色鮮やかな鳥たち
真夏の掛川花鳥園 in 2012編・第3回


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「極彩色の鳥」


「ハヤブサ」「フクロウ」が出迎えてくれる「わくわくイベント会場」のとなりは「スイレンプール」
園内最大のエリアとなっているここはその名前のとおり熱帯性の「スイレン」が浮かぶ巨大なプールが並び、
その周りではたくさんの鳥たちが出迎えてくれます。
ここから先は来園者の方が鳥たちにごはんをあげることができる鳥たちのふれあいの場。
人懐っこい「コガネメキシコインコ」たちが手や肩に飛び乗ってきますよ。
小さいお子さんは鳥たちのあまりにも積極的な(?)アプローチにとまどったり、怖がったりしてしまうかもしれませんが(^^;


表紙の写真は、ここで一番鮮やかな「キンケイ」のオスです。
赤地に金色に見える輝くような黄色がとても目立ちますね。
この鳥は「キジ」の仲間で、メスは対照的にとても地味な色をしています。

「キンケイ
 オスが大変派手な色合いをしたキジの仲間です。
 頭頂部から首周辺にかけて金色の羽根が生えていることから、「金鶏」という名がつきました。
 一方でメスの仲間は茶色で大変地味な色をしていますが、これはキジの仲間全般の特徴です。
 4~7月、9~11月が繁殖期で、羽根も一番美しい時期です。
 胸の辺りの飾り羽を広げてメスに見せ、美しさをアピールしてプロポーズをします。
 当園ではオスの羽数に対しメスが少ないので、1羽のメスに数羽のオスがアプローチしている姿がよく見られます。
 必死なオスたちの様子がおもしろいので、少しはなれたところから観察してみてください。」



掛川花鳥園公式サイト

※これまでの「花鳥園」訪問記は、画面右の「カテゴリ」にある「花鳥園」からご覧いただけます。


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特徴的な横顔をアップ。
頭は金髪のオールバック風、そこから肩にかけては黄色と黒のしま模様の入った飾り羽があります。
のど元からお腹にかけては赤く、背中は真ん中は黄色ですがサイドは黒っぽい色で引き締めている感じ。

メスを見つけると、オスは肩の黄色と黒の飾り羽を見せて猛アピールします。
もともとここではメスのほうが少ないため、1羽のメスに2~3羽のオスが同時に追いかけ回すことも。
その熱すぎるアピールのためか基本的にオスは「スイレンプール」に、メスは奥の「エボシドリとヘラサギの広場」
分けられることもあるようです(^^;


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金網にとまってこちらを威嚇するような「ドヤ顔」を見せているのは「オオハナインコ」のメス。
横にある金属の柱にくくりつけた竹をかじっていました。
その大きなくちばしは竹の柱などものともしないようですね。

ちなみにオスも同じエリアにいるんですが、今回はうまく撮れなかったので写真はなし。
でも説明文にもあるとおり色がまったく違う、というかまるで正反対な色(やや明るい緑系)をしているので
まるで別種類の鳥のように見えるんですよ。

「オオハナインコ
 大きなくちばしが大きな鼻のように見えることからこの種名になりましたが、現在では漢字で大花インコと書きます。
 またオスとメスではまったく体の色が違います。
 オスは緑地に赤や黄色が入り、メスは赤と紫の2色なので、判別が容易です。
 この色の違いから昔は別の種類であると考えられていて、オスはオオハナインコ、メスはオオムラサキインコと
 呼ばれていたこともあったそうです。
 当園では繁殖にも成功し、今までに多くのヒナが産まれてきました。
 すばるくんもその1羽です。」



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こちらは小型の鳥で「ツキノワテリムク」
名前のとおり「ムクドリ」の仲間です。

ちなみに「ムクドリ」というと、夕方に群れを成してやかましい鳴き声を発する嫌われものというイメージがありますが(^^;
でも朝や昼間でも「スズメ」並みにその姿を見かけることがあり、意外にも鳴き声を聞くことはありません。
ねぐらに集まると、その場所を争ってやかましく鳴くのでしょうかね?

「ツキノワテリムク
 昆虫を主食とするムクドリ科の仲間です。
 体長20cm、体重95g。
 頭部は黒く、背中から尾羽にかけて光沢のある青色をしています。
 胸部に月の輪のような三日月形の模様がある事から「ツキノワ」という名前がつきました。
 臆病ですが、気長にじっと待っていると近づいて来て、ごはんを食べます。
 トコトコと歩く姿がとても可愛いです。
 また、枯れ草や抜けた羽根をくわえてどこかへ運ぶ姿がよく見られます。
 すぐ近くに巣があり、巣材を探しているときなので、よく観察してみてください。」



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正面よりから。
胸の青とオレンジの間に細いですが、名前の由来となった白い「月の輪」状のラインが見えます。


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しばらく見ていたらお休みモードに。
でも、すぐに止まり木に別の鳥が飛んできて目を覚ましてしまいました。
「もう少しゆっくり寝かせてくれよ~」、という不満顔に。
この子にとってもいい迷惑だったでしょう。
でも、わたしも「もう少しゆっくり撮らせてくれよ~」と言いたく・・・・・(苦笑)


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「ツキノワテリムク」はマイホームを作るのが好き(らしい?)。
巣材となりそうなものを見つけては、せっせと予定地(?)へと運ぶ姿がよく見られるんだとか。
このときは「インドクジャク」の羽根を拾っていました。
ただ体の3倍はありそうな大物だけに、拾い上げるのも一苦労。
悪戦苦闘の末にようやく持ち運べるような体勢が整い、このあと上の金網へと運んでいきました。


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もう1種の「キンムネオナガテリムク」
その名の通り、体の2倍以上ある長い尾羽が特徴です。

「キンムネオナガテリムク
 昆虫を主食とするムクドリ科の仲間です。
 体長35cm、体重90g。
 漢字で書くと「金胸尾長照椋」となりますが、黄色い目立つ胸と長い尾羽、
 そして光の具合から体色が濃い青から照りのある青色へと変化することが由来となっています。
 臆病ですが、お腹がすくと手に乗ってきて、ごはんを食べます。
 天気の良い日は、スイレンプールの水草の上で集団になり水浴びをする事があります。
 水に濡れてキラキラと輝く羽根はとても美しいので、よく観察してみてくださいね。」



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正面から見るとこんな感じ。
胸の部分の黄色が鮮やかでとても目立ちます。


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最後は「スイレンプール」でもっとも大所帯の「コガネメキシコインコ」
オレンジ、黄色、そして緑とまるで虹のように様々な色をまとった美しい鳥です。
それとは裏腹に、実は鳴き声はかなりやかましいんです(^^;
とても人懐っこく、ごはんの入ったカップを持っているとすぐに腕や肩に乗ってきますよ。
初めは急に飛び乗ってこられることにビックリするかもしれませんが、食べられたりするわけじゃないのでご安心を(笑)

枝に止まっている個体を観察していると、ときにこんな風に2羽が寄り添っているところも見られたりします。
仲がいいですね~☆


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でもしばらく見ていたら、翼で顔を隠しちゃいました。
「撮っちゃダメッ!」
こ、これは失礼しました~(^^;


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


次回は、水辺の鳥たちです。
by sampo_katze | 2012-08-22 21:25 | 花鳥園 | Comments(0)


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