あの子の元祖はここ
広島でオフじゃけ編・第8回。


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「眼光鋭く」


今回から2日目と最終日の午前中に訪ねた「広島市安佐動物公園」の様子をお届けします。
思った以上に魅力的な被写体に恵まれたので、かなりのボリュームになる予定・・・・・(^^;

安佐動物公園は1971年(昭和46年)9月1日に全国で62番目の動物園として開園しました。
場所は広島市街から北北西に直線距離で約12kmの山の中にあります。
とはいえ、広島駅から乗り換えなしで行けるバスがありますし(所要約1時間)
アストラムラインの最寄り駅から出ているバスで10分弱と比較的アクセスは良好です。
今回はみ~さんの車で行きましたが(^^;

園内は山の中にあるということもあってか、結構なアップダウンがあります。
以前、上野動物園を訪ねたときも意外と歩きがいがあって驚きましたが、ここはそれ以上!(汗)
今回わたしは初訪問、み~さんも久しぶりということで全園ほぼくまなく回りましたが結構なエネルギーを必要とします。
歩きながら休憩ポイントをチェックしておくとよかったかもしれませんね(^^;


表紙の写真は、「ケープハイラックス」
見た目は大型のネズミですが、「イワダヌキ科」に属していることからネズミとは縁がなさそうです。
どちらかというとゾウやウマ、ウシなどの先祖に近いようで。
体温調整は一般の哺乳類のように上手ではないため朝夕は日向ぼっこ、日中は日陰で過ごすとか。
このときも日差しは暖かでしたが気温はちょっと低かったので、群れで固まってお互いを暖めつつ日向ぼっこ。
でもこの1頭だけは幹に乗って周囲を警戒しているようでした。


ケープハイラックス@Wiki



広島市安佐動物公園公式HP
広島市安佐動物公園@Wiki









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「グラントシマウマ」の子。
たてがみがツンツンでちょっとやんちゃなイメージですが、見た目とは裏腹にとてもおとなしい子でした。


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「マレーバク」です。
日本の動物園で見られるごく一般的な「バク」はたいていこの種類ですね。
白と黒のツートーンなので撮るのが難しいんですけど・・・・・(--;

動物園ではまず見ることはないと思いますが、泳ぎがとても上手で
天敵(トラやヒョウなど)に襲われると水の中に逃げ込むのだそうです。

ところで、バクというと「夢を喰らう」というイメージがありますよね。
この夢喰らいの「獏」は中国の伝説の生物であり、タイやスマトラ・マレーシアなどに住む「バク」とは一見無関係です。
でも、タイでは「神様が生物を創造するときの余り物をつなぎ合わせて作った」と言われているんだとか。
実は中国の「獏」も同じ由来を持っているんですね。
ただ、なぜ獏が夢を喰らって生きるようになったのかは定かではありません。


マレーバク

いずれも@Wiki


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「ホンドタヌキ」
よく昔話に出てくるのでおなじみですね。
キツネと並んで「人を化かす」なんてイメージが強いですが(^^;


タヌキ@Wiki


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「ニホンカモシカ」です。
その名の通り日本固有種で、中国地方を除く本州・四国・九州(島しょを除く?)に生息しています。
絶滅危惧種に指定されていて特別天然記念物になっていますが、食害の被害も出ているそう。
野生動物とニンゲンが共存するのはやはり大変のようですね。

崖地に生息することが多いとのことで、展示エリアもそれに似せて造ってあります。
お昼寝しているところをちょっと失礼して。


ニホンカモシカ@Wiki


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低い平らな部分にいた子をアップで。
目の下に泥のようなものがついているように見えますね。
これは泥ではなく分泌液で、目の下に分泌腺がありこれをこすりつけてマーキングをするのだそうです。

下にいる子だけがそうなってるとずっと思ってたんですが、改めて上の子の顔をよく見ると・・・・・?


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ここのアイドル「レッサーパンダ」(シセンレッサーパンダ)です。
ホームページには4頭が紹介されていますが、8頭ほどいました。
ただ常に外に出ているのは1頭だけ、写真の子も出てきてもトコトコ歩いてすぐに飼育舎に戻ってしまいます(^^;

ちなみに、ここにいるオスの「ロンロン」(どれかわからんのがイタイ!汗)
千葉動物公園のアイドル「風太」のおじいさんにあたるんですが、この子も立つんだそうです。
これって家系なんでしょうかね?(笑)


レッサーパンダ@Wiki


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おっとっと!!
なんだか危なっかしく見えますね~(汗)
でも、ちゃんと器用に歩いていくんですよ。


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写真では伝えられませんが、意外と歩くのが早いんです!
AF-Cにして追いかけつつ手動連写しました。


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後姿。
ふわふわのしっぽがなんともかわいいです☆
で、この後は出入り口へ一直線・・・・・(^^;
もう少し外に出ていてほしいんだけどな~。
思わずそのしっぽを捕まえてしまいたくなる衝動に駆られます(笑)


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彼らの顔写真が出ているんですが、その区別はとても難しいです。
目の上にある眉のような白いラインで見分けられるようなんですが、その差はあまりに微妙!
なので、ずっと外にいてくれたこの子の名前は特定できずじまいです(^^;

お食事中の様子を観察していると・・・・・。


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笹を立てている筒に前足をかけ、斜面に腰掛けるような感じで立ち上がっています!


