東京湾にそそぐ川ゾーン
2017年初撮り in しながわ水族館編・第1回


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「公園の池の先にある」



今年に入ってからあまり撮影に出かけてません。
初撮りも1月14日とやや遅い始動となりました。
昨年末に機材を整理したときに望遠ズームも手放したのも大きかったですね。
デジ一を始めたばかりの頃は標準ズーム1本だったのに・・・・・。
なんて、わがままですね(^^;

それはさておき、今年の初撮りは「しながわ水族館」へと出かけました。
「東京都品川区」「勝島」と呼ばれる地区にあり、「しながわ区民公園」の南端にあります。
開館は1991年(平成3年)10月と比較的新しいですね。
最寄駅は「京急線」「大森海岸駅」で、直線距離で200mほどのところをU字に回り道をするため700mほど歩きます。
また「JR京浜東北線」などの「大井町駅」からは無料送迎バスも出ていますよ。
ちなみに徒歩だと「大森海岸駅」からは約5分、「京浜東北線」の「大森駅」からは約15分です。


表紙の写真は、「水族館」北側の「しながわ区民公園」の池から眺めた様子です。
いつも通り開館時間より前に来てしまったのですが、今回は周囲の様子も撮ってみようかと。
でも雲があって日差しも弱く、しかも逆光という(^^;
ちなみに正面に見えるガラス張りの建物は併設のレストラン「ドルフィン」、その左が「アザラシ館」
「ドルフィン」は館外なので一度出場する必要がありますが、ここは当日の半券があれば再入場できますよ。
お弁当を持ってきて公園で食べるのもいいかもしれません。


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入口を入ると「お正月」飾りがされていました。
以前、秋に来たときは「ハロウィン」だったな~。
その時期のイベントに合わせて飾りつけが変わるようですね。



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最初のゾーンは「東京湾に注ぐ川」です。
入口側の上流域から始まり、時計回りに中流域~下流・河口域へと続いていきます。
まずは上流域の水槽から代表種の1つの「イワナ」です。
背中に白い斑点が多く入っていることから亜種の「ヤマトイワナ」のようですね。

「和名 ヤマトイワナ
 分類 サケ目サケ科イワナ属
 英名 Char
 学名 Salavelinus leucomaenis japonicus
 飼育水温 13 ℃
 棲息環境 河川の最上流域
 食性 水生昆虫や水に落ちてきた昆虫など
 産卵 10月中旬~11月中旬
 全長 60cm位
 生態など
  イワナと総称されていましたが、体の白点が多いヤマトイワナと
  白点がほとんど無いか、あっても少ないニッコウイワナに分けられています。
  各地で行われている放流事業により、交雑(こうざつ)が進んでいます。深い山奥の源流に生息するイメージがありますが、
  どこにでもいた訳ではなく、放流によって生息域が拡大していきました。
  名前の由来には諸説がありますが、'岩魚'と漢字で書くように、岩に着くことが多いので、このような名前になったといわれています。」

※説明板より引用、以下同じ


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こちらの「ヤマメ」も上流域の代表種の1つ。
体の真ん中に小判のような斑紋が並ぶところが外観の特徴。
その美しい外観から「山女魚」という漢字があてられています。
「ヤマメ」は一生を川で終えますが、「サケ」のように海に下って成長する個体もあります。
その個体は「サクラマス」と呼び名が変わります。

「和名 ヤマメ
 分類 サケ目サケ科サケ属
 英名 Masu salmon
 学名 Oncorhynchus masou masou
 飼育水温 13 ℃
 棲息環境 河川の最上流域
 食性 水生昆虫や水に落ちてきた昆虫など
 産卵 9~10月頃
 全長 30cm位
 生態など
  "渓流の女王"ともよばれるように、大変美しい魚です。
  自然下では警戒心が強く、驚かせてしまうとなかなか姿を現しません。
  ヤマメが海に下り、大きくなった個体をサクラマスとよびます。」



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この子は独特な小判状の模様が薄れ、体全体が赤みを帯びています。
このときは繁殖期に見られる「婚姻色」かと思ったんですが、調べてみると色自体がちがいました。
単なる個体差なんでしょうか。


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中央にある大きな木を模した場所には「アオダイショウ」がいました。
国内では一般的な種ですが、わたしは自然下では1度しか見たことがありません。
また毒は持っていません。

「和名 アオダイショウ
 分類 有鱗目ナミヘビ科ナメラ属
 英名 Japanese Rat Snake
 学名 Elaphe climacophora
 飼育水温 10~28 ℃
 棲息環境 標高の低い山間部、都会の緑地など
 食性 トカゲなどの爬虫類、鳥類、ネズミなど
 産卵 5月~7月に交尾し、7月~9月に産卵する
 全長 2m位
 生態など
  北海道から九州にかけてひろく生息しているヘビで、毒はありません。
  自然の多く残されている地域以外にも、ニホンヤモリやネズミなどを餌に住居に棲みつくことがあります。
  ネズミなどを食べてくれることから、昔は家の守り神などとして大切に扱われてきました。
  しながわ水族館のある品川区区民公園にも多く生息しています。」



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続いて窓側にある中流域の水槽。
向かって左手にある上流域と比べると水温は高めです。
それでも18℃(説明資料より)なので結構冷たいですけどね。


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まずは「オイカワ」
尻びれが長く伸びるところが特徴の1つで、通常はこのように全身が光沢のある灰色をしています。
ですが繁殖期になるとオスはまるで別種のように鮮やかになるんだそう。
5月から8月くらいまでがその時期だそうなので、改めて訪ねてみたいですね。
実はそのころは訪ねてなかったような?

