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四千年の歴史
D40で世界遺産めぐり in 鬼怒川編・第5回。


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「明清帝国の宮殿」


今回からようやくタイトルにあった内容になります。
これまでは日本国内だけでしたからね(^^;
まずは「アジアゾーン」からご紹介していきましょう。
ここには全部で7か国12点の建造物が展示されています。


表紙の写真は、明・清の時代に宮殿として使われた「故宮」(こきゅう)です。
ここでは中心付近にある「太和門」と「太和殿」が再現されています。

「1403年、明の時代に建設が開始され、その後、清の時代(17世紀)まで何年間も宮城として造営が続けられました。
 色彩豊かな大建築群で黄色の瑠璃瓦でふいた極彩色の雄大な建物が立ち並んでいます。
 ここでは、往時をしのぶために、映画「ラストエンペラー」の撮影シーンを再現しました。」(※)


建造は明の第3代皇帝である「永楽帝」(えいらくてい)により1406年に開始され、1420年に完成しています。
1644年「李自成の乱」により明は滅亡、紫禁城も焼失。
しかし同年に清朝が成立し、紫禁城も再建されました(完成年は不明)。
そして1924年、最後の皇帝「愛新覚羅溥儀」(あいしんかくらふぎ)とその一族に紫禁城退去が通告され宮城としての役割を終えました。
翌1925年10月10日には宮殿内で美術品などを一般公開、現在の「故宮博物院」に至ります。


紫禁城@Wiki
紫禁城@はてなキーワード
ラストエンペラー@goo映画








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玉座のある「太和殿」を別角度から。
この建物は高さ35m、幅約63m、奥行き約33mもあり、中国に現存する最も大きな木造建築なんだそう。
しかも高さ10m以上はあると思しき石段(?)の上に載っているので、より大きく感じられますね!
おまけにその前の広場にこんなにたくさんの人が並ぶとなれば・・・・・。
実はかの映画は見てないんですが、その迫力はものすごいものがあったでしょう。
やはりスケールが違うわ~☆

また玉座の上には大きな玉が吊るされていて、「皇帝に不適格の者が座ると玉が落ちてくる」という迷信があるんだとか。
1915年12月に「中華帝国皇帝」に即位した「袁世凱」(えんせいがい)はこの迷信を信じたのか、玉座をわざとずらして座ったそうです。
なおこの帝政復活は国内から猛烈な反発にあい、約3ヶ月で袁世凱は退位しています。
もし玉座をそのままで座っていたらどうなっていたんでしょうね・・・・・?
ちなみにずらされた玉座は現在もそのままになっているそうです。


袁世凱@Wiki


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こちらは「天壇」(てんだん)です。

「天壇は、天子が祭りの儀式を行う場所で、天を象徴する円形の壇とそれに属する施設からなっています。
 中でも、穀物の豊穣を願う祈年殿は、白大理石づくりの三重の円形壇上に
 三重の碧瑠璃瓦(こんるりかわら・注)の屋根のそびえる建物で、ひときわ典雅な感じを与えてくれます。
 付帯施設:胡旋舞(こせんまい)」(※)

注)正しい読みは「へきるりかわら」です。

これも明の永楽帝が1420年に建立したとされています。
中央にある3段の大きな円壇が「圜丘壇」で、儀式はここで行われたとのこと。


天壇@Wiki


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奥に建っているのが「祈年殿」
3層建てで特徴的な外観が目を引きますね。
また屋根は1751年に現在の色になりましたが、それまでは上から順に青、黄、緑に塗り分けられていたんだとか。
もちろんそれぞれの色に意味があるんでしょうけど、かなり派手な外観だったんですね(^^)


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内陸部にある「敦煌・莫高窟」(とんこう・ばっこうくつ)です。

「シルクロードの要所にあった敦煌は中国甘粛省(かんすーしょう)にある石窟寺院です。
 すでに4世紀中頃から岩壁に洞窟を掘って寺院とすることが始まっていました。
 およそ1,000年もかけて彫られた敦煌の石窟寺院群は仏教芸術の粋を集めたものといわれ、
 高い文化があったことを示してくれます。」(※)


観光地として整備されているためだと思うのですが、パッと見は巨大な集合住宅のようです(^^;


莫高窟@Wiki


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この大きな建物は「第96窟」で「九層楼」とも呼ばれます。
といっても元々は三層だったものにあとから追加したものなんだとか(^^;
内部には35.5mもある弥勒大仏が安置されています。


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「莫高窟」と並んで「中国三大石窟」の1つに数えられる「雲崗(うんこう)の石窟」です。
東西1kmに渡って連なる洞窟の数は53、彫像はなんと51,000もあるんだとか!

「北魏(ほくぎ)時代(5世紀後半)、時の文成帝に僧雲曜(どんよう)が勧めてつくったものが最初とされています。
 中国五大仏教石窟寺院のひとつで、雄大精緻な彫刻群を持っており、仏教芸術の宝庫となっています。」(※)


雲崗石窟@Wiki
中国・山西省PR日本センター
☆「山西省の観光ガイド」→「大同市」→「雲崗の石窟(世界遺産)」の順に進むと、詳細な説明と画像が見られます。


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こちらは雲崗のシンボルともなっている第20窟「露天大仏」です。
中央の坐像は「釈迦牟尼仏」で高さは13.75m。
鎌倉の大仏が11m、台座を含むと13.35mですからほぼ同じですね。
でもこちらは岩をくりぬいて彫られているということを考えると、すごい技術だな~と。


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第18窟の「千仏袈裟」をまとった「釈迦立像」
左手の形が特徴的だったので撮ってみました。

こちらも高さ15.5mとかなり大きいです。
袈裟には小さな仏像がたくさん彫られていることから「千仏袈裟」なんだそうですが、ちょっとわかりづらいですね。
長い年月で磨耗してしまったのでしょうけど。
ちなみに「露天大仏」も以前はこちら同様に岩窟内にあったそうですが、10世紀に崩落してしまったそうです。


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「万里の長城」です。
総延長は8,851.8kmにもおよび、世界最大の建造物といっても過言ではないスケールです。
全部を1/25スケールにしても350km以上となり、東海道新幹線の東京~名古屋間(342.0km)よりも長い!(驚)
当然ここでは一部だけを再現しているわけですが、案内板を撮っていないのでどの部分かはわかりません(^^;

それにしてもここだけは背景を気にしないで撮れますね。
現物も背景は山なんですから違和感がありませんし(笑)


万里の長城@Wiki


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望遠で切り取ってみると、崩落している部分なども細かく再現しているのがわかります。


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中にはこんな「エキストラ」も・・・・・!(^^)
これを見たら頭の中では「Monkey Magic」がエンドレス!!
っても、ドラマで使われていた部分だけですけどね~(笑)
「YouTube」で見つけたので、聞いてみましたがやっぱ名曲ですね~。
ドラマもぜひ見てみたいところですが、媒体がないだろうな・・・・・(^^;


ゴダイゴ_西遊記_モンキーマジック(西遊記OPテーマ)
ゴダイゴ_-_ガンダーラ(西遊記EDテーマ)
☆いずれも@YouTube、フルコーラス


11、12枚目 D40+VR70-300mmF4.5-5.6G
ほかはすべて D40+DX18-55mmF3.5-5.6GⅡ

(※) ・・・ 案内板から引用。


次回は、アジアを東西に横断します。
by sampo_katze | 2010-03-12 21:00 | 散歩 | Comments(0)


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