両生爬虫類館の常設展示
年賀状素材探し@晩秋の上野動物園編・第2回


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「巨大トカゲの像がお出迎え」


入園してまずは「ハシビロコウ」に行くのは定番。
この日は貴重な狩りのシーンも見ることができたのでいい気分です。
そのあとは「キリン」「オカピ」のエリアから見始め、そのまま屋外エリアをめぐり歩くとなります。
でも今回はいつも入らなかった、もとい入るのを忘れていた「両生爬虫類館」に入ってみることにしました。
建物の存在にすら気づいていなかったのかもしれませんが(^^;

今回初めて知ったのはここは「温室」になっているということ。
エントランス入ってすぐのエリアは通常の室内温度ですが、奥は蒸し暑い空間になっています。
でも訪問したのは12月2日の寒い日。
当然のことながら冬装備なので、温室内に入ったら暑い!!
これはちょっと誤算でしたね~。
昼になれば暖かくなる予報だったので、少し装備を軽くしていった方がよかったかもしれません。


表紙の写真は、「両生爬虫類館」の前に置かれている「コモドオオトカゲ」の像です。
最大全長こそ4.5mを超える(ただし平均体長は約2.5m)「ハナブトオオトカゲ」に譲るものの、
「トカゲ」の仲間の中では最大級の体躯の持ち主。
それでいて走る速さは時速18kmにも達するというのですからオドロキ。
さらに「毒」まで持っているというのですから、まさに最強の「トカゲ」ですね!



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まずは常設展示から。
特設展示もやっていましたが、そちらは次回紹介することにします。
「温室」に入って最初にいたのがこちらの「イリエワニ」です。
「ワニ目」を構成する3つの科のうち「クロコダイル科」の仲間。
最大全長が8.5mを超えるものも記録されていて、現存する「は虫類」では最大級を誇ります。
海水中でも生きることができ、海流に乗って移動することもあるんだそう。


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顔は向こうを向いているものの、背中から尻尾はこちらに伸びています。
まるでその背中に乗っているかのようで、その大きさには圧倒されます!
これが逆に正面向かって相対しているとなったら・・・・・(汗)


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こちらは同じく「クロコダイル科」の仲間の「ニシアフリカコガタワニ」
別名「ニシアフリカコビトワニ」といい、最大全長は2mほどの小型種です。
そしてここにいたのは2016年5月12日に産まれた卵から孵化した子ども。

説明板によれば、4頭が育っているとのことだったんですが最初はなかなか見つけられず。
奥の方で顔を出しているこの子をようやく見つけることができました(^^;
じっとしていて動かないのはほかの種と同じでしたが、まさか真正面から見ることができるとは!

ちなみに生まれた当日の様子を撮影した写真が説明板に載っていて、体重は52.1gと出ていました。
このときはどれくらいになっていたのかな?
順調に育ってくれるといいですね!

「ワニの子ども、公開中!
 昨夏、上野動物園では5年ぶりにニシアフリカコガタワニの子どもが誕生しました。
 昨年5月12日
に22個の卵が産まれ、そのうち5頭がかえりました。
 現在、4頭が順調にそだっています。」

※説明板より引用、以下同じ


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口先が細長いのは「マレーガビアル」
別名「ガビアルモドキ」
褐色の体に暗褐色のラインが入っていて、「吻」(ふん)は細長く伸びています。

「ワニ目」は先の「クロコダイル科」のほかに「アリゲーター科」「ガビアル科」の3つのグループがあります。
この「マレーガビアル」は、その名前や細長い吻(ふん)から「ガビアル科」の仲間のよう。
でも別名に「~モドキ」とあるように「クロコダイル科」に属する仲間です。
「ガビアル科」の仲間は吻の先が膨らんだような形をしていますが、「マレーガビアル」はほとんどふくらんでいません。
それ以外にもちがいがあるんでしょうけどよくわかりません(^^;


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ここからは「両生類」「カエル」の仲間たちをご紹介。
まずは「ミツヅノコノハガエル」です。
その名の通り「木の葉」によく似た外観の持ち主で、上から見ると特によく似ているそう。
体に入ったスジのようなラインも、まるで「葉脈」のようですね。
ここでは淡い緑色をしていますが、個体によって枯葉のような褐色など様々。
また目の上と吻端に角のような突起があることから「ミツヅノ」(三角)の名がついています。


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真っ赤な体が目を引く「サビトマトガエル」
お気に入りの種の1つです。
体に小さな濃いめの赤い斑点が入っていて、これが「錆」(さび)のように見えることからその名がつきました。
この斑点がない「アカトマトガエル」というのもいるようですね。


