D700 de 水族館@しながわ水族館編・後編。
初めてここを訪ねたとき、とても気に入ったのが「ビッグベリー・シーホース」。 オーストラリアに生息するタツノオトシゴの仲間です。 英名では「Seahorse」で、直訳すると海に住む馬。 魚なので足がありませんが、立ち泳ぎする姿に足があることを想像してみると・・・・・。 「イタリアの跳ね馬」を彷彿とさせなくもない?? 日本では、よろいのような体表の凸凹と長い顔から龍の姿を想像したんでしょうね。 「辰年」の干支引継ぎでは、架空の生物である「龍」の代わりに登場しますし。 見た目はおっとり系。 ところが食に関してはかなり食い意地が張ってるタイプのようですね。 あの細い口で、まるで某社の掃除機のごとく強力に吸い込んで捕食するんだとか。 どんな感じで食べるのか一度見てみたいものです(^^) ところで、前回D300で撮ったときはまともに撮ることができずじまいでした。 でも今回は感度アップは青天井!とはいきませんが、1600~3200でも平気であげてしまいます(^^ゞ いくら相手の動きがゆっくりしているといっても、決して明るくない環境で撮るのは大変ですからね。 表紙の写真は、おじぎをするような感じで頭をこちらに向けているところを撮ったもの。 直立不動の姿勢ばかりでなく、たまにこんな風に動いてくれます。 派手な動きはありませんが、見ていてほんとにあきません。 タツノオトシゴ@Wiki 見ている分にはいいのですが、いざ写真に撮ろうとするとこれが困るんですよね(^^; ひとまず、海藻に擬態しているっぽい1匹を。 おなか全体が凸凹で覆われているのでこちらはメスのようですね。 左の固体はやや白っぽく、おなかの凹凸があまり目立ちませんね。 タツノオトシゴはメスがオスの持つ「育児嚢」(いくじのう、カンガルーの袋みたいなもの)に卵を産みつけ オスが卵と稚魚を守るというちょっと変わった育児を行います。 この育児嚢があるためにオスのおなかの表面は滑らかになっているようなんですね。 それにしても、このメスはかなりの大柄ですね(^^; 「ノミの夫婦」なんて言葉がありますが、タツノオトシゴの仲間もそうなのかな? かの怪獣のモデルは「ヤマタノオロチ」ですが、これに龍のイメージを加えたのが円谷英二監督だそうで。 もっともこちらの「龍」はずいぶん小さいですからね。 ゴジラに対するミニラみたいなものでしょうか(^^; キングギドラ@Wiki そんな習性があるのかどうかはわかりませんが、撮ってる間にこんなシーンも(汗) 海藻をしっかり握ることで海流に流されてしまわないようにしていますから、見た目以上に強い力がかかっているんですね。 上のときはまだのんびりとした感じでしたが、このときは相当苦しかったようで(見ればわかるって) 大きく動いて振りほどいていました。 このままだったらどうしよう??なんて本気で心配になりましたが・・・・・(--; こんな感じで寄り添っていました。 横からではほとんどわかりませんでしたが、こうしてみるとちゃんと背中に背びれがあるのがわかりますね。 馬のたてがみにも見えるかな? それにしてもなんとも仲睦まじい姿ではありませんか。 これを撮ったのは11月23日。 一日遅れでしたが「いい夫婦の日」にかけたということで(^^ゞ すべて D700+AiAF28-105mm 次回は、舞台をサンシャイン国際水族館に移します。
by sampo_katze
| 2009-03-10 20:40
| 水族館
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Comments(6)
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tamayouchan at 2009-03-11 05:09
猫さん、おはようございます。^^*/
おっ、シーホース… 癒しですね~♪^^ こんなにいたのですね。 寄り添っている感じがとってもいいですね。*^^* 斑点顔もキュート~。♪ この系のは、 海の中で海草と共に揺らいでいる事が多く、 色も海草と似ていて、 (我が地元では、地味な茶系がほとんど) 探すのがとっても難しいです。^^; という訳で、見つけたときの喜びは大きいです。♪
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sampo_katze at 2009-03-12 10:16
たまさん、こんにちは♪
シーホースの登場ですよ~! 小さな水槽なんですが、中にはたくさんいてくれたんです。 意外と奥行きがあるのかもしれませんね。 1匹だけただよっているだけでも十分癒しですが、 こうして寄り添っているところがあると癒し効果は倍増です(^^) 色は周囲の環境に合わせて変わるんでしょうか。 斑点も海藻にまぎれて保護色になってよけいわかりづらくなるのかも? 水族館なら簡単に見つけられますが、海中では完全にかくれんぼですね~。 相手は隠れる名手だけに見つけるのはほんとに大変そう。 だからこそ見つけられたら大喜びですね☆
はじめまして、GoogleでFisheye検索していて辿り着きました。
Fisheyeタグが設定されているページを見ていて、D300にFisheyeにVR70-200mmF2.8と、持っているレンズが被ったので色々と見ていました。 と、D300→D700なのですね。 羨ましい~... D300でも十分高感度が使えると思っているのですが、より高ISOまでノイズレスで楽しめるのは素晴らしいですね。<D700 しかし、中々FX機をポンとは買えませんので、SONYがハンディカム用に開発済みのエクスモア素子の技術がスチルカメラ向けに転用され、それが行く行くはDXサイズのNikonボディに...と、これからの流れに期待している所です。
↑すいません エクスモア(誤) → エクスモアR(正) でした。
エクスモアは既存のαに搭載済みでした。
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sampo_katze at 2009-03-12 21:36
バナOKAさん、こんばんは♪
そしていらっしゃいませ(^^) ほんとだ、D300に魚眼と70-200はかぶってますね☆ この2本はデジ一を始めてから比較的早い段階で買ったレンズなんですよ。 でも、最近は「魚の眼」を追いかけてばかりで魚眼の出番が少なくなってます(笑) D300ですが、最近の記事がD700ばかりになってるんですけど未だに現役ですよ~☆ 鳥さんを撮るときには必須ですからね! D700は最初は見送るつもりだったんですが、水族館撮影にはまったのが運の尽きでした。 普通に外で撮ってるだけなら手が出なかったと思うんですが(^^; そういえばソニーの新型素子の話をちらっと聞いたことがあります。 これがD40クラスのボディに搭載されたら即買いするかも! 今後の進化に期待大ですね☆
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sampo_katze at 2009-03-12 21:39
バナOKAさん、訂正コメントもありがとうございます☆
すでに既存技術自体は搭載されているんですね! ということは、次世代のRも開発はだいぶ進んでいるんでしょうか。 もしかするとこの不景気で発表のタイミングを逸してしまったのか? どちらにしても近いうちに出てくれそうですね(^^)v
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