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霞ヶ浦の西エリア
霞ヶ浦自転車道と水郷・佐原の町ポタリング編・第2回


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「水族館ゲートとトイレ」


今回訪ねた「霞ヶ浦」「茨城県」の南東部と「千葉県」の北東部にまたがる日本で2番目に大きい湖です。
「霞ヶ浦」というと1つの湖のことだと思っていたんですが、これは狭い意味でのもの。
広い意味だとここは「西浦」という名前で、これに東の「北浦」と南の「外浪逆浦」(そのな さかうら)、
さらに「北利根川」「鰐川」「常陸川」の3本の川をまとめて「霞ヶ浦」というんだそう。
3つの浦と3本の川のユニットなんですね(^^;

確かに「霞ヶ浦自転車道」を通っていると道沿いの標識にも「西浦」という文字が書かれていました。
最初は何の意味なんだろう?って思ってたんですが。
でもこの記事ではより一般的な狭い意味での「霞ヶ浦」を使用することにします。
「自転車道」の名前もこちらに準じてるようですからね。

さて、スタートの「土浦駅」から約20kmほど走り、「霞ヶ浦大橋」まで数kmのところまで来ました。
ここは「霞ヶ浦」の名勝の1つ「歩崎」(あゆみざき)というところです。
周辺には地名の由来となった「歩崎観音」が祀られている「長禅寺」があり、
境内の近くには展望台があって「霞ヶ浦」の美しい眺望を楽しむことができるようです。
ほかにも外観が城になっている「郷土資料館」「民家園」などがあります。
面白そうだったんですが、湖岸からそちら方面へは上り坂になっていたので今回はパスしました(笑)


表紙の写真は、「歩崎」にある「かすみがうら市水族館」の入口です。
もっとも入口とは書いてありますが、トイレ兼用のゲートといった感じですね(^^;
ここの向かいは駐車場になっていて、湖岸側には「直売所」もあります。


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こちらが「水族館」の建物。
とんがり屋根の八角堂が並んだような建物になっているんですね。
この先まだまだ走らないとならないので、今回は見学はしてません(^^;
でも今回のルートとは別に「霞ヶ浦大橋」から右岸(南側)に沿って「石岡市」「高浜駅」まで伸びる
「霞ヶ浦湖岸サイクリングコース」があるようなので、そちらを走るときに立ち寄ってみようと思います。


かすみがうら市水族館
かすみがうら市観光協会


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その前の公園エリアにはたくさんの水門が並ぶ入り組んだ水路がありました。
「アクアラビリンス」というそうです。
このときは水は流れていませんでしたが、普段はどうなのかな?


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土手には「帆引き船発祥の地」の石碑がありました。
現在は以下の説明文にもあるとおり漁業には使われなくなりましたが、7月~11月にかけては「観光船」として登場。
湖の周遊を楽しむことができるようです。

「帆引き船発祥の地宣言記念碑
 明治時代になると、御留川(幕府・水戸藩の設けた禁漁区)の制度もなくなり、自由に操業が行えるようになり
 煮干などが商品として有利に販売されると、漁民も漁に熱が入った。
 そして加工法の改良に力をそそぐ一方、魚をとる方法がいろいろと研究され始めた。
 そのころ坂村(現在の霞ヶ浦町)二ノ宮の折本良平は高瀬舟が帆にいっぱいの風を受け湖面を走っていくのにヒントを得て、
 風力による漁法を考案した。
 しかし、風を利用して船を動かし網を引くといってもなかなか思うようにならなかったが、三ヵ年の苦心研究の結果、
 明治十三年初めて霞ヶ浦に帆引き船が浮かんだ。
 良平が最も苦心をしたのは、網を広げることで、このために舟を横に走らせ、さらに船の前後に「出し棒」をつけて
 網口をひらくことで、大成功をおさめた。
 この漁法は良平自身が指導したこともあって沿岸の漁民の間にまたたくまに普及し、数千人の漁民が生活の安定を得たとさえ言われる。
 まさに画期的な発明で明治三十年第二回水産博覧会で褒章を受けている。
 また明治四十五年その業績をたたえる水産関係者の手により、屋敷前に頌徳(※)碑が建てられた。(現在は歩崎観音境内)
 しかし、昭和四十年頃から動力を利用するトロール船にとって替わられ、帆引き船は姿を消した。
 町では、霞ヶ浦漁業の歴史を知る上で、極めて重要な文化遺産であることから昭和四十六年に観光帆引き船として復活させた。
 このような霞ヶ浦を代表する風物詩である帆引き船を守り、その勇壮な姿を後世に伝えていくこと、そして、その傑出した風景美を
 広く全国に発信していくことが私たちの願いである。
 この願いを実現するため、私たちは、心を一つにして、帆引き船を活かした個性的で魅力あるまちづくりを進めるため、
 「帆引き船発祥の地」を宣言し、ここに記念碑を建立して、帆引き船を長く後世に伝えるものである。」

