最奥部にあるオーストラリア園&アジア園西部
新望遠レンズで動物園訪問!@多摩動物公園編・第8回


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「オーストラリアの国鳥(ただし非公式)」


今回はもっとも奥まったところにある「オーストラリア園」の様子です。
その名の通り「オーストラリア」に生息する生きものたちに出会えるところ。
国内ではめずらしい「コアラ」が見られる施設があるのもこのゾーンです。

その「コアラ館」では「コアラ」のほかにも「タスマニアデビル」「フクロモモンガ」など
さまざまな「有袋類」(ゆうたいるい)を見ることができます。
ただ残念なことに館内は非常に暗いので撮影は困難でした(^^;
なにしろ「水族館」「深海ゾーン」並みでしたからね。

また肝心の「コアラ」もいつの間にか1頭だけになっていました。
6月に行った「東山動植物園」でたくさん見られたので今回も期待していたんですが・・・・・。
国内の飼育数も減少傾向にあるそうで、いずれは見られなくなってしまいそうですね。


表紙の写真は、「オーストラリア園」の東側にいる「エミュー」です。
大型の飛べない鳥の1種で、体高は1.6~2mほどで「ダチョウ」に次ぐ大きさ。
ですが体重は40~60kgとその半分以下で、意外と軽量です。
そしてタイトルにあるように、非公式ながらも「オーストラリア」の「国鳥」となっているようです。
これは今回初めて知りました。

「静岡県掛川市」にある「掛川花鳥園」でふれあったことがあるんですが、かなりの大きさなので圧倒されます。
でも性格はとてもおとなしいので、そのギャップもあってとてもかわいく感じられますよ(^^)


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しばらく眺めていると、足下にしま模様をまとった小さな鳥が見えました。
こちらは5月10日に産まれたヒナで、生後1か月半というところ。
どおりで親鳥が高台から下に降りてこないはずです。
もう少し早い時期に見たかったところですが、ヒナが見られるだけでもラッキーですね。
ちなみに子育てをするのはオスなんだそう。
飼育下ではメスが参加することもあるようですが、見ていた限りでは親は1羽でしたのでオスのみかと。


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全身が見えました。
でもさすがにテレ端の280mm相当でも足りなかったので、ほぼ2倍にトリミングしています。
褐色に白いラインが明暗交互に入っているのがわかります。
また頭の上は白をベースに褐色の斑点が入っています。
ちょうど日が差してきて目にキャッチライトも入ってくれたのでよりかわいく見えました。


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となりにいる「アカカンガルー」、そして「コアラ館」と抜けて上へと進みます。
勾配はそれほどきつくはありませんが、「正門」から結構距離があるので足に来るんですよね(^^;
で、その先にいたのが「パルマワラビー」です。
1度「絶滅種」とされましたが、それから約100年後に再発見されました。
「カンガルー科」の仲間ですがかなりの小柄で、顔も小さく感じます。
このときは見られませんでしたが、強力な後脚の持ち主で跳躍力もなかなかのものです。


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横になって眠っているところ。
「カンガルー」の仲間では前脚をそろえ上半身を起こした姿勢がよく見られますね。
このような姿勢になっているということは安心しきっているということでしょうか。
まぁここなら天敵も来ませんからね。


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さらに坂を上って園内最高峰の「みはらし広場」へと出ます。
ここからは「八王子市」方面や「奥多摩」「三頭山」などが見えるようですが、「富士山」はどうなのかな?
今頃(12月)なら空気が澄んでいるので見えるかもしれませんが、訪問時(6月)はそんなことは考えもせずスルー!(笑)

そしてそこにいるのが「ワライカワセミ」です。
「カワセミ」の仲間ではもっとも大きくなります。
頭からおなかにかけて白く、目のまわりと翼は褐色で翼には水色の斑点が入っています。
「カワセミ」の鮮やかな体色とはかなり異なる印象ですね。
またさえずる声が人の笑い声に聞こえることからその名がつきましたが、なかなかその声を聞くことができません(^^;
どこかで1回だけ聞いたことがあるような気がするんですが、あれは録音か何かだったかな?

「ワライカワセミ舎
 1984年(昭和59年)に東京都とオーストラリアのニューサウスウェールズ州は友好都市を締結しました。
 これを記念して、ワライカワセミ舎は建設され、当時は東京都の鳥「ユリカモメ」と
 ニューサウスウェールズ州の鳥「ワライカワセミ」を展示しました。
 今も友好都市の関係は続いています。
 現在はオーストラリアに生息している2種類のワライカワセミの仲間を展示しています。」


「ワライカワセミ
 分布 オーストラリア東部 移入されたオーストラリア南部・タスマニア島に生息域を広げています。
 生態 体長40cm~45cm、体重400g~450g
 ハトとカラスの中間くらいの大きさがあり、カワセミ科の中では最大の種類です。
 雌雄同色で、外見上の区別は困難です。主に、木がまばらに生える草原に生息していますが、都市部にも進出しています。
 巣は、木のうろ、シロアリの塚や川の土手、くち木、つみ上げられた干し草の中などに作ります。
 2~4個の卵を産み、30日ほどで孵化し、巣立ちまで1か月ほどかかります。
 非繁殖期も家族で生活しており、大声でさえずって縄張りを誇示します。
 このさえずりが「人間の笑い声」に似ている事から、この名前が付けられました。
 木の枝などに止まって獲物を探し、獲物を見つけると飛びかかり、大きなくちばしで獲物を捕え、
 木の枝や石にたたきつけて、柔らかくして食べます。
 日本のカワセミのように水に飛び込むこともありますが、ほとんどは地上に獲物を捕えます。
 昆虫類からネズミ、ヘビにまで様々な小動物を捕食し、時には小鳥の巣を襲うこともあります。」



