オオハシとトキの水辺のエリア
年賀状2017の絵柄探しに掛川花鳥園へ!・第7回


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「スラッと長い脚!」


前回の「エボシドリとヘラサギの広場」は屋内のもっとも南側にあります。
この先には進めませんので、1度「インコのスイレンプール」のエリアに戻ります。
そしてプールを反時計方向に進むと西側のエリアに通じる出入口が。
そこをくぐり抜けると屋内エリア最後の「オオハシとトキの水辺のエリア」があります。
ここの主役は「オニオオハシ」とさまざまな種類の「トキ」たち。
またこのエリアの大部分には浅く水が張られていて、水辺にいる鳥たちも見ることができますよ。
ちなみに「年賀状」の絵柄となったあの鳥もこのエリアにいます。


表紙の写真は、このエリアで2番目に大きい「オオフラミンゴ」です。
別名は「ヨーロッパフラミンゴ」で、単に「フラミンゴ」といったときはこの種をイメージしますね。
全体が淡いピンク色で、くちばしの先は黒のワンポイント。
脚も首も長く、首は体長とほぼ同じで脚はその1.5倍くらいはありそうです。
彼らにもごはんをあげることができますが、その大きさに圧倒されてちょっと躊躇しちゃいますね(^^;

「オオフラミンゴ
 英名 Greater Flamingo  学名 Phoenicopterus ruber
 分布 地中海沿岸、カスピ海周辺、シベリア西部、インド北西部およびアフリカ
 食物 水中の藍藻類や小動物
 美しい見た目に似合わず、ガチョウのような声で鳴きます。
 体は大きいですが、くちばしは丸く、手のひらからやさしくごはんを食べます。
 <ご注意>フラミンゴは咬むことがあります。」

※説明板より引用、以下同じ


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通常の姿勢では隠れていてあまり見えませんが、翼の下にちょっと濃いめの羽が。
でも翼を広げると、黒い羽もあるんですよ。
3年前の2014年1月に「多摩動物公園」をたずねたときにその様子を見ることができました。

翼を広げた様子をとらえたのはこちら
2014年4月6日の記事 アフリカ園の鳥たち


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翼の中にくちばしをうずめてお休み中・・・・・。
この体勢のまま目を開けてこちらを見てくることがあるんですけど、正直あまりかわいくないです(^^;
でも今回はお目目を閉じたままのところを撮れました。


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水が張られた場所で群れをなしているのは「クロエリセイタカシギ」です。
かなり小柄なので「オオフラミンゴ」ほどの印象ではありませんが、彼らもなかなかの美脚です。
体色がモノクロなのに脚がピンク色なので、よりそう見えるのかもしれません。
またくちばしは細長く、まっすぐ伸びています。
ここでは5羽が集まったところを撮っていますが、同じ白黒模様でもそれぞれ形が異なっているのがおわかりになるかと。


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歩きまわったり1本足で立っていたりしている姿しか見たことがありませんでしたが、今回はこんな姿も。
もちろん初見です。
脚を曲げてお腹を流水につけているようですね。
子どもが水浴びをしているような感じでした(^^)


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ここからは「トキ」の仲間たちをご紹介。
まずは「クロトキ」から。
名前からして全身が?と思いきや、黒いのは頭とくちばし、それに脚だけ。
そして頭には羽毛がなく皮膚が露出しています。
死肉を食べる鳥たちにこのような特徴をもつものがいますが、それとはちがうようです。

「クロトキ
 英名 Black-headed Ibis  学名 Threskiornis aethiopicus
 分布 中国から東南アジア、インド
 食物 小魚や水生昆虫、小型の爬虫類
 幼鳥の頃は頭部に白い羽毛がはえていますが、成長とともに羽が抜けてはげあがり、黒い皮膚が裸出します。
 まだ若い個体もいますので、くらべてみてくださいね。
 よく馴れていて、ごはんをねだる様子が可愛いです。」



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続いてはやや寄り気味になってしまってますが「シロトキ」
翼に隠れていますがくちばしは目元と同じく赤で、脚も背景に写っているように赤。
右下にちらっと黒い部分が見えていますが、これも「オオフラミンゴ」と同じように翼を広げると見えるようです。
また、説明にあるように幼鳥のころは黒というか褐色をしているそう。
当園で繁殖した子もいるようなので、よ~く探せば見つかるかな?