「和名 オイカワ
 分類 コイ目コイ科ハス属
 英名 Freshwater minnow
 学名 Opsariichthys platypus
 飼育水温 18℃
 棲息環境 河川の中流や下流の緩流域や用水、湖沼など
 食性 付着藻類を中心とした雑食
 産卵 5~8月
 全長 15cm位
 生態など
  オイカワは、学名(属名)に'雑魚'を意味する'Zacco platypus'という名称でよばれていましたが、
  オイカワ属はハス属に近いとされ、学名がOpsariichthys platypusに変更になりました。
  5~8月に繁殖期を迎えますが、繁殖期のオスは婚姻色(こんいんしょく)が出て大変美しくなります。
  当水族館でもこの時期には、オスがメスを追いかけて、水底で産卵する行動がみられます。」



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センターラインが入っているのは「カワムツ」かな。
「オイカワ」とシルエットが似ているのでむずかしいです(^^;

「和名 カワムツ
 分類 コイ目コイ科カワムツ属
 英名 Dark chub
 学名 Candidia temminckii
 飼育水温 18 ℃
 棲息環境 河川の上流~中流の淵や淀み
 食性 付着藻類を中心とした雑食
 産卵 5~8月
 全長 18cm位
 生態など
  生息地によって体型が若干異なるなどの違いがあり、以前はカワムツA型、カワムツB型と分けられていました。
  しかし、2003年にカワムツA型は別種と認定されてヌマムツという和名に変更となりました。
  河川改修により、平坦で一定の流れが本種の産卵に適しており、生息数が増加しているといわれています。」



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3つ目の下流・河口域の水槽から「コイ」です。
もはや説明不要ですね。

「和名 コイ
 分類 コイ目コイ科コイ属
 英名 Common carp
 学名 Cyprinus carpio
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~下流、湖沼
 食性 付着藻類、底生生物など
 産卵 4~7月
 全長 1m位
 生態など
  水質の悪化に強いことから、さまざまな場所に生息しています。
  日本に古くから生息していた在来のコイは、中国大陸などに生息しているコイとの交雑が進み、
  ほとんどみられなくなっています。
  また、コイとニシキゴイにのみ発生する伝染性のコイヘルペスは大きな問題になっています。」



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この子はうろこが薄くなってしまっていました。
老成個体なのかな?


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白、黒、オレンジが鮮やかな「ニシキゴイ」
この3色はもっともなじみがありますね。


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水面から顔を出しているのは「ミシシッピアカミミガメ」
一般には「ミドリガメ」と呼ばれる幼体で知られます。
成長すると甲の長さが30cmほどとかなり大きくなるので要注意。

「和名 ミシシッピアカミミガメ
 分類 カメ目ヌマガメ科アカミミガメ属
 英名 Red-eared slider
 学名 Trachemys scripta elegans
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の上流~下流、湖沼、池など
 食性 小魚や昆虫、水草など
 産卵 4月~7月
 全長 30cm位
 生態など
  'ミドリガメ'という名称で幼体が販売されています。飼育していた個体を野外に放してしまう例が多く、
  日本の在来種であるニホンイシガメやニホンスッポンなどを駆逐してしまい、生態系に深刻なダメージを与えています。
  この移入種による問題は、日本だけではなく、世界各地で問題となっています。」



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底の方でまどろんでいた細長い体の持ち主は「ニホンウナギ」
「蒲焼」などで親しまれるいわずと知れた種です。
でもなかなかこうしてその姿を見ることはないような?
「アナゴ」「電気」をまとった種は結構見ますけどね(^^;

「和名 ニホンウナギ
 分類 ウナギ目ウナギ科ウナギ属
 英名 Japanese eel
 学名 Anguilla japonica
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の中流~河口域、湖沼、沿岸域
 食性 水生昆虫や小動物、小魚など
 産卵 西マリアナ海嶺(かいれい)、スルガ海山(かいざん)付近で6月頃に産卵
 全長 1m位
 生態など
  かば焼きなどを多く食べる馴染み深い魚です。長年、産卵場所が謎に包まれていましたが、
  2005年にふ化して数日のウナギの仔魚(しぎょ)を捕獲、2008年に産卵直前のメスの個体の捕獲、
  2009年に卵が採集され、西マリアナ海嶺で産卵することが明らかになりました。
  しかし、ふ化直後の仔魚の育成などに不明な点が多く、川に遡上するために沿岸に集まった
  シラスウナギを捕獲して養殖に使っているので、急激に数を減らしています。」



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最後は水の上に組まれた木の足場の上にいた「カルガモ」
その姿におどろかれるお客さんもいらっしゃいますね。

「和名 カルガモ
 分類 カモ目カモ科カモ属
 英名 Spotbill duck
 学名 Anas poecilorhyncha
 飼育水温 22 ℃
 棲息環境 河川の緩流域、湖沼、池、田、沿岸域など
 食性 水生植物、昆虫など
 産卵 4~7月 枯草と自分の羽毛で巣をつくって8~12卵を産卵。
 全長 60cm
 生態など
  ヒナをメス親が引き連れて歩く様子がかわいらしく、テレビなどでもさかんに放映されました。
  水田の水草や、虫を食べることから、益鳥とされていますが、イネを食べる害鳥とされる場合もあるようです。」



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翼を伸ばし、さらに足を伸ばす様子を偶然撮影!
紫がかったワンポイントをはっきり見ることができました。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、東京湾の干潟と荒磯の水槽です。
by sampo_katze | 2017-05-06 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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