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Day3-3 関門トンネルを通り抜ける
蜜蜂的九州周遊ポタ in 2012夏編・第8回


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「トンネルは丘の向こうに」


いよいよこの日のメインイベント、相棒の「Brompton」とともに「関門トンネル」を通って「下関」へ移動です。

ところで「本州」と主要3島はすべて陸路で移動することが可能になっていますね。
北から順に挙げると、以下のように5ルート6パターンあります。

・北海道 青函トンネル  在来線
・四国  明石海峡大橋~(淡路島)~大鳴門橋  自動車
      瀬戸大橋  在来線・自動車
      しまなみ海道  自動車・自歩道
・九州  関門橋  自動車
      関門トンネル  新幹線・在来線・自動車・自歩道


これらのうち、徒歩や自転車で通行できるのは「しまなみ海道」と「関門トンネル」の2ルートです。
前者は昨年の11月に「Brompton」で3日間かけて走破しましたが、後者はまだ。
過去に「門司港レトロ地区」は何度か来ているんですけど、なぜか「関門トンネル」は未踏破でした。
「門司港駅」前からだと約3km弱と結構距離があるのも要因だったかもしれません(^^;
でも自転車ならあっという間ですし、自前ならそのまま「下関」側に渡ってまた走れますからね。

ということで、まずは「レトロ地区」から「門司港レトロ観光列車」の線路に沿って進むことにします。
この「トロッコ列車」にも乗ってみたいところですが、客車が小さいので「Brompton」といえども
持ち込むのはちょっと難しそうなので、こちらに乗るのはまたの機会に。


表紙の写真は、「ノーフォーク広場駅」付近から眺めた「関門橋」です。
このあたりは海沿いに遊歩道が整備されているので通行がしやすいです。
橋や海の眺めもいいですし、とても気持ちのいい道ですよ(^^)
これでもう少し涼しくて、海風が吹いていたら最高だったんですけどね。
でもこの日は、いえこの日もおそらく30℃を軽く越えていたものと思われ、ちょっとしんどかったです(苦笑)


門司港レトロ観光列車 トロッコ潮風号


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橋のたもとにある「ノーフォーク広場」の入口。
「ノーフォーク」とは「アメリカバージニア州」の南東部にある州第2の都市で、「北九州市」の姉妹都市です。
「門司港焼きカレー公認店」ののぼりが立っていました。
こののぼりはわたしが見た限りでは2種類あるようです。
何がちがうのかはわかりませんが(^^;

「姉妹都市 ノーフォーク市
 アメリカ合衆国バージニア州南東部にある300年の歴史を持つ港町です。ノーフォーク港は米国東海岸有数の
 商業港であると同時に、世界最大規模の海軍基地を持つ軍港でもあります。
 昭和33年(1958年)2月、大阪商船の新造船「ほのるる丸」が、ニューヨークへの処女航海の途上、門司港に寄港した際、
 旧門司市から風師人形が贈られました。その後同船がノーフォーク港に入港したおり、優雅な風師人形と
 門司市のことが現地の新聞に紹介されました。当時のノーフォーク市長は、門司市との親善を深めたいと、
 ノーフォーク市の象徴であるロイヤルメイスの複製とメッセージを「ほのるる丸」船長に託して
 門司市長あてに送りました。これがきっかけとなって両市の交流が始まり、昭和34年(1959年)7月14日、
 姉妹提携に至りました。この関係は、昭和38年(1963年)の旧五市合併後、北九州市に引き継がれています。
 ここにあるブロンズ製の紋章は、ノーフォーク市の市章で、上の帆船は海を、中央の農機具は陸を、
 下の束ねられた収穫物は海と陸からの富を表しています。
 昭和61年(1986年)10月、ノーフォーク広場が開園した際、北九州市とノーフォーク市との末永い交流を祈念して、
 ノーフォーク市から寄贈されたものです。」

※説明板より引用、以下同じ

ノーフォーク(バージニア州)@Wiki


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海沿いの広場には大きなイカリが置かれていました。
その下には地図が描かれていて、このイカリも何らかの意味というか方向を示しているものと思われます。
チェックしていないのでわかりませんが(^^;


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橋を下から見上げます。
この辺りが「関門海峡」の中で幅がもっとも狭い地域だそうで、それゆえに橋やトンネルはこの近辺を通過しています。
対岸は「本州」「壇ノ浦」で、「治承・寿永の乱」(じしょう・じゅえいのらん)、いわゆる「源平合戦」の最後の戦いの舞台となったところです。

橋の下をくぐり抜け海沿いの道を進むとすぐ「関門トンネル人道口」があります。
「ノーフォーク広場」からここまでは上り坂。
でも短いですしそれほど急ではないので、「Brompton」でも比較的ラクに上れました(^^;

治承・寿永の乱@Wiki


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トンネル入口を通り過ぎてさらに進むと「門司港レトロ観光列車」の終点「関門海峡めかり駅」
トンネルからここまでは下り坂なのであとで上り返さないとならないんだけど、とも思ったんですが
せっかくなので下りてみることに。
「めかり」は漢字で書くと「和布刈」ですが、あまりに難読なのでひらがな表記になっているんでしょうね。
なお、列車を利用してトンネルにアクセスするならこちらの駅の方がやや近いです。
「ノーフォーク広場駅」からは約900m、「関門海峡めかり駅」からは約600mですので。