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さらに前足を筒から離して「直立状態」になりました☆


でも、これって・・・・・。
冷静に見てみると、別段変わった行動じゃないですよね(^^;

ここは飼育環境ですから、えさとなる笹がこんな風に生えている(?)わけですが
自然界ではこんなに手軽に食べられる位置に葉っぱがあることは少ない。
なんせ楽に食べられるところは先にどんどん食べちゃいますからね。
となるとさらに上にある葉っぱを食べなくてはならなくなり、ニンゲン視点で言うところの「立つ」という行動につながった・・・・・。
もっとも、この姿勢はかかともお尻も地面についてますから「直立」でもなんでもないんですが(^^;

また、前足の構造がちょっと特殊になっていて(詳しく説明できませんが・汗)
比較的器用に物をつかむことができます。
これも「立って」上のほうの笹を食べるという行動につながったんでしょうね。


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「その気になったら、もっと高い所にだって届くんだぞ!」

ごもっとも!(汗)


ところで、ここでは段差もうまく使っていますが上のリンク先にある写真を見るとしっぽを使ってバランスを取ってます。
「ミーアキャット」も直立する動物として知られていますが、しっぽが大事な役割を果たしていますし。
となれば、その気になったらタヌキだってキツネだって昔話みたいに立ってくれるかも!?


なお、レッサーパンダが「立っている姿」を期待して動物園を訪ねるのはやめておいたほうがいいでしょうね。
だって彼らは本能の趣くまま立っているに過ぎないんですから。
もし見られたら、それは素晴らしくラッキー☆


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


次回は、園内の鳥さんに注目してみます。
by sampo_katze | 2009-04-17 21:25 | 動物園 | Comments(4)
Commented by xharadax at 2009-04-18 17:04
こんにちは(^_^)

レッサーパンダが最高!カワイイですね。
写真を順に見ていると、
動いている様子が伝わってくるようです。

それにも負けないくらいシマウマがかわいい!
タテガミが最高!(^_^)
Commented by み~ at 2009-04-19 17:09 x
こんにちわ~♪
改めて猫さん、うまいわぁ~~
いつも、ここ!って押さえがちゃんと効いてるものぉ~~
すばらしい~~~

レッサーパンダは常にスタスタ歩いて動きを追うがやっとだったのが思い起こされます。
そんなに急いでどこへ行く?待ってよぉおぉお~~!!でしたね~~(笑)
こうして見てると目の前を歩いていく姿が蘇ります♪

シマウマの赤ちゃんも毛がフサフサして可愛かったですね!!
自分は後で二周目に撮ろうって思って撮ってないのが悔やまれます。
二周なんてとんでもない!というくらいに歩き甲斐のあるところでしたね!!



Commented by sampo_katze at 2009-04-19 20:36
haradaさん、こんばんは♪

レッサーパンダは、個人的にですが白黒パンダより好きなんです☆
上野では不人気のようですけど(^^;
結構動きが早かったりするので、見ていてもなかなか楽しいですね。

シマウマは柵越しだったこともあって、いい表情が撮れなかったんですが
このツンツンのたてがみがいい感じでした♪
Commented by sampo_katze at 2009-04-19 20:44
み~さん、こんばんは♪

今回はいいシチュエーションに出会えたというのが大きいですよ~。
そうでなきゃ、こんなにいいシーンばかりにならないですから(^^;

レッサーパンダはほんとに早かったですね!
スタスタスタスタスタスタスタスタ・・・・・・!
止まらんのかいーーーーー!!( ̄皿 ̄#
って感じで(笑)
本文にも書きましたが、ほんとしっぽを捕まえたくなりましたよ(^^;

シマウマはとにかく抑えでもいいから、という感じでしたよ。
とりあえず撮っとかないと、後から来たら隠れちゃったりして撮れないかも?なんて心配ですし。

ほんとに歩き甲斐がありましたね。
もし2周するとなったら・・・・・機材を思いきって絞っていかないと、へたばっちゃいますから(笑)


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