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船がいっぱい☆
東京ベイサイドラン編・最終回。


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「メモリアルシップ"蝦夷富士"」

飛行機の次は船です!
基本的には乗り物は好きなのですが、ルート上に「船の科学館」があるのですからね。
これは外せないでしょう。
といっても、ここに入ったのは・・・・・もう何年前になるんだろう??(^^;

竣工・開場が1974年(昭和49年)7月ですから、意外と古いんですね。
撮れる場所が見つからなかったので本館の写真はないんですが、豪華客船「クイーンエリザベスⅡ」をモチーフにし
地上6階、地下1階の構成になっています。
煙突とマストの部分は展望台で、マストのほうは地上70mの高さにあるんだそう。
お台場の眺めが楽しめそうですね(^^)


表紙の写真は、屋外展示されている旧・青函連絡船「羊蹄丸」(ようていまる)です。
名前は「蝦夷富士」で知られる北海道の名山「羊蹄山」にちなんだもので、一般公募から選ばれました。
1965年(昭和40年)に進水し青函連絡船航路に就航、1988年(昭和63年)の廃止まで活躍しました。
同年に船の科学館が購入、1992年(平成4年)5月から8月にイタリアで開かれた国際博覧会にパビリオンとして使用されました。
現在のように一般公開されるようになったのは1996年(平成8年)3月のことです。


船の科学館公式HP
羊蹄丸@Wiki



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名前の由来となった「羊蹄山」とイルカのイラストが船体横にあります。
山はともかく、イルカはどんな由来なんでしょうね(^^;


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煙突につけられている「ファンネルマーク」。
現役引退時は船籍がJRにあったので、コーポレートカラーのライトグリーンをした「JR」マークでしたが
現在は1965年(昭和40年)から1987年(昭和62年)3月まで取り付けられていた「JNR」(国鉄)に変更されています。
やっぱりこっちのほうがかっこいいですし(^^)


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スクリューも展示されています。
船体中央と後部のそれぞれ横に1個ずつ置いてあります。

説明を引用すると
「羊蹄丸の船尾に取り付けられていたスクリュープロペラです。
4枚のブレード(翼)の角度を変えることができる可変ピッチプロペラで、
回転数や回転方向を一定のまま、船のスピードや前後進のコントロールができます。
羊蹄丸には、このスクリュープロペラが左右2個付いていました。
直径 3.25メートル  重量 6.02トン。」


スクリューって単に回転するだけかと思っていたんですが、プロペラの角度も変えられるんですね~。
たしかに原理で考えればできるのはわかりますけど(^^;
そんな機能がついていたというのにはちょっとビックリ☆


スクリュープロペラ@Wiki


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最後部には貨車を積載できるようにレールが出ています。
青森や函館の岸壁まで延びる引込み線を通って搬入・搬出がされていたんですね。
レールは内部には4本あって、合計48両の「ワム形」という箱型の貨車が積載できます。
もっとも一般的な「80000形」の積載量は15tなので、合計で720tの貨物を運べたんですね。


有蓋車
国鉄ワム80000形貨車
いずれも@Wiki


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もう1隻、屋外展示されているのが初代南極観測船の「宗谷」です。
経歴をみてみると、いろいろと数奇な運命をたどっているんですね~。
元々の発注主が「ソ連」(当時)だったり、第2次世界大戦では輸送艦として戦線をくぐり抜けたり。

おなじみの南極観測船となったのは1956年(昭和31年)で、6回もかの地に赴いています。
1962年(昭和37年)に2代目観測船「ふじ」(竣工は1965年)に任務を譲り引退、と思いきやこんどは巡視艇に。
そして1978年(昭和53年)10月2日に退役、現在に至ります。
1938年(昭和13年)6月10日竣工ですから現役生活は40年、船齢はなんと72年!
見た目はほんとにお元気です。
でもやはり整備保存は大変なようで、募金が行われているそうです。


宗谷(船)@Wiki


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「船の科学館」を後にして海沿いの道を進むと、ちょっと不思議なオブジェがあります。
海岸に対して平行に見ると、楽団とその演奏に聴き入る人々。


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垂直に見るとピアノを演奏する人。


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斜めから見るとこんな感じ(^^;
お散歩中のワンちゃんが入りましたが、いいアクセントになってくれました☆


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「お台場海浜公園」の水上バス乗り場。
ちょうど浅草からの直通便がやってきました。
独特の曲線的なフォルムをしている船ですが、これは「松本零士」デザインの「ヒミコ」です。

水上バスには原則として輪行状態の自転車を持ち込むことができます(混雑時はできないことがあり)が
この船はスペースの関係から持ち込みはできません。
ちょっと残念!


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となりの桟橋からは別の船が出発しました。
「海舟」ですね。
屋上のデッキが広々としていて気持ちよさそうです☆


このあとは「レインボーブリッジ」の入口まで行って終了しました。
歩道があるので歩いて渡ることができるんですが、残念ながら自転車の「乗り入れ」は不可。
輪行状態なら入れるそうですが・・・・・。
後になって、徒歩で渡ったことのある方のブログを見たらさすがに転がせる「Brompton」でもちょっと大変そうです(^^;
次回ここに来るとき挑戦してみようかな?とこのときは思ってたんですけどね~。
やはり最初は普通に歩いて渡るのがよさそうです。


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最寄の「お台場海浜公園」から「ゆりかもめ」に乗って終点の「新橋」へ。
ここで目の前にある看板を見てビックリ☆
「かもめの玉子」じゃなくて「ゆりかもめの玉子」!??(笑)
ま、まさかパ〇リじゃないですよね?(゜_゜;

で、調べてみたら本家「かもめの玉子」を製造・販売している「さいとう製菓」が取り扱っている「正規品」でした。
「さいとう製菓」がある大船渡は「サンマ」も有名で、東京タワーで当地産のサンマを振舞うイベントがあったのがきっかけとなったんだそう。
東京タワーやはとバスなどで購入可能です。

いや、最初はちょっとだけ疑ってしまってました。
ゴメンナサイ!!
キャラクター「ゆりたまちゃん」のくちばしと足がちゃんと赤いのがポイントですね(^^)


さいとう製菓



1、4枚目 D40+DX12-24mmF4G
7、8枚目 D40+VR70-300mmF4.5-5.6G
ほかはすべて D40+DX18-55mmF3.5-5.6GⅡ


お台場は結構楽しいですね。
一部にトラック系の交通量が多くて空気が悪いところや人が多いところもありますが(^^;
それをのぞけばおおむね平坦ですし、路面も良好なので走りやすいです。
新たな飛行機の観察ポイントが見つかったのも大きいかな。
晴れなら午前中がメインになりそうですが。

で、GPSの表示を見たら今回の走行距離は20kmには遠く及ばず。
うぅ~~ん、結構走ったと思ったんだけどなぁ(苦笑)


今回のルート(走行距離 16.2km)
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次回はちょっとブレイク、です。
by sampo_katze | 2010-07-16 21:00 | with Brompton | Comments(0)


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