「シロトキ
 幼鳥は羽が黒く、2~3年かけて成長の白い羽に生え変わります。
 当園生まれのものも何羽かいますので、探してみてください。
 とてもよく馴れていて、お客様の靴や足元をつんつんとつついておねだりをします。」



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3色目は全身が赤い「ショウジョウトキ」
「ショウジョウ」は赤を意味する言葉で、「能」の演目が由来のよう。
黒い部分がちらっと見えているのはもはやお約束?

「嘴は水や泥の中の小動物を探すのに適した細長い形状をしています。
 赤い体は繁殖期になるとますます赤くなります。
 いつもは控えめなショウジョウトキですが、魚をあげる時は真っ先に食べに来ます。」



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そして4色目は「ブロンズトキ」
一見すると地味な雰囲気ですが、色の取り合わせは先の3種と比べると少し多め。
頭の色が名前の由来かな?


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ここでちょっと小休止。
水の張られたエリアにあるお立ち台?にいた「インドクジャク」です。
こんな場所にいるのは初めてですね。
自慢の飾り羽がだいぶくたびれているように見えますが、時期が時期だけに(注:取材日は2016年11月)仕方ないのかも。
でも春から初夏の時期に訪ねると、飾り羽を広げる様子を見ることができるかもしれませんよ(^^)


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このエリアにいる中で最も大きいのはこちらの「クラハシコウ」でしょうか。
くちばしが長く、その根元に黄色い板のようなものがついているのが特徴。
その板が「鞍」(くら=「馬具」の1つ)のように見えることから「クラハシ」と名前がつきました。
この子は「モロ」という名前ですが、この由来についてはよくわかっていないようです。
ここではかなりの古株のようですからね。

「クラハシコウ
 英名 Saddle-billed Stork
 学名 Ephippiorrhynchus senegalensis
 分布 サハラ以南のアフリカ
 食物 魚、小動物、昆虫
 上くちばしの鞍(乗馬のサドル)型の黄色い板が名前の由来です。
 いつもはじっとしていますが、突然大きな翼を広げ飛び回ることがあり、その姿は圧巻です。」



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これまで見てきた中ではほとんど動いていることは見たことがありません。
でも今回は大きな翼を広げてバッサバッサとエリア内を飛び回る姿を見ることができました!
さすがにその様子を撮ることはできませんでしたが(^^;
でもさほど広くないエリアをその大きな体でよく飛び回るものだとちょっと感心しました。
またこの場所はお客さんが歩くところなんですけど、ここに立っている姿を見るのも実は初めてなんですよ。


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特徴的なくちばしを横から。
確かに黄色い板のようなものは後から取ってつけたような、微妙な違和感があります(^^;
また根元と先端は閉じてますが、その中間はすき間があいてますね。
ごはんは魚ですが、投げてもらってもあまり上手にもらうことができずほかの鳥たちに取られることもしばしばありました。
今回はごはんをもらう様子は見られませんでしたが、やはりこのくちばしのすき間のせいなのかな?


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お気に入りの「オニオオハシ」
ほかの鳥たちに気を取られていて、当初ほどの興味はなくなっていますが(^^;
それでもこの独特の存在感はほかの鳥たちとは一線を画すものがあります。
この子たちにもカットした果物をごはんとしてあげることができますよ。
しかもくちばしの長さゆえにその食べ方も独特なので、ぜひ体験してほしいですね。


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最後は水辺を歩く「オウゴンキンケイ」です。
公式サイトのブログを見ると、2014年に当園で生まれた子のような?
通常の「キンケイ」は胸元から尾羽のつけ根にかけては赤いのですが、この子は赤い部分も黄色。
尾羽もとても長く、なんだか縁起がいい雰囲気をかもしています。
水面にその姿も映っていたので、そこを取り込んでもよかったかな~。
尾羽の先も少し画面からはみ出してますし(汗)


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「年賀状」の絵柄とは別カット。これも最終候補でした。
幸いここからあまり動かずにいてくれたので、あれこれ変えて撮ることができてよかった。
今度会えたらお礼をしないといけないかな?(笑)


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


次回は最終回、屋外エリアに出ます。
by sampo_katze | 2017-03-25 21:00 | 花鳥園 | Comments(0)


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