門司港レトロ観光列車
平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線@Wiki


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駅のそばには、かつて「関門トンネル」の鉄道線専用機として製作された「EF30形電気機関車」の1号機が展示されています。
でも切り抜き文字で取りつけられたはずのナンバーは側面は全部、正面も一部がペイントに。
前照灯も尾灯も貫通扉のレバーもなく、窓の一部もあて板がついているというあまりにも無残な姿です。
外装が無塗装のステンレスのため、一見してそれほど劣化しているように見えないのは救いですが。

「昭和36年6月に鹿児島本線門司港~久留米の交流電化が完成、同時に山陽本線、小郡(現 新山口)~下関間の
 直流電化が完成しました。
 両区間の接点が関門トンネルの九州川入口(門司駅構内)になったため同区間を直通して使用できる
 交直流共用で関門トンネル専用の電気機関車として開発されたのがEF30型です。
 また、本型式は世界初の量産型交直流電気機関車です。
 ここに展示しているのは1号機で試作車です。
 なお、市内門司区九州鉄道記念館に展示しているのはEF1035号機の弟分で両機ともに北九州市にとって
 由緒ある電気機関車と言えます。
 当時のイメージを再現するために同時期に活躍していた客車を連結させています。

 電気機関車EF30 1
 製造年月日 昭和35年3月16日   製造所 三菱電機新三菱重工
 最大長 17,860mm  最大幅 2,800mm  最大高 3,530mm  重量 96,000kg

 客車オハフ33 488
 製造年月日 昭和23年3月     製造所 日本車輌
 最大長 19,500mm  最大幅 2,900mm  最大高 2,860mm  重量 31,000kg」


国鉄EF30形電気機関車@Wiki


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公園から折り返して「トンネル人道口」へ。
ここからトンネルへはエレベータで下りていきます。
2基あって一方は普通サイズですが、もう一方は業務用といった感じの大きさでした。
またどちらも「ウォークスルー式」になっていて、乗り口と降り口は反対側になります。
自転車や原付も利用するからでしょうね。
いちいち中で向きを変えたり、後ろ向きに降りるのは面倒ですから。

「関門トンネルのご案内(ここは、海面下約51メートルです)
 関門トンネル(TN延長3,461.4m)は、昭和12年(1937年)に計画され、戦争による中断はあったものの、
 21年の歳月をかけて、昭和33年(1958年)3月に完成した海底トンネルで、車道下には人や自転車も通れる
 人道(海底部780m)も備えています。
 関門トンネルと昭和48年(1973年)に開通した関門橋は、本州と九州を結ぶ大動脈として
 現在も重要な役割を果たしています。
 関門トンネルは海底トンネルのため、絶えず海水がトンネルの中にしみ出してきます。
 その量は1日 4,800t、ドラム缶にすれば24,000本分です。
 このため、トンネル内に海水がたまらないように下関、門司側の2ヶ所で水抜専用の立坑を設け、排水ポンプで
 地上にくみ出しています。
 又、万一の停電時に備えて、自家用発電設備が備えてあり、一般家庭1000軒分の電気を送る事が出来ます。
 停電時には、この自家用発電機から電気が送られ、色々な設備が停止することなく動き続けます。」


関門国道トンネル@Wiki


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地下のエレベータホールはやや広く、いろいろな案内や地図が掲示されています。
中には「関門TOPPA!記念」と書かれたパネルもありました。
でも、これから通って突破を目指すんですけどね(笑)

パネルをよく見ると、県境はトンネルのちょど中央ではなく「山口県」側のほうが「福岡県」側より20m長くなっていました。
これはちょっとしたトリビアですね(^^)


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このトンネルは「国道2号線」なので、壁にそれをあらわす標識があります。
でもこの先は「歩道」の扱いなので「自転車」「原付」も押して歩かなければなりません。
ジョギングをしている方もちらほら見かけましたね。


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トンネル内の道は中央が最も深いV字状になっています。
なので行きはヨイヨイ、帰りは・・・・・ちょっとツライ?


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そしてトンネル中央に到着!
壁に県境の表示があったので、そこを一足先にまたいだ相棒の「Brompton」を記念に。
ちなみにわたしはギリギリ「福岡県」側にいます(笑)


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今度は引いたところから「山口県」側を。
ここから先はゆるやかな上りです。


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そして残り400mを歩いてトンネル突破!
「TOPPA!記念」のパネルはこちらにもあります。
掲載されている写真がちがいますけどね。

エレベータで地上に出ると、銀色の四角いポストのような形をした「料金箱」がありました。
なんだかお賽銭を入れるような感じです(笑)
ちなみに通行料金は歩行者は無料、軽車両は20円。
通行可能時間は06:00から22:00までです。


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「下関」側人道口のそばにある「関門プラザ」
入口には町のシンボルキャラとなっている「ふく」のイラストが描かれていました。
トンネルの中での設定のまま撮ってしまったので、ISO感度が1600になっていますが(笑)


次回は、関門海峡の下関側にある火の山をめぐります。
by sampo_katze | 2012-09-21 21:00 | Brompton+九州 | Comments(0)


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