです。
くちばし周辺の羽毛も少なく、その分くちばしが大きく見えます。
体全体も黒っぽい紫色をしていて、先の2種と比べるとずいぶんちがいますね。

「ニシムラサキエボシドリ
 英名 Violet Turaco 学名 Musophaga violacea
 カッコウ目エボシドリ科  原産 アフリカ
 アフリカの西部に生息していることと、全身が紫色をしていることからこの種名になりました。
 エボシドリの特徴である烏帽子状の冠羽が短いので、エボシドリの仲間に見えないかもしれませんが、赤色をしていて可愛いです。
 また、花鳥園で暮らす5種類のエボシドリの中で一番体が大きいので、腕に乗せたときボリュームがあり乗せ甲斐があります。」



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さらに異色なのがこちらの「ハイイロエボシドリ」
あまりに見た目がちがうので、知っていてもほんとに「エボシドリ」の仲間なの?って思ってしまいます(^^;
「冠羽」も控えめですし、色も全体に地味ですからね。

「ハイイロエボシドリ
 英名 Grey Plantain-eater Turaco  学名 Crinifer piscator
 カッコウ目エボシドリ科  原産 アフリカ
 全身が灰色をしたエボシドリの仲間です。
 エボシドリの特徴である、烏帽子状の冠羽が目立たず、またそのくちばしの色からよく猛禽類と間違われてしまいます。
 全国的に珍しい種類ですのでぜひふれあってみて下さいね。」



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枝の上で「アヒル寝」。
説明にあったように羽毛とくちばしの色から「猛禽類」のようなイメージがしなくもないですね。
でもくちばしの形が微妙に異なっています。


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顔をカキカキ。
これも今回初撮りです。
まぶたの色は白いので・・・・・(^^;


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このエリアのもう一方の主役がこちらの「クロツラヘラサギ」です。
白い羽毛に黒いくちばしと脚のモノクロ。
この写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、くちばしが平たく先端はやや広がっています。
まるで「へら」のような形をしていることから「ヘラサギ」と名前がつきました。
彼らにも専用のごはんが用意されているのでふれあうことができますよ。

「クロツラヘラサギ
 英名 Black-faced Spoon-bill  学名 Platalea minor
 コウノトリ目トキ科  原産 朝鮮半島など
 くちばしがヘラのような形をしたサギの仲間です。
 2009年1月の時点で、世界で約2000羽しか生息していないとされる大変貴重な鳥です。
 当園のヘラサギたちは全て大学で繁殖の研究によって生まれた個体です。
 卵から人間に育てられているため、とてもよく馴れており全く怖がらずにごはんのおねだりをしてきます。
 くちばしはプラスチックのような手触りをしています。
 噛む力が弱いため、お子様でも安心してごはんをあげられます。
 カップにくちばしが入らないので、ごはんは手のひらに出してあげて下さいね。」



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枝の上で「リビングストンエボシドリ」とのツーショット。
こうして比べてみると「クロツラヘラサギ」は結構大きいですね(^^;
でもとてもおとなしいので、こわがらなくて大丈夫ですよ~。


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ほかのエリアでもそうですが、各所に手を洗う設備が置かれています。
でもこの子はなぜかそのシンクの中にいました。
彼らのための水場もあるのになんでだろう?(笑)


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-E14Ⅱ


次回は、このエリアにいるほかの鳥たちです。
by sampo_katze | 2017-03-21 21:30 | 花鳥園 | Comments(0)


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