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顔のアップ。
下から見上げるようにして撮っているので、口角が上がって微笑んでいるようにも見える??
くちばしの先端もまっすぐではなく、少し曲線を描いているのがわかりますね。
この微妙な曲線が獲物をくわえたとき、滑り落ちないようになっているんでしょうね。


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東となりにいるのがもう1種の「アオバネワライカワセミ」
「ワライカワセミ」と比べると一回り小さいですが、それでも「ハト」と同じくらいの体長があります。
色も全体的に白の割合が多く、翼の水色は広範囲になっていますね。
尾羽を見ると青い部分がほとんどないので、この子は以下の説明にもあるようにメスのようです。

「アオバネワライカワセミ
 分布 オーストラリア北部・ニューギニア南部
 生態 ワライカワセミとよく似ていますが、体長は35cm~40cm位、体重260g~320gでワライカワセミよりひと回り小さいカワセミです。
 オスは青い尾羽、メスは、黒と茶色の縞模様の尾羽を持っているので、オス、メスの区別が容易です。
 主に、湿地帯を生息域にしています。
 繁殖は、春先におこない、巣は、木のうろを使い、3~4個の卵を産みます。
 およそ26日で孵化し、巣立ちまで1か月かかります。
 木の枝などに止まって獲物を探し、獲物を見つけると飛びかかり、大きなくちばしで獲物を捕え、
 木の枝や石にたたきつけて、柔らかくして食べます。
 日本のカワセミのように水に飛び込むこともありますが、ほとんどは地上に獲物を捕えます。
 昆虫類からネズミ、小魚、ザリガニ、蜘蛛、ヘビにまで様々な小動物を捕食します。」


「ミドリ   アオバネなのにミドリ
 性別 ♂
 特徴 虹彩が白い(ワライカワセミは茶色です)
 アオバネが見られるのは多摩を含めて3園だけ!」



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「みはらし広場」から坂を下りて「アジア園」の東側エリアに移ります。
ここのエリアのお気に入りは「ユキヒョウ」
「中央アジア」の山岳地帯に生息していて、やや黄色がかった灰色をベースにした体色をしています。
こちらは南北に長いエリアの向かって左側にいたオスの「コボ」
とてもいい姿勢をしているところを撮れました(^^)

「ユキヒョウ
  英名 snow leopard  学名 Uncia uncia
  分類 食肉目ネコ科  分布 中央アジア」


「野生には今、4080から6590頭(推定)だけ!! (頭数はIUCNレッドリスト2008)
 中央アジアの山岳地帯にすむネコ科のユキヒョウは良質で美しい毛皮を目的に乱獲され、
 さらに遊牧民の家畜をおそう害獣として処分され、その数を急速に減らしています。
 そのため最近では保護活動がさかんに叫ばれています。」



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伏せつつ、上の様子をうかがっています。
前脚、後脚ともに今にも飛びかからんばかりに力が込められているよう。
眼差しもかなり鋭くなっていますね。


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扉の前に移動。
中から涼しい風が出ているのかもしれません。
あまり暑いと中に入ってしまうようですし。


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あくびも見られた&撮れた!


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しばらくするとすぐそばに来てくれました。
かなりの近さですがこういうときは「70-200mmF2.8E FL VR」の最短撮影距離の短さが発揮されます。
とはいえ金網にピントが引っ張られないことを願いつつ、シャッターを切ります。
少々金網がうるさいですが、りりしいそのお顔をしっかり撮ることができました。
涼しげな目がまたいいですね~。


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屋根のある部分に置かれたモニター。
そこには6月2日に生まれたばかりの赤ちゃんと、母親の「ミミ」の様子が映し出されていました。
「ミミ」のお腹の前で丸くなっているのが赤ちゃんですね。
このときはおねむモードだったようで母子とも動きがありませんでしたが。

その後オスとわかり、9月16日には名前が「フク」に決定。
10月12日から時間限定で公開されているとのことです。

「ユキヒョウの赤ちゃんが産まれました
 みなさまと直接お会いできるのはまだ先となりますが、産箱内の映像をモニターにて公開しています。
 母親による子育ての様子や、子どもの成長の様子をご覧ください。
 生年月日:2017年6月2日  性別:不明
 母親:ミミ(2009年5月13日生まれ)  父親:コボ(2013年6月29日生まれ)」

※説明は訪問当時(6月24日)のもの


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最後は格子の入った扉の前でうずくまる「コボ」。
先の扉よりは風通しがよさそう。
元々は高山地帯に生息しているだけに暑さには弱いですからね。


14枚目 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
すべて D700+70-200mmF2.8E FL VR+TC-14EⅢ


次回は最終回、アジア園の西部エリアです。
by sampo_katze | 2017-12-28 21:00 | 動物園 | Comments(0)


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