人気ブログランキング | 話題のタグを見る
のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ
新望遠レンズで動物園訪問!@東山動植物園編・第4回


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21224462.jpg
「こちらものっぽさん」


「マレーグマ」からさらに南東へと進みます。
この先には「キリン」「コアラ」たちがいるエリアがあります。
「ライオン舎」からここまではかなり高い場所にあるため、1度下りてしまうと上がってくるのが大変(^^;
なのでこのパターンで進むのがラクですね。


表紙の写真は、「マレーグマ」のエリア付近から眺めた北方面のの様子です。
手前の建物は「中央休憩所」と、「フードコート」のある「ゾアシスイースト」です。
ちなみに今回の訪問では「ゾアシスイースト」内で昼ごはんを食べました。
また奥にそびえる青くて高い建物は、この地区の象徴でもある「東山スカイタワー」
地上高は134mですが、標高80mの丘の上に建っているためより高く見えます。
ここの最上階にも「スカイレストランNAGOYA東山」があってランチ&ディナーがいただけますよ。


blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。
blogram投票ボタン










のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21224980.jpg
のっぽつながりで「アミメキリン」です。
言うまでもなく現存する中では最も背の高い動物で、頭の先端まで5mに達するものも。
脳と心臓の高低差は約2mもあり、その間に血液を送るため心臓はとても強力で血圧も動物の中では最も高いです。
また脳に到達する手前に「ワンダーネット」という網状の「毛細血管」群があり、血圧の急激な変化に対応しています。
この背の高さでも時速50~60kmで走ることができるのも、この強力な心臓が一因になっているんでしょうね。

「アミメキリン  偶蹄目キリン科
 学名 Giraffa camelopardalis reticulata  英名 Reticulated Giraffe
 形態  長い首、足、舌を持ち、体には網目模様がある
 生息地 草原
 行動  10~20頭の群れで生活する 高いところにある葉や枝を食べる
 保全  レッドリスト VU 絶滅危惧Ⅱ類  ワシントン条約(CITES)附属書 該当なし」

※説明板より引用、以下同じ


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21225334.jpg
2頭いましたが、どちらも奥の方にあるえさ場にいました。
近くに来てほしかったんですけどね~(^^;


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21225842.jpg
手前側にはこんな器具が置かれていました。
これは「キリンのツリカゴ」で、ここにエサを入れることもあるよう。
そうすれば目の前で食事する様子を見ることができたでしょうね。

「キリンのツリカゴ
 キリンの頭の位置は、地面からオスは約5m、メスは4.5mの高さにあります。
 また、エサを食べるときには40cm以上もある長い舌を上手に使って、木の葉を食べます。
 このツリカゴは高さ5mの位置に付いているので、キリンがエサを食べるときの様子を観察してみてください。」



のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21230197.jpg
右手の方には背の高いコンクリート製の建物が。
これが寝ぐらのようです。
入口にはシャッターも設けられていました。


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21230545.jpg
入口横には白線と数字が書き込まれています。
よく川の橋脚にも書かれていますが、もちろんこれは水面高さを示したものではありません(笑)


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21230929.jpg
「キリン」の向かいにあるのが「ホッキョクグマ舎」です。
ここにいるのはもちろん「ホッキョクグマ」で、その体色から通称「シロクマ」と呼ばれることも。
体は大きいですが、頭はかなり小さいです。

中をのぞいてみると、このように大の字になって伸びていました(^^)
この日は結構暑かったですからね。
それにしても大胆な寝相だこと。
床が冷たくて気持ちいいんでしょうね。

「ホッキョクグマ  食肉目クマ科
 学名 Ursus maritimus  英名 Polar Bear
 陸にすむ最大の肉食獣。オスでは600kg、メスは300kgになる。
 北極圏に約2万頭生息し、主にアザラシや魚をエサとしている。
 泳ぎや潜水が得意。足の裏にも毛が生えていて、氷上での生活に適応している。」



のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21231195.jpg
柵の隙間から望遠で顔に寄ってみます。
「は~、きもちい~・・・・・」
なんて声が聞こえてきそうです。
よく見ると意外と首と鼻が長いことがわかります。


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21231476.jpg
そして初めて見る「ホッキョクグマ」の足の裏。
氷の上を歩くこともあって、肉球部分をのぞいて毛でおおわれています。
全部おおってしまうとかえって歩きづらいんでしょうね。


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21231895.jpg
さて、「ホッキョクグマ舎」の後は「コアラ舎」に入りましたがこれは次回に。
「上池」という大きな池のほとりへと出ます。
そこには「ツル」の仲間の「ホオカザリヅル」がいました。
この種はこれが初見で、「アフリカ南部」に生息しているそう。
白と黒をベースに赤いワンポイントが入っているところは「タンチョウ」などと同じですね。

「ホオカザリヅル  ツル目ツル科
 学名 Bugeranus carunculatus  英名 Wattled Crane
 形態  雌雄とも頭頂は灰色で、頬の下に白い肉垂れがある
 生息地 湿原
 行動  つがいとなった雌雄は交代で卵を温め、協力して子どもを育てる 主に水生植物や昆虫を食べる
 保全  レッドリスト VU 絶滅危惧Ⅱ類  ワシントン条約(CITES)附属書 Ⅱ

 かつてはアフリカ南部の広い地域に分布し個体数も多かったが、農地の開発、ダム建設などによる湿地環境の悪化によって
 個体数は減少し、現在では6000~8000羽が生息しているといわれている。ザンビア、ナミビア、ボツワナなどでは
 生息地がラムサール条約の保護湿原に指定され、保護されている。
 現在は現地とNGO(非政府組織)が協力し、生息地の保護と管理、現状の調査と研究、教育活動などを行っている。」



のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21232293.jpg
顔のアップ。
クチバシの付け根あたりには羽毛がなく、赤い皮膚が見えています。
目の周りも赤く、頭頂部は灰色。
頬から下へと伸びている白い部分は「肉垂」(にくすい)で、これが名前の由来となっています。
首の部分も白いのであまり目立ちませんが、オスとメスではここの大きさがちがうんだそう。
でもこのときは全然意識してなかったので、仕切りの向こうにいる子と比べてみればよかったですね(^^;


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21232663.jpg
前回も登場しましたが、「上池」の中ほどにいた「アオサギ」です。
「サギ」の仲間では最も大きくなります。
この子は翼あたりはグレーですが、首元から頭にかけてはだいぶ白っぽいですね。
前回登場した子と同じような雰囲気なので、巣立ちしたばかりの個体なのでしょうか。


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21233014.jpg
これは池の中を渡す点検用の?柵の上に止まっていた別の子。
トレードマークの目の後ろから伸びる黒っぽいラインが色濃く出ています。
また翼のグレーも濃淡がはっきりしています。


のっぽなキリンと大きなホッキョクグマ_c0081462_21233403.jpg
「上池」を回り込んで「中央休憩所」方面へと戻ります。
こここは池の東側にある「ボートのりば」
いろいろな動物をかたどったボートが並んでいます。


1、4、5、7、14枚目 iPhone5S
ほかはすべて D700+70-200mmF2.8E FL VR+TC-14EⅢ


次回は、コアラ舎と東山スカイタワーです。
by sampo_katze | 2017-11-04 21:00 | 動物園 | Comments(0)


<< コアラ舎と東山スカイタワー 恐竜像とスマトラトラ >>