西園の猛禽類たち
新望遠レンズで動物園訪問!@東武動物公園編・第8回


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「西園のバードケージ」


「ふれあい動物の森」は今回の訪問で初めて入ったので、結構時間をかけました(^^;
特に「ヒツジ」は昨年の干支だっただけに、年賀状のネタをここで撮ればよかったな~とちょっと後悔。
次は10年先ですけどね。

さて、お次は「西園」の方へと移動します。
こちらのエリアには「鳥」たちが多く見られる場所ですが、「鳥インフルエンザ」の影響でケージ内に入る施設には入ることができず。
これはちょっと残念でした。
冬から春にかけてはほかの「動物園」でも同じような措置がされていましたが。
やっぱりお出かけ前にHPなどでチェックしないとダメですね。
それでも通常の展示施設はいつもどおり見学できたのでよかったです。


表紙の写真は、「西園レストラン」付近から眺めたケージです。
背の高いケージが並んでいて、ここでは「猛禽類」たちを見ることができます。
ケージの手前に接近防止のための柵がありますが、撮影にはそれほど差し支えることはありません。


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右側のケージにいるのは「シロフクロウ」です。
「ふれあい動物の森」の中にある「森の教室」でもオス1羽が見られましたが、こちらにも2羽います。
どちらも白い羽毛に褐色の斑点が入っていますが、その数がちがいますね。
おそらく手前がメスの「エミー」、奥の斑点がやや少ないのがオスの「ワカ」かと。
オスも幼鳥や若鳥のころは斑点が混じるんですが、成長するにつれて少なくなり真っ白な姿になります。


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「ワカ」をアップに。
頭の斑点はほとんどなくなり、お腹の部分も「エミー」の半分くらいになってますね。
また目を開けてくれたので、きれいな黄色の虹彩も見ることができました。
そういえば、夏の間はどうしているのかな?
寒い地域に住んでいるので、ただでさえ暑さが苦手ですからね。
(注:撮影日は2017年3月18日)


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続いてはスタイル抜群の「ヘビクイワシ」です。
といっても名前のように「ヘビ」だけを食べるわけではありません(^^;
獲物を見つけると長い脚で踏みつけてとらえます。
その様子は「掛川花鳥園」のショーで見ることができますよ。
獲物は「ヘビ」のおもちゃですけど、とらえようとする姿はなかなか見ごたえがあると思います。

ここにはつがいの2羽がいて、こちらはオスの「バンダル」
目の回りが鮮やかなオレンジ色をしています。

「ヘビクイワシ  英名 Secretary Bird  学名 Sagittarius serpentarius
 分類 ワシタカ目ヘビクイワシ科   分布 アフリカのサバンナ

  他のワシタカ目と比べ、長い肢を持ちます。
  ヘビのみを食べるのではなく、昆虫や小型脊椎動物なども食べる肉食です。
  長い肢を使い、獲物をリズミカルに踏み付け、弱った所を食べます。
  獲物の中には、毒を持つものもおり、体を咬まれないように羽を広げ、ガードします。

 なるほど!!Zoo
  飛んだりできるけど、あまり飛ぶのは好きじゃないみたいだね。
  それよりも、長いあしで歩きまわるほうが、多いみたいだよ。」


「名前 バンダル  オス  誕生日 1997年6月17日
 細く長い脚でモデルのように歩いています
 バッタなどの昆虫を見つけるとキックでやっつけて食べますが、
 なぜか角切りお肉もキックしてから食べます」



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こちらはメスの「プロア」
目の回りが明るめの赤色をしていて、「バンダル」と区別することができます。
「バンダル」もこのようにアップにしたかったんですけどね~。

「名前 プロア  メス  誕生日 2006年6月21日
 2011年11月28日に千葉市動物公園からお嫁にきた「プロア」ちゃん
 名前は南アフリカの国花「プロテア」から頂きました。
 バンダルよりも眼が大きくて目の周りは鮮やかな赤い色です。」



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2羽は巣作りの真っ最中?
石で囲まれた枯草の中を行ったり来たりしています。


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この枝の置き方にこだわりがあるのか、2羽で交互に動かしていました。
あーでもない、こーでもないとしている姿は微笑ましかったですね(^^)


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「繁殖賞」のレリーフの写真。
当園では「バンダル」と「プロア」の間に生まれた卵を人工ふ化させ、2015年8月9日にオスのヒナが誕生したとのこと。
これは国内初となる「ヘビクイワシの人工繁殖」にあたることから受賞しました。
ちなみにヒナの名は「パックンチョ」と名づけられ、右となりのケージの中にいます。
また昨年2016年にもオスのヒナ2羽が誕生しているそう。

「繁殖賞は、日本動物園水族館協会が規定している表彰の一つ。
 協会に加盟する園館で、飼育動物の繁殖に成功し、かつ、それが日本で最初にあったものに与えられる。
 1956年(昭和31年)に制定され、1965年(昭和40年)に協会が社団法人となって、そのまま継承された。
 ・自然繁殖 - まったく人の手を煩わせることなく生育したもの
 ・人工繁殖 - 生まれてからまったく親の哺乳を受けずに育ったもの。あるいは卵を孵卵機でかえし、育雛したもの。
 ・人工授精 - 人の手で受精し、誕生したもの。
 いずれの場合も6ヶ月以上生存しなければならない。レオポンなどの一代雑種の繁殖や、家畜・家禽は対象とならない。
 有袋類の場合は、子供が育児嚢より初めて顔を出したのを確認した日とする。
 これらの条件を満たした上、加盟施設の自己申請によって審査がなされる。」