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泥の中に体をうずめてじっとしているのは「ベルツノガエル」
目の上に小さな突起があるのが「ツノガエル」の仲間の特徴です。
このように体を半分隠すようにして獲物が来るのを待ち構えるんだそう。
食欲は旺盛で、大きい口とそれを開けて獲物を丸呑みする様子から「パックマンフロッグ」という異名を持っています。
確かに口はかなり大きそうですね~。


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変装の達人?の「コケガエル」
ガラスに張りついているので違和感がありますが、その姿はまさに「コケ」そのもの。
これがガラスではなく、岩などの上だったら本物と間違えてしまいそうですね(^^;


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とても小さな「キンイロアデガエル」
別名「マダガスカルキンイロガエル」
全身が鮮烈なオレンジ色をしていてとても目立ちます。
小さな体に鮮やかすぎるほどの体色から「ヤドクガエル」の仲間かな?と思ってしまいますが。
きれいなのでぜひ大きく撮りたいところですが、何しろ小さいので標準ではこれが限界。
「マクロレンズ」がほしいところでした(^^;


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今回唯一の「ヘビ」「エメラルドツリーボア」
こちらも明るい緑色をまとった美しい体色の持ち主です。
樹上で生活する「ヘビ」で、このように木の枝に巻きつくようにとぐろを巻きます。
こうして獲物を待ち構えるんですね。


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ここからは「トカゲ」の仲間たちをご紹介。
まずは「南アメリカ大陸」に生息する「ガイアナカイマントカゲ」です。
別名「ギアナカイマントカゲ」ですが、この違いは発音だけかと思いきやさにあらず。
「ガイアナ」は国名で、「ギアナ」は地域名でこちらの方が広範囲を指しているんだそう。
また「カイマン」は「アリゲーター科」に属する「ワニ」の1グループです。
「巻貝」が大好物で、「サンシャイン水族館」では「タニシ」を食べる様子を見ることができました。


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岩の上で目をつむってじっとしているのは「チュウゴクワニトカゲ」
その名の通りに「中国」南部の限られた地域の山地に生息する種で、「ベトナム」でも見られるよう。
「トカゲ」の仲間のほとんどは「卵生」ですが、「ワニトカゲ」は「卵胎生」です。
卵を体内でふ化させて、幼体を出産するんですね。


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広いエリアを独り占め?しているのは「コガネオオトカゲ」
英名は「Yellow head monitor」です。
「オオトカゲ」の仲間は「~モニター」という名前がつくことが多いようですね。
全長は1.2mほどとかなりの大型種ですが、顔はかなり小さいです。


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トゲトゲを持つこちらは「フトアゴヒゲトカゲ」
「アガマ科アゴヒゲトカゲ属」の仲間で、「オーストラリア」の東部から南東部にかけて生息する固有種です。
顔や体の側面にあるトゲは一見すると固そうですが、実は柔らかいんだそう。
またペットとしても結構人気があるようですね。
個人的には手袋をしているような前足が気になりました(^^;


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最後は「グリーンイグアナ」です。
単に「イグアナ」と呼ぶときはこの種を指します。
木の枝に体を預けてダラ~ンとしてますね。
こちらは説明があったので、詳しくはそちらでどうぞ。

「グリーンイグアナはベジタリアン
 ほとんどのトカゲは昆虫を主食としていますが、グリーンイグアナは植物を主食としています。

 もっと知りたい!?
 グリーンイグアナが含まれるイグアナ科は約600種を含む大きなグループです。
 体の大きさはさまざまで、小さなものでは全長15センチ程度から、大きなものでは2メートルに達するものまでいます。
 食性も多様で小型種では昆虫を食べ、大型種では植物を食べる傾向にあります。
 実はこの傾向はイグアナ科だけの特徴ではなく、動物全般を見渡しても、昆虫を主食としている種は小型種に限られているのです。
 それは、大型種は十分な量の餌を昆虫から得ることが難しいからです。
 イグアナ科の中でも最大級のグリーンイグアナは幼体の頃は昆虫も食べますが、成体ではその大きな体に見合う量の餌を得るために
 完全な植物食になるのです。」



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顔をアップにしてみると、口先から赤い舌がちょろっと出ていました。
まるでアッカンベーをしているみたいですね(^^)



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次回は、両生爬虫類館の特設展示です。
by sampo_katze | 2018-01-04 21:00 | 動物園 | Comments(0)


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