※説明板より引用、頌徳=しょうとく



「かすみがうら市水族館」付近からしばらくは迂回路を経由します。
ただ石碑の裏の道はきれいになっていて問題なさそうだったので、そのまま湖岸を進んでいってしまいました。
しばらく走っていると前方に車止めがあり、その向こうを車が曲がっていくのが見えたので「あれ?」っておもったんですが(^^;


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さて「水族館」から約2.5kmほど走ると「霞ヶ浦大橋」のたもとへ。
かつては有料の橋でしたが、2005年(平成17年)11月1日から無料となったそうです。
空は相変わらずの曇り空で、眺めもうっすらと霞んで見えます。
まさに「霞ヶ浦」だ、なんてしゃれにもならない・・・・・(苦笑)


霞ヶ浦大橋@Wiki


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西詰の欄干。
「帆引船」をモチーフにしたレリーフがありました。


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たもとから東方面を眺めます。
歩道は南側のみ。
逆向きですが、車道を走るには路肩がやや狭く交通量も多いのでこちらを通ることにしました。


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東詰に渡りきるとすぐ左手に「霞ヶ浦ふれあいランド」があります。
その中にある「行方市観光物産館 こいこい」(行方=なめがた)に立ち寄り。
地元で取れた野菜や食材などいろいろなものを売っています。
イートインコーナーもあるので、サイクリング中の小休止にもうってつけですね。


霞ヶ浦ふれあいランド
行方市観光物産館 こいこい


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館内で目に入ったご当地の「行方バーガー」ののぼり。
「なめ」「こい」「ぶた」「かも」の4種類があるようです。
ちなみに「なめ」とは「なまず」のことですが、これは方言なのかな?


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カウンターの上に並ぶメニューの数々。
「行方バーガー」の価格は「なめバーガー」のみ480円で、ほかの3種は380円です。
どれにするか少し考えて、ほかではめったにないであろう「なめバーガー」をテイクアウトすることにしました。
カウンター横の自販機で食券を買ってから注文するスタイルです。


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出来上がりを待つ間、店員さんに出していただいた暖かいお茶を飲みながら一休み。
これは壁に張られた「クインシーメロン」のソフトクリームのポスター。
こちらもおいしそうですね☆
それにしても「クインシー」の名前の由来が「クイーン」+「ヘルシー」とは(^^;


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さて「なめバーガー」を手にして「物産館」を後にします。
ここはエリア内にあるレストランの「玉水苑」
「川魚料理」「行方丼」などがあります。
「行方丼」は地元で取れた魚や野菜を使った丼ものらしいですが、これといった定型はないようですね。
せっかくなので入ってみたかったのですが、営業時間は11時からで少し早かったです。
それもあって「行方バーガー」をテイクアウトしたんですけどね(^^)


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「ふれあいランド」のテーマは「水と親しむ」ということで、このような3連水車もあります。
メインの「水の科学館」「玉のミュージアム」などの施設も楽しそうですが、こちらも次の機会に(^^;


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最後は「ふれあいランド」のシンボルタワー「虹の塔」をちょっと離れたところから。
高さ60mもあるので、天気のいい日は眺めが最高でしょうね!
この日は季節柄たくさんのこいのぼりが並んでいました。


ちなみに「霞ヶ浦大橋」を渡ったら右(南)に曲がらなければならないところを、勘違いして逆の左へと曲がってしまいました。
それまで向かい風だったのが急に追い風になったので変だな~?とは思ったのですが、すぐには気づかず。
橋からだいたい1.5kmほど走ったところで道沿いの標識に「右岸」と表示されているのが目に入りました。
あれ?下流に向かうのであれば「左岸」のはずなのに・・・・・。
ってことは間違えたー!?( ̄Д ̄;

原因は橋までのルートがおおむね南東方向だったのが、橋はその逆の北東方向に向いていることに気づかなかったため。
それまでのルートのイメージで「橋を渡ったら左」という思い込みがあったようですね(^^;
追い風の恩恵を受けて進んだところを戻るということは向かい風で走るということ。
風はそれほど強くはないんですが、やはり精神的ダメージはありました。
ちゃんと地図を見てないとダメですね~(苦笑)


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、霞ヶ浦沿いを海側に向かってさらに進みます。
by sampo_katze | 2012-05-24 20:10 | with Brompton | Comments(0)


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