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一番左のケージにいるのは大型の「アンデスコンドル」です。
岩場の一番上で悠然としていたのはオスの「ココナッツ」
大きなトサカをもっているところがオスの特徴です。
ただ説明を読むと、この子は意外と気が弱いところもあるようですね(^^;
また大きくて立派な足を持っていますが、意外にも物をつかむことはできないとのこと。
死肉を食べるので、確かにその必要がないんですね。

「アンデスコンドル  英名 Andean Condor  学名 Vuitur gryphus
 分類 ワシタカ目  コンドル科   分布 南アメリカ アンデス山脈の山岳地

 大型獣の死肉や内臓を食べるため、頭から頚は裸出しています。
 雄には大きな「トサカ」があります。嗅覚が発達していて、上空からも腐肉のにおいを嗅ぎつけます。
 鋭いくちばしをしていますが、生きた動物を捕まえることがないので、足は物をつかむようにできていません。

 なるほど!!Zoo
  天気のいい時には、太陽に向けて大きな羽を広げて日向ぼっこをしてるよ。
  体についた悪い虫をたいじするためだね。」


「名前 ココナッツ  オス  来園日 1984年5月17日
 頭に大きなトサカがあるのがココナッツ君
 強そうなトサカを持っているけど、ミルクちゃんにおどかされてビックリしていたり、
 尾羽をひっぱられたりしてます。
 雨がきらいで、雨の後は大きな羽を広げて乾かします」



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こちらはメスの「ミルク」
近くにいてくれたのでアップにすることができました。
透明感のある赤い目が印象的です。
また首の周りの白いふわふわもかわいらしい感じですね。

「名前 ミルク  メス  来園日 1984年7月3日
 宝石のような真っ赤な目が美しく、頭にはオスのようなトサカがありません
 好奇心がとても強くて、柵の近くの草を引っ張ってみたり、
 枝をくわえて歩いてみたり、よく動いています」



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見ていると「ミルク」が大きく翼を広げました。
翼の端から端までの長さは最大で約3mにも達するとのことなので迫力があります!
また先端の方は白くはないんですね。


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今度は前向きで。
この日は何度も翼を広げたり、上に行ったり下に来たりと活発に動き回ってくれました。
撮る方としては動きがある方がうれしいですから(^^)


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1つ右に戻って「オオワシ」です。
国内で見られる「ワシタカ目」の仲間では最も大きく、体長はメスで約1mほどになるそう。
「ワシタカ目」は一般的にオスの方が小さく、「オオワシ」も一回り小さい約90cmほどとのこと。
羽毛は褐色で、肩のあたり?と尾羽が白く目立ちます。
冬の「北海道」「流氷」とともにやってくるイメージがありますね。

ここにも2羽いて、こちらはオスの「ホクト」です。
鋭いまなざしと大きなくちばしがりりしいですね。

「オオワシ  英名 Steller's Sea Eagle  学名 Haliaeetus pelagicus
 分類 ワシタカ目  タカ科   分布 アジア北東部の沿岸

 大きな黄色いクチバシが目立つオオワシは、秋から冬にかけてユーラシア大陸より渡ってきます。
 日本では、ほぼ全域に分布し、国内で見られるワシタカ類の中では、最も大型です。
 水辺に生息する、いわゆる「ウミワシ」で、魚や小動物を主食とします。

 なるほど!!Zoo
  約10年前から、琵琶湖にいる「ブラックバス」をオオワシが食べてくれているんだって。
  増えすぎたこの魚に目を付けるとは、なかなかやるもんだね。」


「名前 ホクト  オス  誕生日 2003年3月4日
 キリリとした顔がオスらしいホクト
 北海道・知床博物館で生まれました
 マリモとは、とても仲良し
 先にマリモにエサを食べさせ、自分は後から飛んできます」



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こちらはメスの「マリモ」
「ホクト」よりやや大柄ですが、やや奥の方にいたのであまりアップにできませんでした。

実は「マリモ」は顔などに「アレルギー」を患っていて、長く治療中なんです。
そのため目はあまり見えていないようですが食欲もあり、それ以外は元気そのもののようです。
それだけに少しでも回復してくれるといいのですけどね。

「名前 マリモ  メス  誕生日 2000年3月10日
 北海道・丸山動物園で生まれました
 ホクトよりも少し体が大きいのがマリモです
 マリモという名前は阿寒湖の【まりも】から頂きました
 お魚が好きで、特にホッケが大好物です」



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近くに「ホクト」が下りてきてツーショットが撮れました。
「ホクト」の先には何やら丸くて白い物体が見えます。
もしかしてこれは・・・・・「卵」??


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ツーショットをアップに。
光の加減もありますが、「マリモ」の方が「ホクト」に比べてわずかに黒っぽいですね。


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少し離れたところに移動して翼を広げる「ホクト」。
翼の前端と脚も白いのがわかりますね。


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その後、力強い足を使って何かを引っ張っています。
どうやら草をむしっているようですね。
先の「卵」と関係しそうな感じですが。


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元のところに戻ってきました。
そしてくちばしを使って、お腹の下へと卵を動かしていきます。


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そして抱卵しました。
その様子を「マリモ」が見つめています。
ヒナが誕生するといいのですが、飼育下での繁殖はとても難しいんだそう。
寒い地域にすむ種だけにより難しいのでしょうけど。


8枚目 D700+24-120mmF4G/VR
ほかはすべて D700+70-200mmF2.8E FL VR+TC-14EⅢ


次回は、ホワイトタイガー舎です。
by sampo_katze | 2017-10-01 21:00 | 動物園 | Comments(0)


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