雨上がりの郡山を歩く
郡山出張2017のオフタイム・中編


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「明治時代の校舎を復元」


「郡山駅」西口駅前にそびえる「ビッグアイ」
その最上層にある「郡山市ふれあい科学館 スペースパーク」を訪問しました。
天気が悪かったので「展望スペース」からの眺めはイマイチでしたが、「展示ゾーン」は充実。
「宇宙劇場」と呼ばれる「プラネタリウム」も見応えがあって大満足できました。
ただここを出たのは13時30分頃で、まだ宿に戻ることはできません。
幸い、雨は止んでいたので少し歩くことにしました。


表紙の写真は、駅から約10分ほどのところにあった建物です。
スマホのマップで見ると「郡山市立金透小学校」(きんとうしょうがっこう)とありましたが、この建物は不明。
その後調べたところ、同小学校の旧校舎の一部を復元した「金透記念館」とわかりました。
元の建物は1876年(明治9年)の「明治天皇東北御巡幸」の際に休憩所として使われたことも。
週1回内部が公開されていますが、予約が必要とのことです。


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「金透記念館」から「はやま通り」を西に進んでいくと、左手にあるのが「麓山公園」(はやまこうえん)。
内部は庭園のようですが、ここは1824年(文政7年)に開かれた公園をベースに明治初期に整備されたものだそう。
また入口の公園案内図を見ると、奥に「麓山の滝」があるようなので寄って行くことにしました。


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滝の近くにはこのような立派な石碑が立っています。


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滝の全体はこんな感じ。
周囲が石積になっていることから、この滝は自然のものではなく人工のものであることがわかります。
説明によれば1882年(明治15年)に造られたもので、1991年(平成3年)に復元されたものだそう。

「麓山の滝
 この滝は、郡山市発展の礎である安積疏水工事の完成を祝って、明治15年に勇気ある開拓者たちの手によって造られ、
 以来、昭和の初期まで時の流れを見つめて「麓山の飛瀑」として広く人々に親しまれてきたものである。
 それ以降は滝の大半が埋められ、ほんの一部分がその面影を残していたが、
 平成の時代になり、安積開拓の先人の偉業を後世に伝えるために、麓山の滝を復元しようという気運が高まり、
 平成3年4月に郡山市民のシンボルとして麓山の滝が蘇ったものである。」


「国登録有形文化財  安積疏水麓山の飛瀑
 安積疏水の飛瀑は、安積疏水の開さくにおける分水路78km(第6番工事区)の開さくにより、逢瀬町多田野の第5分水路を
 取水口として郡山方面に導水(注水)するため、疏水路郡山支線の一環として1882(明治15)年に建造された人工の滝です。
 構造は、約1.8mの越流部を突起付石積柱で挟み込み、その両脇に土留壁、底部に水叩き及び水路を石造で築いており、
 堤長14m、堤高8m、水路延長23m付となっています。
 当時の地元関係者の記録等によると、この麓山の飛瀑は、疏水を麓山の南側地域に延長して水を流すと、
 土地の高低差によって下流部の流れが急になり、水路を破損する危険があるので、水の流れを緩衝するとともに、
 丘陵地である麓山の地形を利用し、落下導水式による水力発電など多目的に活用することを企図して、
 建造されたものです。」

※説明板より引用、以下同じ


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滝の正面には「滝見台」があります。
そこの石積にカメラを固定してスローシャッターに挑戦してみました。
ただ曇りとはいえ光は豊富、さらにNDフィルターもないのでちょっと中途半端になってしまいました(^^;
なお、この滝の上下流は「暗渠」(あんきょ)になっています。


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「はやま通り」をはさんで向かい側には「21世紀記念公園」があります。
その名の通り2003年(平成15年)に造成されたもので、とんがり屋根の「とんがりふれあい館」が目立ちます。


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「21世紀記念公園」から少し南に進むと「郡山市歴史資料館」「郡山市公会堂」があります。
こちらは「公会堂」の外観。
内部も見たかったんですが、このときは使用中だったためかないませんでした。

「国登録有形文化財  郡山市公会堂
 郡山市は、1924(大正13)年9月1日に郡山町が小原田村を合併し、人口39,003人を有する市として、
 市制を全国で99番目に施行しましたが、同年、これを記念して郡山市公会堂も完成しました。
 構造は、鉄筋コンクリート造2階建、銅板葺、建築面積1,102㎡で塔屋付です。
 設計については、大蔵大臣官房臨時営繕課長であった矢橋賢吉が、当時、臨時国会議事堂建設局長も兼任していたため、
 監修的に携わり、実際には、矢橋からオランダ・ハーグ平和宮の図面を示されて指示を受けた部下の萩原貞雄があたりました。
 また、短期間ながら郡山町の建築技師であり、郡山における建築設計事務所の草分け的役割を果たした高梨幸平太の
 覚書によると、彼は萩原の下で公会堂の施工管理に携わっていたことが記されています。
 公会堂の建築的特徴は、連続半円アーチの柱廊と、窓台受、上げ下げ連窓などを丁寧にデザインした躯体の隅に、
 縦長ガラス面で垂直性を強調した塔屋を設けている本格的様式建築であることです。」



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「公会堂」前の植木。
左右に大きく伸びた枝は迫力があります。


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さらに西に進んで「開成山公園」(かいせいざんこうえん)へ。
「郡山市開成館」まで行きたかったんですが、ずっと歩いてきたのでさすがにお疲れモードに(^^;
ここで折り返すことにしました。
その前に園内に展示されていた「蒸気機関車」を。
「郡山鉄道工場」で造られて約30年走り、引退後に生まれ故郷に戻ってきたものだそう。
屋外展示なのにとてもきれいに整備されていました。
これはうれしいですね。

「蒸気機関車について
 形式 D51 264  長さ 19.730m  幅 2.936m  高さ 3.980m
 重量 機関車(空車) 70.07t  炭水車(空車) 19.40t
 略歴
 ○この機関車は昭和15年に幹線貨物輸送用として、郡山鉄道工場で4番目に製造されたものです。
 ○昭和15年から昭和36年まで東北本線を走りその後関西本線・城東貨物線で活躍したなじみの深いものです。
 ○昭和45年5月、それまでの長い間の使命をはたして、生まれ故郷の郡山市にもどってまいりました。
 ○この機関車を鉄道史上機関車の名作として、また、郡山市発展の記念物として、永久に保存されることになり、
  鉄道から郡山市にその管理を移されたものです。」



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最後は「開成山公園」の東にある「ロミオ」というお店へ。
ここは「郡山市」のB級グルメ「クリームボックス」発祥のお店とされています。
Googleマップなどでは「アンジェロ開成店」と出てきますが、その入口のところにありますよ。

ここでは「ノーマル」(100円)と「アーモンド入り」(120円)の2種を購入。
甘さは控えめですが、たっぷりのクリーム感がたまりません。

ちなみにわたしの最初の「クリームボックス」は「セブンイレブン」で購入したものでした(^^;
「ミルククリームぼっくす」「カフェオレクリームぼっくす」の2種があり、これまたなかなかおいしかった!
個人的には「カフェオレ~」のちょっとほろ苦い感じが好みですね。
なお「セブン~」版は「要冷蔵」なので注意が必要ですよ~。


10、11枚目 iPhone5S
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、1週間後の日曜に訪ねた白河小峰城の様子です。

by sampo_katze | 2017-06-21 21:00 | 東北 | Comments(0)


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