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東武のいろんな車両たち
東武博物館+1編・第2回。


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「パノラマ・関東平野に広がる東武」


東武鉄道は関東最長、そしてJRをのぞく鉄道では近鉄についで日本第2位の路線を持っています。
また出発日は限定されていますが、下りのみ夜行列車を走らせているというのも大きな特徴ですね。
今の時期は「尾瀬夜行」で浅草を23:55に出発、翌早朝会津高原尾瀬口に到着して車内で仮眠。
4時過ぎの出発するバスに乗って6時過ぎに「沼山峠」に着くという行程が組まれています。

この夜行列車、1955年(昭和30年)にはすでに登場していたんですね。
当時は浅草~東武日光を結ぶ「日光山岳夜行」でしたが。
その後1986年(昭和61年)12月に冬季限定の「スノーパル」が、翌年5月に夏秋限定の「尾瀬夜行」が登場。
しばらくは日光線と鬼怒川・野岩鉄道線の両方に夜行列車が走っていましたが
1998年(平成10年)に日光山岳夜行が廃止となり、現在のラインナップになりました。


っと、話がそれましたが(^^;
今回はちょっと毛色のちがった車両に登場してもらいます。

表紙の写真は、鉄道系の博物館の目玉展示でもある「鉄道模型のパノラマ」です。
横14m奥行き7mのスペースの中を約120両のHOゲージ車両が走ります。
風景はもちろん東武沿線をイメージしたものになっています。
右手前の線路が通過しているビルは浅草の松屋、その先で隅田川を渡り建設中の「スカイツリー」もすでに登場していますね。


東武鉄道夜行列車@Wiki








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「キャブオーバーバス」です。
従来のボンネットバスの車体を前方に伸ばして、客室面積を広げ輸送力増強を図りました。
この車両は1951年(昭和26年)富士重工業製(エンジンは日産)で形式は「TN714型1625号」。

そういえば小さい頃に見た東武バスの色はこんな感じだったなぁ、と。
でも同時に青とクリーム色のツートーンへと変わりつつある時代でもありましたが(^^;


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車内はこんな感じ。
ベンチシートだったんですね。
ただシート座面のこの雰囲気って、病院の待合室みたいに感じるのはわたしだけ?(汗)


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最大の特徴は運転席横の巨大なドーム。
これ、エンジンのカバーだそう。
このすぐ横にも座席があるんですが、エンジンの熱とか大丈夫なのかな??


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東武は日光駅から路面電車も走らせていました。
厳密には1947年(昭和22年)に合併して東武の路線となったんですが。

この車両は1954年(昭和29年)に登場した「200形」203号です。
2両の車体を台車4台ではなく3台で支える「連接台車」を採用しています。


東武日光軌道線
東武200形電車(軌道)
いずれも@Wiki


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車体自体は屋外にありますが、中に入ることもできます。
運転席横の扉はちょっと独特な構造で開閉するようになっていました。
余談ですが、岡山市内を走る「岡山電気軌道」に譲渡された100形(現在は3000形)も同じような構造をしています。


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車両中央付近の扉にはこんな「注意書き」も。
今で言うところの「駆け込み乗車は~」でしょうか。


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運転台。
計器は空気圧力計しかなく、速度計などは見当たりません。
よく見るとふたがついているようですが、このときは気づかなかったな~。
開けたら何があるのか、ちょっと気になります・・・・・。


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一風変わった展示物の1つがこれ、なんとロープウェイです。
しかもゴンドラだけでなく、ハンガーと走行装置(キャリア)までついたほぼ完全な形で展示されているんです!
入ることはおろか近づくこともできないのが残念ですが(^^;

館内のギャラリーで搬入の様子が紹介されていましたが、それぞれのパーツは小さいのに高さがあるため
復元まではかなりの苦労があったようですね。


日光交通株式会社


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最後は「軌道自転車」です。
1960年(昭和35年)製、エンジンつきのため重量は105kgあるんだそう。
出力は215ccで時速40kmで走行が可能ですが、ペダルを踏んで走ることもできます。

これはちょっと乗ってみたいですね~(^^)
この運転シミュレーターってないのかな?なんて(笑)


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正面から見るとこんな感じ。
さすがに40kmで走れるとなるとしっかりとした風防が必要なんですね。
見ようによっては原チャリが2台並んでるようにも見えますが(^^;


1、2、5~10枚目 D700+AiAF28-105mmF3.5-4.5D
3、4、11枚目 D700+AiAF20mmF2.8D


次回は博物館の後編、東武初の電車とロマンスカーをご紹介します。
by sampo_katze | 2009-09-26 20:00 | 博物館・美術館 | Comments(0)


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